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女の子への質問コーナー(野球部マネージャー穂乃香、男子の急所について)

2017.05.13
 ブログ小説の中では、あまり詳しく語る機会のないキャラにも、キンタマについて、話してもらいます。普段、男子の目線とかを気にして、本音を言えない女子にも心置きなく、語ってもらった方が楽しいと思いますし。



(1)男の子にはおちんちんだけでなく、金玉も付いていることを知ったのはいつ?
 小学生の頃までは、時々、お父さんと一緒にお風呂に入っていたので、物心付いた頃には、男の人にはおちんちんと金玉が付いていることを知っていました。

(2)おちんちんが立つことを知ったのはいつ?
小学5年生頃に男子が「チンコが立っている」などと盛り上がっているのを見て、知りました。お父さんも勃起していたはずですが、日常生活の中ではわからなかったです。

(3)金玉が男の子の急所だと知ったのはいつ?
小学3年生頃、クラスのガキ大将格の男子がドッチボールで、ボールが股に直撃すると言うトラブルがありました。その時、普段は威張っている男子があっけなく、股間を押さえて、苦しみ出して、男の子の急所だと実感しました。

(4)男の子になりたいと思ったことはある?
あります。男子の方が着替えとか楽そうだし、お化粧も気にしなくていいから得だと思います。

(5)女の子で良かったと思ったことはある?
・私の住んでいる地域では、中学生頃まで男子の間でズボンの脱がせ合いが流行っていました。中にはパンツまでまとめて下ろす子もいて、おちんちんを露出させられる男子も時々見ました。もし、私が男の子だったら、耐えられないと思いました。

・中学生になった頃からプールなどで男子の間で股間の触り合いが流行っていました。勃起をチェックしているようでしたが、男子だけではなく、活発な女子も触り合いに参加していました。勃起していたら、「エッチ!変態!」などと言われ、スクワット100回の罰ゲームです。
 いたずら好きな女子の中には、事前に何回か股間にボディータッチして強制勃起させてから、ゲームに参加する子もいて、女子の独壇場でしたね。その時、可愛い男子もスクワットをさせられていましたから、身体の大小に関係なく、男子は勃起するとわかりました。 負けず嫌いな男子の中には、勃起を我慢しようとする子もいましたが、どの子も3分以内にフル勃起していました。男子は対戦相手の女子の股間に愛撫をして濡らさせようとしていたみたいですが、3分でその状態に持って行くのは不可能に近いですね。また、男子は、女子は感じるとあえぎ声を出すと思っていたみたいですが、よほど性感が高まっていないと、そんなことにならないですし、女子が我慢すると言う意思を持っている限りは股間が濡れ濡れになっても、声は出しません。

・小学6年生の頃、クラスのレクでサッカーをしました。まだ小学生ですから男女混合チームで、どちらも本気です。また、小学校高学年の時期は身長も女子の方がいくらか高いのですが、トップクラスの子を比べると、男子の方が運動神経で上回っていることが多く、サッカーでも活発な女子を相手に競り勝っている子がいました。
 しかし、そんな男子も股間を蹴られると、すぐにうずくまっていましたね。女子の方はわざとではないと思いますが、試合中に金蹴りを受けてリタイアする男子が散見されました。
 もちろん、女子も股間に相手の蹴りやボールが命中することはありますが、大して痛くありません。金玉を蹴った活発な女子も何度か股にキックを受けながらも、普通に試合を続けていました。
 一方、股間にボールや蹴りが命中して悶絶した男子はグラウンドの隅で体育座りをして休むか、保健室ですね。中には、半日位、ベットで横になっている子もいて、その姿を見るのは結構快感でしたね。『やっぱり、男の子なんだ』と思いつつ、ベットで、男の痛みに必死で耐えている男子の顔は可愛いです。
 中学生になった後も金的悶絶している男子は時々見掛けますが、小学生の男の子も、大きくなった男子も、金玉を蹴られた時の顔はみんな同じですね。トレーニングでも鍛えようがないって言いますし、本当に不思議なタマタマです。
 でも、女の子としては、ぜひ1度金玉の痛みを体験してみたいです。

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出生前診断(その9)

2017.04.24
 女子よりも大幅に優れた身体能力を持つ敏広がキンタマの痛みに苦戦している姿を茜は楽しそうに眺めている。将来、スポーツ選手になれるようにと言う両親の願いを受けて、敏広は、厳選された男性系遺伝子を使用し、筋肉質な身体になっている。しかし、キンタマは内臓の一種であるなため、遺伝子操作を持ってしても強化することはできない。もし、キンタマを体内に収容すると、生殖機能に影響が出る。それを解消するためには精子自体を熱に強くする必要があるが、それをすると、人体構造の根幹を変えないといけなくなるため、今のところ、実行に移す者はいない。

 一方、長い間、茜は男子と競争しても力負けすることが多かったが、男子の弱点を研究し、次第に勝てるようになった。それは急所攻撃をしたり、男子の性欲をコントロールしたりすることだった。

 しかも、出生前診断を利用するような親は、男子の性器のサイズも大きめに、そして、生殖能力も強いように指定するケースが大半である。敏広の両親もご多分に漏れず、そのように指定した。

 将来、年を取っても生殖能力が落ちない点はいいかも知れないが、10代・20代までを見ると良いことばかりではない。ささいなことで勃起してしまったり、女子におちんちんを押さえられた場合、性欲も女子に管理されてしまう。

「敏広君も茜ちゃんもよく頑張りましたね。次は全力で握ります」

 麻里愛はそう言うと、全力で2人の股間を握った。全力と言っても、麻里愛の握力は20キロちょっと位である。実際、茜は何の変化もしなかった。

 一方、敏広は激痛に襲われる。出生前診断で、筋骨隆々とした身体になったものの、キンタマは急所のままだった。水泳教室の他に、敏広は柔道教室にも小さい頃から通っている。毎週、投げ飛ばされたり、技を掛けられたり、とても痛い思いをしてきたが、それを遙かに上回る激痛が全身を駆ける。

「先生、タンマ!」

「敏広君、どうしたの?」

「あの・・・、先生の指がツボに入って痛いから、もう少し他のところを握って下さい・・・」

「手の平で包み込むように握っているから圧力は掛かるけど、ツボ押しにはなっていないわよ?」

「そうですが・・・」

「男子ってば弱いわね。素直に負けを認めたら?キンタマが付いている限り、男は女に勝てませんって。(笑)」

「きちんと正しい握り方さえしてくれれば、まだやれるんだよ!」

「正しい握り方って、何よ?正しく男子のキンタマを潰す方法とか?(笑)」

 茜が茶化しながら、敏広に話し掛ける。敏広はその場から逃げ出したい気持ちだったが、麻里愛にキンタマを握られているため、それも叶わない。

 そうこうしているうちに、第二の危機がやってきた。

「何やっているの?楽しそう。私も混ぜて♪」

 新たに更衣室へ入って来たアリスが参加を求めた。アリスは、敏広たちよりも1つ年上の小学6年生である。すでにDカップであり、体型は大人の女性と大差がない。

 水泳教室の習慣で、更衣室に入るなり、アリスも水着を脱ぐ。そして、全裸になって、敏広と対峙する。

 大きなバストと可愛らしい顔立ちだが、彼女も平均的な男子以上の身体能力を持っている。

 出生前診断が本格的に普及する前は、男子は身体能力が高く、女子は可愛いと、それぞれメリットがあったが、今は女子が可愛く、身体能力も男子の平均以上と言うタイプの子を誕生させることが可能である。子どもを世界トップレベルのスポーツ選手にしたいと言う親以外は、性別で女子を選んでおかしくないはずだが、実際は男子を選ぶ親の方が多い。

 また、男子とは違い、女子は射精できずにムラムラすることもないため、スポーツに専念することができる。

 一方、出生前診断で男子を選んだ場合、女子よりもさらに身体能力が高い子を誕生させることは可能である。しかし、キンタマという決定的な急所が付いている。また、身体能力が高める際に男性ホルモンを活性化させるため、性衝動も強くなる。今、敏広が女子相手の勝負に苦戦している第二の理由がここにある。

 出生前診断が本格的に普及する前、スポーツ少年が性欲に困惑するのは中学生以降のケースが大半だったが、今では小学校高学年で発生するケースが多い。

 朝立ちも夢精も男子の意思などお構いなく起きる現象だし、それを防ぐ手段もほとんどない。50歳をすぎても生殖機能を維持することに力点が置かれているため、10代のうちは生殖機能が過大になりがちである。

 快感も痛みも女子のコントロール下で、屈辱的な勝負を続けないといけない敏広は男に生まれてきたことを後悔し始めた。

 Dカップのアリスを目の前にして、敏広のあそこは思わず、反応してしまう。

『やばい・・・』

 敏広は勃起しないように精神を統一させるが、おちんちんは固くなる一方だった。

 最後の手段として、敏広は目を閉じ、黙想を始める。空手の合宿で行った黙想である。合宿で、敏広は朝立ちしたままで、起床直後の黙想に参加した。5分も黙想するうちに、おちんちんは自然とだらりとした状態に戻っていた。

 しかし、アリスはそのまま見逃すつもりはなかった。敏広のおちんちんを握り、優しく揉み始めたのである。

「あ、あ・・・」

 思わず、敏広はあえぎ声を出す。目は閉じているものの、スキンシップで女の子の感触を伝えられる。しかも、男の子の大切な性感帯を掌握されているわけで、女性経験が全くない小学生の男の子が耐えられるわけがない。

 しかも、今、キンタマは麻里愛、おちんちんはアリスに、それぞれ押さえられる形になっている。男子の生殖器は女子に分割統治されているのである。

「敏広ってば、もうガチガチなのね。(笑)」

「アリスこそ、チンコを触ってきて、変態だろ!」

「私はエッチなことなんて考えていないし、変態でもないわよ。私の股間を握って確認しても良いわよ?」

 アリスは敏広が触りやすいように股間を近づける。プール上がりで、全体的に濡れているため、エッチなことを考えて濡れたのか、どうかわからない。また、女子もエッチなことを考えると、性器が膨張するが、男子に比べれば些細な変化だし、小学生の男子が判別することは不可能に近い。

 敏広はアリスの股間を触りまくり、突起がないか確認したが、わずかに性器が露出しているだけで、確認のしようがない。今、麻里愛からキンタマを握られて苦戦している己の身体とは全く構造が異なるのである。

「ほら、やっぱり、エッチなことを考えているのは敏広だけじゃないの」

「これはちげーんだよ!」

「そんなに固くして何が違うのよ?」

「男の子は外部から刺激を受けると、自分の意思とは関係なく、勃起してしまうのよ。お母さんのお腹の中にいる赤ちゃんでも、内部で、おちんちんがお母さんのお腹と触れて勃起することもあるわ。将来、赤ちゃんを作る訓練になるの」

 反射的勃起に困惑する敏広に代わって、麻里愛が答えた。

「でも、先生、敏広は絶対に私や茜の裸を見て興奮していたんだと思います」

 実際、最近の敏広は更衣室で女子の裸を凝視することが多々ある。また、時折、性に目覚めたばかりのおちんちんがムラムラすることもある。成長途中の男の子にとって、同い年の女の子の身体は、興味津々なのである。

「そんなことないわよ。敏広君はまだ声変わりも精通もしていないのだし、そこまでひどい性衝動に駆られることはないわ」

 水泳は、第二次性徴との関わりが深いため、保護者から、児童の身体について、色々と情報を集めている。生理痛・声変わり・発毛・胸部の膨張・精通などの情報が水泳教室に寄せられる。

「敏広君と茜ちゃん、また握り合いを再開するわね」

 20キロの握力が、敏広と茜の股間に掛かる。

「ぐ、ぐぐう・・・」

 敏広はうめき声を挙げながら、キンタマの痛みに耐える。筋肉がこわばり、猫背で、内股の姿勢になる。

「敏広ってば、だらしがないの。小さなタマタマの痛みくらい、我慢しなさいよ」

「うっせーよ!」

 そんなやり取りをしている間も、アリスは攻撃対象になっていないおちんちんの方を指先でつついたりして刺激する。

 そのため、敏広は勃起したままだった。敏広は知る由もなかったが、勃起していると、金玉袋の防御力はさらに弱くなる。キンタマの守りよりも、本能的に快感を優先してしまうためだが、女の子との急所の責め合い耐久レースでは不利にしかならない。

 敏広は女子を馬鹿にして、股間の握り合いを申し出たことに後悔した。



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お知らせ(2017年4月24日)

2017.04.24
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今回、出生前診断シリーズを更新します。
小学生の男の子でも、同い年の女の子がDカップ以上だと、うれしいのでしょうか。
小さい頃、『おちんちんやキンタマが付いていなくて、寂しい』と感じていた女の子も、胸が膨らみ始めると、おちんちんやキンタマがないコンプレックスがなくなります。逆に、テレビなどで、野球選手が股間にボールを受けて、うずくまっているシーンなどを見ると、女の子で良かったと思うようになります。(もちろん、それでも、男の子になりたい!と言っている女の子もいますが)

朝立ちしている男子って、格好良いと思います。
戦国時代、水軍の兵士が朝駆けの鐘と同時に飛び起きて、朝立ちしたまま、ふんどし姿で、海に飛び込むとか、想像するだけで、格好いいですよね。
海の飛び込んだ後、敵側の女子から急所攻撃を受けて、負けそうですけど。(笑)

お知らせ(2017年4月11日)

2017.04.11
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水泳教室での男子と女子のバトルについては
3分の2くらい書き終わっています。
今まで、出生前診断で女子がどんな風に変わったのかについて、あまり書いていなかったので、書こうと思っています。
男子も生殖機能が50過ぎになっても維持できるのはいいですが、10代・20代のうちは勃起しまくりで大変そうですね。

出生前診断(その8)

2017.03.11
 出生前診断の際、子どもを野球選手にしたい親は男子、新体操選手にしたい親は女子を選ぶ傾向があるが、水泳の場合は半々程度である。

 タイム勝負ならば男子を選ぶが、女子の競泳にも良いところはある。

 小学生の頃、敏広(としひろ)は茜(あかね)と同じ水泳教室に通っていた。そこは小学生のうちは、男女とも同じ練習メニューで、更衣室も同じだった。小学生だと男女問わず、更衣室で悪さをする生徒も多く、先生が気軽に入れる雰囲気にしておきたいと言うのが主な理由だった。

 小学生くらいまでは更衣室でもタオルで隠すことなく、全裸で着替える子も多い。特に男子はおちんちんを自慢したいらしく、女子の前でも堂々と着替える。一方、女子の方も自身の身体に自信を持っており、隠すことなく着替える。

「こうすると、チンコが大きくなるんだ」

 敏広はおちんちんを揉んで、大きくして見せた。子どもながらも、おちんちんは大きい方が格好良いと言う考えがあるようで、周りの男子たちも興味津々だった。

「男子ってバカね」

「おちんちんをいじって変態さんよね」

 茜は由紀に話し掛ける。おちんちんと言う自分には付いていない部分に興味はあるが、無駄な性器のように思える。

「おまえたち、チンコ付いていないのに生意気だぞ!」

「おちんちんなんて、ブラブラしているだけで邪魔じゃないの?私の股間を見なさいよ。すっきりしているでしょう?男子とは違うのよ」

 お互いに全裸で、敏広と茜は対峙する。敏広は女よりも男の方が強くて、女は泣き虫だと思っている。一方、茜は男子なんておちんちんを立てて遊んでいるバカばかりだと思っている。

 小学5年生にもなると、性教育などで、男子はエッチなことを考えると勃起するなど様々な知識を得ることになる。細かく言うと、エッチなことを考えている時以外にも、寝ている時や何の間ぶれもなく、固くなってしまうこともある。

 性教育の時は、「おちんちんは自然に勃起してしまうこともあるので、勃起をからかうのはやめましょう」・「キンタマは赤ちゃんを作るために大切な場所です。蹴られたりするとどこよりも痛く感じるようになっている男の子の急所なので、絶対に喧嘩やいたずらで狙ってはいけません」などと学校の先生に教わったが、実際はそうもいかない。勃起を誇らしく思うような男尊女卑タイプの男子は打ちのめす必要がある。

「敏広君も茜ちゃんも早く着替えなさいね」

 敏広や茜たちに水泳を教えている麻里愛(まりあ)が更衣室へ入ってきた。麻里愛はスイミングスクールでインストラクターのアルバイトをしている20代の女性である。

「先生、男子と女子はどちらの方が強いんですか?」

 敏広が麻里愛に尋ねる。

「男の子も女の子も同じよ?」

「だって、野球選手もプロレスラーも1番強いのは、みんな男じゃないですか」

「う~ん、たしかに記録は男の人の方が良いけど、実際に戦ってみたら、違うかもよ?」

「どうして?」

「だって、男の人って、キンタマが付いていて、大人になった男の人でも蹴られると、とても痛いのよ?」

「先生は女なんだから、どんな風に痛いのかなんて、わからないでしょう!?」

「先生の言う通りよ。私、パパとK1の試合を観に行った時、股間を蹴られた世界チャンピオンが一瞬でうずくまって、リングを転げ回っているところを見たことがあるもん!」

 茜が父親と一緒にK1観戦に行った時のことを楽しそうに話す。

「はあ!?それは対戦相手も強かったからだろ!女だって、股間を蹴られたら、痛いんだよ!」

「どうしても勝負したいなら、先生が審判になってもいいわよ?私が、同じ強さで、敏広君と茜ちゃんの股間を握ります。最初は半分位の力、次が7割、最後が全力で握って、最初にギブアップした方が負けでいいかしら?」

「望むところだ!」

「先生、お願いします」

 麻里愛は、左手で敏広の股間を、右手で茜の股間を握る。茜は握られる突起部分がないため、大して違和感はないが、敏広はまだ力を入れられていないにも関わらず、思わず、内股気味になった。男としての本能が危険を察知しているらしい。

 しかし、男子にとって、不利な状況は続いた。キンタマを握られただけなのに、なぜか、敏広の長い方がオスの反応を始めたのである。

 小学校4年生になった頃から、時々、敏広は朝立ちを経験するようになった。同時に、おちんちんをいじる行為も覚えた。まだ射精には至らないものの、他の部位とは違う快感を味わえた。まだ声変わりもしていない男子にも朝立ちは訪れる。精通前の準備体操のような現象である。この頃から男子は性に目覚め始める。

「平常心、平常心・・・」

 おちんちんに血液が集まり始めてしまった敏広は勃起を抑えようと神経を集中させる。しかし、女性に性器を触られており、男子は反射的に勃起してしまう。3分も経たずに、敏広のおちんちんは大きく立ち上がってしまった。

「きゃー!敏広ってば、なに立てているの!変態!」

「これはちげーよ!」

「先生相手にエッチなことを考えていたんでしょう!エロ男子!」

「エッチなことなんて、考えてねーよ!」

「男の子は何でもない時に自然に勃起してしまうこともあるわね。茜ちゃんも、敏広君にエッチなことをされたわけではないでしょう?女の子だって、何でもない時に、顔が赤くなってしまうのと同じですから、からかうのはやめましょうね」

「は~い・・・」

 茜は少し不満だったが、麻里愛に諭されて、勃起をからかうのはやめた。

「それでは、まず半分くらいの力で軽く握ります。痛くなったら、すぐに言って下さいね?」

 男女で股間の耐久レースが始まった。

「ちょ、ちょい待って!」

 開始10秒も経たずに、敏広が待ったを掛けた。

「敏広君、どうしたの?」

「先生の指が食い込んで痛いから、指の腹か手の平で握るようにして・・・」

 予想を上回る痛みに、敏広が思わず、リクエストを出した。

「男子ってば、本当に弱いわね」

「仕方がないわよ。男の急所だし。(笑)」

「キンタマ、ファイト!女の子なんかに負けるな!(笑)」

 茜と由紀に馬鹿にされて、敏広は悔しかったが、このままだとリタイアになるから、屈辱に耐えるしかない。

「わかったわ。これでどうかしら?」

 麻里愛は握り方を変えて、敏広に確認を求め、敏広も「これなら大丈夫・・・」と答えた。

「それではまた再開するわね」

 麻里愛はキンタマ握りを再開する。同じく股間を握られている茜は何でもないが、敏広は顔を歪めて、キンタマから来る重苦しい痛みに耐えている。麻里愛の手の中で、敏広のキンタマは圧迫され、行き場を失う。

「うぐっ・・・」

 敏広は低いうめき声を挙げる。幼稚園の頃から様々なスポーツの習い事をしていて、小学生とは思えないほど、がっちりとした身体付きになったが、キンタマだけは鍛えられなかったらしい。

 敏広には2人の姉がいる。3番目は男の子が欲しいと言う両親の希望で、男の子の遺伝子が選ばれた。また、将来、スポーツ選手にしたいと言う希望もあって、健康で発育の良い筋肉質な身体になっている。しかし、精子を作る部位であるキンタマだけは、構造上の理由から強くできなかった。その弱点を突かれて、敏広は困惑している。

「は~い、半分くらいの力に3分耐えられましたから、次は7割位の力でやります」

 いったん、麻里愛がキンタマから手を離すと、敏広はその場にしゃがみ込んだ。女の子には全く理解できないことだが、直接攻撃がなくても、キンタマの痛みはしばらく続くらしい。

「それでは、7割位の力で握ります」

 麻里愛の宣言と共に、敏広と茜の股間に圧力が掛かる。茜は余裕綽々だが、敏広は歯を食いしばり、男の痛みに耐えている。少しでも気を抜くと、心が折れそうな痛みである。麻里愛はツメなどがキンタマが当たらないように細心の注意を払っているが、敏広は苦戦していた。

「しっかりと踏ん張っていないとキンタマ潰れちゃうわよ?」

 茜が意地悪っぽく話し掛ける。

「キンタマが潰れたら、明日から敏広も女の子ね。スクール水着を着るの?」

「これ位、何でもねーよ!お前こそ、どうせ痛がってリタイアするんだから、さっさと降参しろよ!」

「私は女の子だもん。敏広みたいに弱くてきたないキンタマなんて付いていないのよ?」

 敏広が向かい合っている茜の足と足の間を見つめる。おちんちんもキンタマも付いておらず、すっきりとした股間だった。神様は、男と女を完全に作り分けたのである。

 おちんちんとキンタマの膨らみがない代わりに、女子には胸の膨らみがある。胸もボールが当たったり、パンチされたりすると痛いが、男子のキンタマほどの急所ではない。護身術で狙うには最適な急所で、簡単に男子を支配できる。

 股間を握られても、微笑む茜の顔とすっきりとした股間を見て、敏広はほとんど勝てる気がしなくなった。しかし、勝負は進んでいく。


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お知らせ(2017年3月11日)

2017.03.11
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今回、「出生前診断」シリーズを更新します。
将来、スポーツ選手になるために、高い身体能力が身につくような遺伝子を選択した男子と女子が股間の握り合いで勝負したら、どちらが勝つのでしょうか。小学生のうちは、それほど男女の差が出ないので、キンタマがぶら下がっている男子が圧倒的に不利になりそうです。でも、男の子だったら、キンタマも鍛えて欲しいです。

ペガサス座の箱庭(第56話)

2017.02.27
 女の子にも限界はある。男の子と比べると、筋肉が付きにくく、身体能力も低い。また、生理痛も邪魔である。一方、男子にも朝立ちや夢精など生理はある。しかし、女子に比べれば痛みはないし、逆に快感まである。

「聡宏君にはこれが似合っていると思うけど?」

 麻衣は競泳タイプの水着を聡宏に勧める。

「やっぱり、金玉の逃げ場所とか、勃起した時に備えて生地に余裕があった方がいい?」

「そうだね。競泳は嫌だね」

 同い年の女の子から勃起や金玉の心配をされて、聡宏は少し恥ずかしい気持ちになる。

 麻衣と一緒にプールへ行く男子の第1の心配が勃起なのである。不思議なことに麻衣の近くにいると、たいていの男子は海パンの中の物が固くなってしまう。それは前の日に抜いていても同じである。

 男子にとって、好きな女の子の前で、パンツにテントを張ってしまうのは相当な恥らしい。そのような事態にならないように、男子は自慰・瞑想・チンポジ調整など様々な努力をするが、徒労に終わることが多い。

 麻衣の水着・服選びが終わると、2人はカラオケへ行った。金蹴りやキンタマ潰しなどが趣味と言う麻衣の数少ないまともな趣味がカラオケである。

 しかし、実際のところ、麻衣はカラオケと言うよりも、個室での食事やおしゃべりを楽しみにしている感じである。

「私、声だけは前世とあまり変わっていないの」

 前世では小学6年生の時に殺されていると言うので、まだ声変わりもしていなかったのだろうが、それにしても、麻衣は女の子の中でも高音の分類である。高校生になった聡宏は前世の話などろくに信じていないが、小学生の男の子でアニメ声を自在に操るって、かなりのレベルだと思った。

 部屋に入るなり、麻衣は聡宏に軽く抱きつき、キスをする。聡宏に対しては急所攻撃をしないので、ここでの麻衣は完全に可愛らしい女の子の振る舞いとなっている。

 しかし、可憐な少女モードの麻衣は長続きしない。聡宏の急所は責めないが、スマホで最近の急所攻撃の成果を発表するのである。

「これが先週、マコタンを強制射精後に金玉握り潰しをした時の写真♪」

 イケメンの笠原が息も絶え絶えに、両手で股間を押さえて、うずくまっている姿が撮影されている。麻衣の幼なじみと言う立場がなければ、聡宏も同じ目に遭っているのである。そもそも、麻衣と付き合えるか、どうかも謎ではあるが。

「笠原君もこれで文句言わないの?」

「やめろ!とか叫んでいたけど、無視して、キンタマ握りを続けちゃった。本当は嫌なのかもね」

「笠原君って、麻衣の他に好きな女子はいないの?」

「前は付き合っていた子がいるけど、今はいないみたい」

 笠原ほどのイケメンだったら、彼女の1人や2人すぐに作れるだろうが、麻衣との関係が魅力的らしく、数々の金的攻撃にも関わらず、離れていかない。

「もっと、日本も堂々と金蹴りやキンタマ握りをできる社会になればいいのにね」

「そんなに金的攻撃ばかりしていたら、子どもが作れなくなった男子が増えてヤバイよ?」

「ヤバくないわよ。キンタマって、痛みを感じやすいだけで、実際は潰れないし」

「潰れなくても男子は困るよ」

「毎日金蹴りされていれば、そのうち、キンタマの痛みへの対処能力も高くなってきて、お得じゃないの?」

 麻衣はどうと言うことなく、言いのけるが、男子にとっては金玉が縮まる言葉である。どんなスポーツマンでも金玉を鍛えられた選手はいないし、世界チャンピオンのプロレスラーでさえ、女子レスラーから金蹴りされたら、床に沈む。(女子レスラーどころか、女子高校生の金蹴りでも耐えるのは難しいかも知れない)

 生殖機能の維持のために作られた仕組みだが、男子には過酷なシステムである。子どもを産む自由、産まない自由が保障されている現代社会でも、男子は金的の恐怖から逃れることはできない。故意でなくても、ドッジボールでボールが急所に直撃したり、女の子と抱きついた時に金玉が圧迫されたり、金玉に衝撃が走るケースは枚挙に暇がない。

「ちょっと握らせて?」

「うん・・・」

 池田や弘夏の股間は勝手に触る麻衣だが、聡宏にはきちんと断ってから触る。しかも、攻撃の意図はなく、純粋に包み込むするだけである。

「こうやって、キンタマを包み込むと、その時点で無抵抗になる男子が多いから楽しいわ。こないだ、池田君のキンタマを握った時はキンタマを握ったまま部屋を歩き回ったの。そうしたら、めちゃ苦しんでいたし、やっぱり、痛いのねと思っちゃった♪」

「キンタマを握られたまま、引っ張られると痛いし、池田君もかなり屈辱的だったんじゃないの?」

「男子ってキンタマを引っ張られると散歩中のわんちゃんみたいに付いてきて可愛いかったわ。男子が女子の股間を握ってお散歩気分でも楽しいと思うから、聡宏君も私の股間を触って良いわよ?」

 聡宏は麻衣の股間に手を伸ばす。ホットパンツなので身体のラインが出やすくなっているが、すっきりとしていて握る場所がない。仕方がないので、足と足の間を握るが、取っかかりがないので、掴みづらい。

「女子相手だと、握る場所がないから麻衣がやったみたいに散歩気分ではできないよ。それに強く握っていないと、すぐに手が離れて握りづらいし・・・」

「普通に股間を握ったまま歩けばいいじゃないの?あと、金的攻撃や強制射精を受けた男子は擬似的に去勢されるから、女の子が有利になる展開が多いのだと思うわ」

 金的攻撃を受けると、しばらくの間、大半の男子は性行為が不可能になる。勃起も瞬時に収まり、両手で股間を押さえてうずくまるしかない。まさに、男子の停止スイッチである。また、強制射精させられた男子も性的興奮が収まり、なぜか女子に自慰を見られたと言う錯覚に陥るようで、男尊女卑タイプの子でもおとなしくなる。

「もう少し左かな?」

 ついでに、麻衣は聡宏に実践的なテクニックも教える。

「聡宏君も彼女ができた時に金蹴りされてうずくまってばかりだと格好悪いから、今のうちに鍛えておいた方がいいと思うの」

 聡宏が実践を拒絶しているため、今は力を入れないで、股間の触り合いをしている。女の子の攻撃パターンとそれに対する防御方法、そして、女子の性感帯について、麻衣は力説する。

 どれも麻衣がいなければ、入手困難な情報である。

「金蹴りしない子を選ぶからいいよ・・・」

「どんなタイプの子を選ぶかは聡宏君の自由だけど、好きだった子が男子のキンタマを痛めつけるのが趣味だった時に備えて練習だけはしておけば?」

「たしかに可愛い子が金玉責め大好きのS女だったら嫌だなぁ」

 可愛い女の子だからと言って、金玉を蹴らないとは限らない。スポーツが苦手な女の子でも金蹴り好きな子はいるし、日々、空手道場で金的蹴りの腕を磨いている子もいる。

「あと今日は弘夏ちゃんも呼んでいるのよ?」

「あの弘夏ちゃんね・・・」

 聡宏は麻衣から弘夏の話はよく聞いているし、女装時に金的悶絶している写真も見ている。たしかに可愛い子である。

 しかし、麻衣はそんな子まで金玉地獄に突き落とすのであった。


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お知らせ(2017年2月27日)

2017.02.27
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今回、「ペガサス座の箱庭」を更新します。
聡宏との場面は金的描写が少ないですが、笠原の回になったら、また色々と出て来ますので、それまでお待ち下さい。(その前に別の作品を書くと思いますが)

以前にも答えていますが、私は、たぶん男の子ですよ?

高校の水泳部で、幼なじみの男女が再会する話は近いうちに書こうと思っています。
幼稚園・小学校の頃、スイミングスクールの同じ更衣室で着替えていた女の子が、女子の部の有力選手として出てくる話とか楽しそうですね。小学校の頃は喧嘩やふざけ合いでも割りと男の子が勝っていたのに、高校生になったら、男子の挑発方法や急所攻撃を覚えた女子が圧倒的に有利になると面白そうです。


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お知らせ(2017年2月18日)

2017.02.18
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「ペガサス座の箱庭」を書いていたのですが、金的描写が少なく、次に本格的な金的描写があるまで、だいぶ間が空きそうな気がします。(弘夏が金的悶絶したら、可愛そうですし、池田やマコタンとか体力のある男子が出てくるまで回想以外での金的攻撃はない予定です)

ツイッターでつぶやいた別の話ですが、ニュースなどで報道されていないだけで、不良少女に金蹴りされて、悶絶している警察官も大勢いると思います。深夜に街を徘徊している少女を補導しようとした警察官が金蹴りされたり、股間を握られたりして、悶絶する小説も楽しそうな気がします。そんな不良少女への対応訓練として、空手家の女性が男性警察官を指導するが、結局、悶絶するだけでキンタマは鍛えられないで、終わりそうです。
男性警察官だったら、キンタマも鍛えて欲しいです。

女子サッカー部と2つの軟球(その2)

2017.01.08
 男子野球部は、決断を迫られていた。女子マネージャーとの合同練習で、金的攻撃のいたずらを受けるケースが続出していた。このままでは、男子の威厳に関わるので、本格的な反攻作戦を考えていたのである。

 直道が提唱した急所攻撃には急所攻撃で仕返しも効果的な方法であるが、女子の腹部は男子の金的ほどの急所ではない。本気で責め合いをしたら、男子が断然不利になってしまう。

 そこで考え出されたのが、奇襲作戦だった。いつもは女子がいたずらを開始してから反撃に出るが、今回はこちらから先に動こうと言う案である。具体的には、女子更衣室に乱入して、女子マネージャーを倒すのである。着替え中だったら、女子は恥ずかしがって、まともに動けずに、男子が有利になると言う見解だった。

 最初、男子が女子更衣室に入る時点で大問題だと言う意見もあったが、合気道部やレスリング部では、男女が同じ更衣室を利用して着替えているし、大きな問題はないと言う結論に達した。なお、直道など数人の男子は、最後まで女子更衣室への乱入に反対したが、「女子を特別扱いし過ぎ」と言われ、採用されなかった。

 この学校の大きな特徴として、男女の壁が少ないことが挙げられる。柔道部・サッカー部に至っては、男女同じシャワールームを使っている。チームの団結力を高めるためと言う理由だが、高校生の男女が全裸で同じ場所にいるわけだから、興奮する子も多い。

 裸の付き合いを通じて、親睦が深まるし、異性の身体を正確に把握できる。同い年の女子の裸を見られて、女子は見られ損だと言われることもあるが、女子にもメリットはある。男子の急所をじっくりと観察できるのである。

 小学校からサッカーをやっている美穂(みほ)は、男の急所を熟知している。男女混合チームだった小学校時代は、股間に衝撃を受けてうずくまっている男子をよく介抱していたし、中学校に上がってからもクラスの男子を相手に金蹴りや金玉握りのいたずらをしてきた。

 今日の野球部のマネージャー当番は女子サッカー部なので、美穂たちは、いつものユニホームは着ずに、制服からブルマへと着替えていた。

「野球部の男子とうまくやれるかな?」

 穂乃香(ほのか)は美穂の友人で、美穂とは違い、男子の急所を積極的に攻撃したことはない。むしろ、急所に衝撃を受けてダウンしている男子を優しく介抱するタイプの女子である。

「そんなに心配することないわよ。男なんて、キンタマを蹴り飛ばせば、5分くらい立ち上がれないし、文句言ってきたら、金蹴りすれば、すぐに黙るわよ」

「そういう心配じゃないわよ?だって、男子って、タマタマが潰れたら、赤ちゃん作れなくなっちゃうんでしょう?」

「そうね。そうしたら、穂乃香が責任取って、龍三(りゅうぞう)と結婚してあげなさいよ?」

 龍三とは、野球部にいる穂乃香の幼なじみである。サッカー部の女子としては、控え目な性格の穂乃香が気軽に話せる数少ない男子である。

「はう!?金蹴り1回した位で、どうして結婚しないといけないのよ!?」

 思わぬ結論で、穂乃香は反論したが、女の子同士の他愛もない話は、すぐに途切れた。野球部の男子が女子更衣室へと乱入して来たのである。

「キャー!!!なんで女子更衣室へ入ってきているのよ!?」

「出て行きなさいよ!変態!」

「エッチ!痴漢!変態!」

 やはり、女子からは数々の抗議の声が挙げられたが、野球部の男子は怯む様子も見せない。

「うるさい!おまえたちが卑怯なことばかりするから、懲らしめに来たんだ」

 30人以上の男子が女子更衣室へ乱入すると言う光景は壮観である。皆、鍛え上げた筋骨隆々とした身体と厚い胸板がある。殴り込みを宣言し終えると、男子は女子に襲いかかった。

 しかし、ここで予想外のことが起きた。着替え中だったら、女子は恥ずかしがって、まともに動けないと思っていたが、堂々と反撃して来たのである。女子サッカー部の大半の女子は着替え中で、下はブルマ・上はブラだけ、完全に下着姿などの格好だったが、それを物ともせず、男子と殴り合いを演じたのである。

 しかも、いつも通り、急所攻撃を主体として男子を痛めつける。

 一方、男子は喧嘩に集中しようとうするが、どうしても胸や股間に目が行ってしまう。殴り合う度に胸がよく揺れるし、中途半端に着替え中だった女子の中には着かけていた体操服を脱いで戦う者まで出た。

 そんな女子の格好を見て、野球部の男子たちは思わず、反応してしまう。パンツの中の物が固くなるのを防ぐことはできなかった。必然的に、男子は全員ズボンの前にテントを張ってしまう。

「男子って、チンコ立てていて、本当に変態さんね」

「ちげーよ!」

「そんなに大きくしていて何が違うのよ」

 女子に勃起を見られて萎縮する男子も出た。

 しかし、下着姿の女子を見て、性欲を抑制できない男子も出た。龍三がその1人である。普段は自慰などで性欲を管理しているが、成長した女子の下着姿を見たのは初めてだった。女子の身体を触ろうと夢中になって攻めかかる。

 ちょうど、幼なじみの穂乃香がいたので、龍三は本能的にそちらへと向かう。こんな時、男子は理性を失って、フル勃起しているから、ますます急所攻撃の餌食になりやすくなる。穂乃香の胸に触ろうと接近戦に持ち込み、胸に触れようとした瞬間、龍三の股間に激痛が走った。

 穂乃香が膝金蹴りを決めたのである。女子の護身術としてよく使われる方法で、女子の胸に夢中になっている男子のキンタマを膝で蹴り上げるのである。

 もちろん、やれた男子には地獄の苦しみが待っている。

『神様、今のタンマ・・・!』

 心の中で、龍三は神様に願うが、その願いが届くことはない。性欲も金玉の痛みも神様が男子に与えた物である。生殖機能の活性化のために強力な性欲と金玉が男子に付けられているが、精液を量産している金玉自体は非常に脆い男子最大の急所である。

 小さな2つのタマに過ぎないでも、筋骨たくましい男子を一瞬で戦闘不能にする信号を出す。金玉から来る激痛が瞬時に龍三の戦意を奪う。龍三は素直に両手で股間を押さえると、そのまま床に崩れた。

「穂乃香、ナイス!」

 美穂は軽く穂乃香に抱きつく。

「さてと、私も龍三にお仕置きしちゃおうかな?」

 美穂は龍三の足と足の間を思いっ切り、蹴り飛ばした。金カップで守っているが、やはり、衝撃は来た。しかも、サッカーをやっている女子高校生に本気で蹴り上げられたのである。

 穂乃香の膝金蹴りから来る痛みに必死に耐えていた龍三に、さらにダメージを与えたのである。

「わ~い!勝った!勝った!男子ってば、小さなキンタマをやられただけなのに、情けないわね」

「くそ・・・」


サッカー少女の喧嘩(ブログ掲載用)


 龍三は悔しそうにうめくが、どうにもこうにも痛みが引かない。男子のキンタマは2つ合わせても、女子の手の平で包み込めるくらいの大きさしかないが、人類の繁栄には欠かせないものである。しかし、人類誕生早々に、喧嘩などで簡単に喪失してしまう者が続出した。そこで、神様はキンタマをどこよりも痛みを感じやすい急所にして、男子自身にキンタマを守らせるようにしたのである。

「しっかり守っていないと、赤ちゃん作れなくなっちゃうわよ?」

 そう言ったものの、美穂は男子のことを全く心配していない。

「あ、でも大丈夫、もしも潰れちゃったら、私が月に1回くらいはハグしてあげる♪」

「ハグだけ?さっきは結婚してあげなよとか言っていたじゃないの?」

「セックスくらいしてあげるべきかも知れないけど、キンタマが潰れちゃったら、セックスもできないでしょう?だから、ハグだけ。あと、キスもしてあげてもいいわよ?結婚は・・・。ごめん、私が言いすぎたわ」

 美穂と穂乃香は遊び半分で、言葉を紡ぐが、男子にとっては恐怖でしかない。

「キンタマばっかり狙ってきて、おまえたち、変態だろ!エロ野郎!」

「どうせ、龍三なんてキンタマぶら下げていても使い道ないんだから、あってもなくても、同じじゃないの?それとも、穂乃香が使う?」

「私は龍三のことなんて、何とも思っていないし!龍三も文句があるなら、セックスできる彼女を作ってから言いなさいよ!」

「おまえたちだって、彼氏いないだろ!」

 実際、美穂と穂乃香には彼氏がいない。2人ともスタイルは申し分ないが、女子同士で部活動に打ち込んでいたのと、高校入学まで異性への興味が皆無に近かったことが主な原因である。

「今までキンタマ押さえていて少し可愛そうだと思っていたけど、手加減する必要もないみたいね?」

 龍三の一言で、美穂はご機嫌斜めになってしまった。そして、うずくまっている龍三の股間にさらに強烈な蹴りを決めた。さっきの蹴りは3分の1位の力しか入れていなかったが、今回は半分くらいの力で蹴った。

 もちろん、これだけ完璧な金蹴りを受けた龍三は無事ではいられない。

「ぐあっ!あっ!!!」

 奇妙な叫び声を挙げると、龍三は床を転げ回る。両手でキンタマを押さえて、けいれんしているようだった。

 生殖機能喪失の危機なのである。圧倒的に身体能力で優位に立っているはずの男子が足と足の間にぶら下がっている小さなキンタマを蹴られただけで、こんなに痛がっているのである。

「このババア、絶対に許さねえぞ!」

「私、龍三と同い年だもん。まだババアじゃないわよ!」

 龍三が、美穂や穂乃香の方を見ると、すっきりとした股間が見えた。少なくとも、穂乃香と1対1で喧嘩をして、負けたことなど龍三には今までなかった。しかし、状況は圧倒的に龍三が不利である。

「むかつく!キンタマ潰してやる!」

 ババア発言に気持ちの整理が付かない美穂は、戦闘不能になっている龍三の股間に手を伸ばすと、ズボンを脱がせ始めた。

「何をするんだよ!?やめろ!変態!」

 龍三は叫んだが、美穂はあっという間にズボンを脱がし、金カップを取り上げた。小さい頃、サッカーチームで男子の金カップは時々見ていたので、取り外しには慣れている。男子の唯一の防具を排除すると、美穂はパンツの上からキンタマを2つとも握り締めた。

「無駄な精液作ってエッチなことを考えているだけなんだから、キンタマ潰した方が社会のためよね?もうエッチなこともできなくなるし」

「やめろ!離せ!」

 龍三は暴れるが、キンタマはしっかり女子に握られていて、金玉袋が伸びるだけであった。また、何とも言えない吐き気まで込み上げてきて、顔は青ざめていく。

 野球の試合でも、地面でワンバウンドしたボールが股間にぶつかったりして痛い想いをしたが、それを上回る苦痛が広がっていく。

『神様、どうか、見逃して下さい・・・』

 心の中で、龍三は再び祈るが、その祈りは届きそうにない。美穂と穂乃香は男子の弱点を見逃すつもりはなさそうだし、男の痛みが龍三の戦意を奪って行く。

 周りの男子のバトルも似たような物で、床には股間を押さえて悶絶する男子が何人も放置されている。キンタマから来るどうしようもない激痛に顔を歪めて、女子からのいたずらを受けるだけになっている。やはり、神様が男子だけに付けた急所の効果は絶大のようだ。

 この時、女子サッカー部の少女たちは金的攻撃の結果に満足して得意顔だったが、男子の第二陣が迫っていることまでは予想できていない。

 直道が編み出した必勝の作戦が始まろうとしていた。


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