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『日本神判史』(中公新書)
2011.08.06
室町時代についての本は少ない上に、すぐに絶版になったりするので
このブログで紹介していきますね。
『日本神判史』(中公新書、清水克行、2010年)
鎌倉時代から江戸時代初期に行われた神明裁判について論じた良書です。
鎌倉時代の参籠起請(寺院でじっとしていて、何か不吉なことが起きたら有罪)
室町時代の湯起請(熱湯の中にある石を掴んで、火傷をしたら有罪)
江戸時代の鉄火起請(焼けた鉄を掴んで、火傷をしたら有罪)
などについて、史料を通じて、考察を行っている本です。
熱湯の中にある石を掴んだら、だれでも火傷をしそうですが、
室町時代に行われた湯起請の無罪率はなんと50パーセント!
当時の人の手は現代人とは比べ物にならないほど傷が多くて
多少の火傷では、火傷をしたかが判断できなかったからとか
そもそも、熱湯ではなかったとか、色々な考察がされています。
(ちなみに、夜中にこっそりとやった湯起請で
火傷をしなかったという証拠書類は証拠能力を否定されたりすることもある)
特に巻末の鉄火起請事例一覧表や湯起請事例一覧表は一読の価値あり!
普通の人はこんな一覧表を利用することはないでしょうけど。(笑)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121020588/ref=as_li_qf_sp_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=yukiyuru-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4121020588
このブログで紹介していきますね。
『日本神判史』(中公新書、清水克行、2010年)
鎌倉時代から江戸時代初期に行われた神明裁判について論じた良書です。
鎌倉時代の参籠起請(寺院でじっとしていて、何か不吉なことが起きたら有罪)
室町時代の湯起請(熱湯の中にある石を掴んで、火傷をしたら有罪)
江戸時代の鉄火起請(焼けた鉄を掴んで、火傷をしたら有罪)
などについて、史料を通じて、考察を行っている本です。
熱湯の中にある石を掴んだら、だれでも火傷をしそうですが、
室町時代に行われた湯起請の無罪率はなんと50パーセント!
当時の人の手は現代人とは比べ物にならないほど傷が多くて
多少の火傷では、火傷をしたかが判断できなかったからとか
そもそも、熱湯ではなかったとか、色々な考察がされています。
(ちなみに、夜中にこっそりとやった湯起請で
火傷をしなかったという証拠書類は証拠能力を否定されたりすることもある)
特に巻末の鉄火起請事例一覧表や湯起請事例一覧表は一読の価値あり!
普通の人はこんな一覧表を利用することはないでしょうけど。(笑)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121020588/ref=as_li_qf_sp_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=yukiyuru-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4121020588
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法務官僚
2012.08.31
ブログの更新頻度が落ちているので、リハビリとして
どうでもいい話をします。
(小説の方も後で更新しますね)
国Ⅰ組はスピード出世して、40代には主要なポストに就く人たちが
ほとんどですが、法務省の国Ⅰ組だけは事情が異なります。
なぜなら、法務省の主要ポストは検察官や裁判官が出向して
占めているからです。
なので、法務省の国Ⅰ組は傍流のポストにしか就けないという状態が
長く続いていました。
そんな法務省に4ヶ月の勉強で国Ⅰに受かった女の子が入る話が
この本です。
ただし、法務省と言っても、矯正局(少年院などを管轄)などで
霞ヶ関とはちょっと距離を置かれたポストです。
公務員試験受験から退職までの記録が
携帯小説風(?)に書かれているので、暗い気持ちにもならず
最後まで一気に読むことができました。
どうでもいい話をします。
(小説の方も後で更新しますね)
国Ⅰ組はスピード出世して、40代には主要なポストに就く人たちが
ほとんどですが、法務省の国Ⅰ組だけは事情が異なります。
なぜなら、法務省の主要ポストは検察官や裁判官が出向して
占めているからです。
なので、法務省の国Ⅰ組は傍流のポストにしか就けないという状態が
長く続いていました。
そんな法務省に4ヶ月の勉強で国Ⅰに受かった女の子が入る話が
この本です。
ただし、法務省と言っても、矯正局(少年院などを管轄)などで
霞ヶ関とはちょっと距離を置かれたポストです。
公務員試験受験から退職までの記録が
携帯小説風(?)に書かれているので、暗い気持ちにもならず
最後まで一気に読むことができました。
キャリア官僚の転職事情
2012.10.05
同志社大学文学部英文科から労働省キャリア官僚になった著者が
大学教員に転職するまでの経緯を詳細に伝えている一冊。
国費留学、新潟県庁への出向、大学院進学など
大学教員への転職に興味がない人でも、読んでいて面白いと思います。
大学教員に転職するまでの経緯を詳細に伝えている一冊。
国費留学、新潟県庁への出向、大学院進学など
大学教員への転職に興味がない人でも、読んでいて面白いと思います。
混浴と日本史
2013.12.30
『混浴と日本史』(筑摩書房)
古代から現代までの日本における混浴の歴史について論じた本です。
お湯や入浴施設が貴重だった時代は、男女で入浴スペースを区切ると
施設の維持が困難で、長年、男女混浴が基本とされてきました。
それが江戸時代辺りから、少しずつ変わってくると言う話です。
書名は『混浴の日本史』ではなく、『混浴と日本史』なので
間違わないようにご注意下さい。
古代から現代までの日本における混浴の歴史について論じた本です。
お湯や入浴施設が貴重だった時代は、男女で入浴スペースを区切ると
施設の維持が困難で、長年、男女混浴が基本とされてきました。
それが江戸時代辺りから、少しずつ変わってくると言う話です。
書名は『混浴の日本史』ではなく、『混浴と日本史』なので
間違わないようにご注意下さい。
『東大生の論理』(ちくま新書)
2014.03.04
なかなかブログを更新しないで、申し訳ありません。
リハビリ代わりに、書籍紹介を更新します。
今回は『東大生の論理』です。
本職は國學院大學文学部教授の論理学者(哲学者?)が
非常勤講師として東大で教えたドキュメンタリーです。
任意レポート提出用にぱっぱとプログラミングしてしまう1年生、
大学院生レベルの発想が次々と浮かんで来てレポートにまとめる学部生など
リアルな授業風景が描写されています。
(大学の先生を今でも「教官」と呼んでいるところが東大っぽいです。
筑波大学新設以来、大学教員に呼び方が変わってきています)
リハビリ代わりに、書籍紹介を更新します。
今回は『東大生の論理』です。
本職は國學院大學文学部教授の論理学者(哲学者?)が
非常勤講師として東大で教えたドキュメンタリーです。
任意レポート提出用にぱっぱとプログラミングしてしまう1年生、
大学院生レベルの発想が次々と浮かんで来てレポートにまとめる学部生など
リアルな授業風景が描写されています。
(大学の先生を今でも「教官」と呼んでいるところが東大っぽいです。
筑波大学新設以来、大学教員に呼び方が変わってきています)
『日本司法の逆説』(西川伸一)
2014.09.01
『日本司法の逆説』(西川伸一)
以前、『キャリア官僚になったアタシ。でも、挫折しました』と言う本を紹介したことがあります。
その時、法務省は本職が裁判官や検察官の人が出向して主要なポストに就くので、国Ⅰ組のキャリア官僚はどんなに頑張っても、あまり出世できないと言う話をしました。
今回の本は、最高裁事務総局の話です。
最高裁事務総局は裁判官の人事権・予算権を握って、事実上、現場の裁判官たちを支配していると言われている組織です。一般に法務省出向組の裁判官は、最高裁事務総局勤務の裁判官よりも1つ格下の扱いです。具体的に言うと、法務省人権擁護局の局長ポストは東京高裁の裁判長になる前に経験するクラスのポストだったりします。
この本自体、このブログとは無縁な存在ですが
なぜこの本を紹介したかと言いますと
7月の霞ヶ関幹部人事の報道について
マスコミがほとんど触れていないことがあるからです。
法務省人権擁護局長に最高検の女性検事が就任し
テレビ・新聞は女性の積極登用人事だと報道しました。
しかし、この人事にはもっと重大なことがあります。
気付いた人がいるかも知れませんが、
本来、人権擁護局長は裁判官の出向ポストなのです。
それを検察官が取った格好になっています。
とは言え、検察官が得をしているとも言い切れません。
なぜなら、矯正局長のポストが検察官の出向ポストから
国Ⅰ組のポストになったりしているからです。
法務省の人事がかなり流動的になっている気がします。
以前、『キャリア官僚になったアタシ。でも、挫折しました』と言う本を紹介したことがあります。
その時、法務省は本職が裁判官や検察官の人が出向して主要なポストに就くので、国Ⅰ組のキャリア官僚はどんなに頑張っても、あまり出世できないと言う話をしました。
今回の本は、最高裁事務総局の話です。
最高裁事務総局は裁判官の人事権・予算権を握って、事実上、現場の裁判官たちを支配していると言われている組織です。一般に法務省出向組の裁判官は、最高裁事務総局勤務の裁判官よりも1つ格下の扱いです。具体的に言うと、法務省人権擁護局の局長ポストは東京高裁の裁判長になる前に経験するクラスのポストだったりします。
この本自体、このブログとは無縁な存在ですが
なぜこの本を紹介したかと言いますと
7月の霞ヶ関幹部人事の報道について
マスコミがほとんど触れていないことがあるからです。
法務省人権擁護局長に最高検の女性検事が就任し
テレビ・新聞は女性の積極登用人事だと報道しました。
しかし、この人事にはもっと重大なことがあります。
気付いた人がいるかも知れませんが、
本来、人権擁護局長は裁判官の出向ポストなのです。
それを検察官が取った格好になっています。
とは言え、検察官が得をしているとも言い切れません。
なぜなら、矯正局長のポストが検察官の出向ポストから
国Ⅰ組のポストになったりしているからです。
法務省の人事がかなり流動的になっている気がします。
『司法権力の内幕』・『絶望の裁判所』
2015.01.30
小説も近いうちに更新したいと思っていますが
今日は書籍紹介を行います。
『司法権力の内幕』(ちくま新書)
2013年12月に出た森炎さん(元裁判官)の本です。
最高裁事務総局による司法統制でリベラルな裁判官は人事上冷遇されていると言うのはただの偶然で、人事課長が1人で全裁判官の人事異動を決めているから、その弊害で実力にそぐわない人事異動になってしまっているのが真相と言う見解を出しています。
この人は裁判官経験が7年で、いずれも地裁勤務です。
他にも色々と書いているのですが
翌月、同じく元裁判官の瀬木比呂志さんが、『絶望の裁判所』(講談社現代新書)を出版したため、『司法権力の内幕』(ちくま新書)は笑いの種状態になってしまいました。
『絶望の裁判所』(講談社現代新書)
最高裁事務総局による司法統制を詳細に語っています。
この本が大ヒットし、今月には姉妹本の『ニッポンの裁判』(講談社現代新書)も出ました。
瀬木比呂志さんは最高裁事務総局や大阪高裁にも勤務経験がある方です。
これまで裁判所についての暴露本を出す人は、ずっと地方裁判所まわりだった人やせいぜい高裁勤務がある人くらいでしたが、瀬木比呂志さんは最高裁事務総局に2回も異動しています。
つまり、最高裁事務総局の実態がよく分かっているわけで、異様にリアリティーのある内容となっています。
裁判官の人事に関心がない方も
裁判員裁判について関心がある人は相当数いると思います。
そんな人はぜひ読んで下さい。
裁判員制度創設は、最高裁事務総局内における刑事系裁判官の
クーデターだったと説明する章は一読の価値ありです。
最新刊:『ニッポンの裁判』(講談社現代新書)
今日は書籍紹介を行います。
『司法権力の内幕』(ちくま新書)
2013年12月に出た森炎さん(元裁判官)の本です。
最高裁事務総局による司法統制でリベラルな裁判官は人事上冷遇されていると言うのはただの偶然で、人事課長が1人で全裁判官の人事異動を決めているから、その弊害で実力にそぐわない人事異動になってしまっているのが真相と言う見解を出しています。
この人は裁判官経験が7年で、いずれも地裁勤務です。
他にも色々と書いているのですが
翌月、同じく元裁判官の瀬木比呂志さんが、『絶望の裁判所』(講談社現代新書)を出版したため、『司法権力の内幕』(ちくま新書)は笑いの種状態になってしまいました。
『絶望の裁判所』(講談社現代新書)
最高裁事務総局による司法統制を詳細に語っています。
この本が大ヒットし、今月には姉妹本の『ニッポンの裁判』(講談社現代新書)も出ました。
瀬木比呂志さんは最高裁事務総局や大阪高裁にも勤務経験がある方です。
これまで裁判所についての暴露本を出す人は、ずっと地方裁判所まわりだった人やせいぜい高裁勤務がある人くらいでしたが、瀬木比呂志さんは最高裁事務総局に2回も異動しています。
つまり、最高裁事務総局の実態がよく分かっているわけで、異様にリアリティーのある内容となっています。
裁判官の人事に関心がない方も
裁判員裁判について関心がある人は相当数いると思います。
そんな人はぜひ読んで下さい。
裁判員制度創設は、最高裁事務総局内における刑事系裁判官の
クーデターだったと説明する章は一読の価値ありです。
最新刊:『ニッポンの裁判』(講談社現代新書)
連休中のおすすめ図書(『公卿会議』・『僕にもできた! 国会議員』)
2019.04.28
「公卿会議」(中公新書)
古代から南北朝時代まで、宮廷貴族たちがどのようにして政策決定を行っていたかについて、具体的に書いてある一冊です。
藤原道長であっても、国司の勤務評定会議で、とある貴族から反対意見を出されて、なかなか合格判定を出せなかったと言う事例などが紹介されています。
あと、律令国家体制の下、天皇が臨席した会議で、上流貴族が「オー、オー、オー」などと連呼しながら、議案が次々と可決されていくと言う光景も面白いと思います。
ただ、提出された内容を具体的に知っているのは天皇くらいしかいないのです。
もちろん、事前に担当の実務官僚に聞けば、教えてもらえるでしょうが、気に入らない人が左大臣などと言う場合でなければ、そのまま素通りだったようですね。
「僕にもできた! 国会議員」(筑摩書房)
山本太郎自由党共同代表の著書です。
ご存じの通り、今月、山本太郎さんはれいわ新選組を結成すると記者会見を開きました。
5月31日までに1億円、参議院選挙告示までに3億円以上の寄付を集めるため、呼び掛けをしています。
微力ですが、私も1万5000円寄付しました。
特に消費税廃止は魅力的だと思います。
財源は国債の発行で賄うので、問題ありませんし、デフレ脱却にもつながりますので、一石二鳥です。
ツイッターでも、4人の子どもを持つ母親の「太郎ちゃんの会見を見て涙が出ちゃった。寄付しました」ツイートや
ゆうちょ銀行の残高が1万円切っているけど5000円寄付した人の写真付きツイートなどが
流れています。
あと、この本の1番の見所は、山本太郎さんと小沢一郎さんがなぜ合流するのことになったかが、書いてある部分だと思います。
これには、山本太郎さんだけではなく、小沢一郎さんも何ページか、直接コメントを載せています。
山本太郎さんが総理大臣になるか?と言うインタビュー記事は面白かったです。
ついでに、「生活の党と山本太郎となかまたち」のポスターの写真まで載っていて、見所満載です!
古代から南北朝時代まで、宮廷貴族たちがどのようにして政策決定を行っていたかについて、具体的に書いてある一冊です。
藤原道長であっても、国司の勤務評定会議で、とある貴族から反対意見を出されて、なかなか合格判定を出せなかったと言う事例などが紹介されています。
あと、律令国家体制の下、天皇が臨席した会議で、上流貴族が「オー、オー、オー」などと連呼しながら、議案が次々と可決されていくと言う光景も面白いと思います。
ただ、提出された内容を具体的に知っているのは天皇くらいしかいないのです。
もちろん、事前に担当の実務官僚に聞けば、教えてもらえるでしょうが、気に入らない人が左大臣などと言う場合でなければ、そのまま素通りだったようですね。
「僕にもできた! 国会議員」(筑摩書房)
山本太郎自由党共同代表の著書です。
ご存じの通り、今月、山本太郎さんはれいわ新選組を結成すると記者会見を開きました。
5月31日までに1億円、参議院選挙告示までに3億円以上の寄付を集めるため、呼び掛けをしています。
微力ですが、私も1万5000円寄付しました。
特に消費税廃止は魅力的だと思います。
財源は国債の発行で賄うので、問題ありませんし、デフレ脱却にもつながりますので、一石二鳥です。
ツイッターでも、4人の子どもを持つ母親の「太郎ちゃんの会見を見て涙が出ちゃった。寄付しました」ツイートや
ゆうちょ銀行の残高が1万円切っているけど5000円寄付した人の写真付きツイートなどが
流れています。
あと、この本の1番の見所は、山本太郎さんと小沢一郎さんがなぜ合流するのことになったかが、書いてある部分だと思います。
これには、山本太郎さんだけではなく、小沢一郎さんも何ページか、直接コメントを載せています。
山本太郎さんが総理大臣になるか?と言うインタビュー記事は面白かったです。
ついでに、「生活の党と山本太郎となかまたち」のポスターの写真まで載っていて、見所満載です!
山本太郎「僕にもできた!国会議員」(筑摩書房):その2
2019.06.09
ニュースなどで見た人も多いと思いますが、4月に元自由党共同代表の山本太郎さんが、れいわ新選組を結成しました。
消費税廃止・脱原発・奨学金徳政令などを主な公約にしています。
財源については、2年位前から、安倍内閣の閣僚もしばしば使うようになった「現代貨幣理論」を応用し、赤字国債発行による大規模な財政出動を行い、国民生活を豊かにしようと言うものです。
バブルの頃から「このままだと、国の借金が増えて、日本は沈没してしまいます」と言う言葉をたびたび聞いていると思いますが、その頃から国債の残高は何倍にも増えていますが、全然沈没していないですよね?
いつになったら、沈没するのでしょうか?(笑)
わかった人もいると思いますが、通貨発行の権限を持った、まともな主権国家は、どんなに借金が増えても潰れることはないのです。
すごく大雑把に言うと、これが「現代貨幣理論」です。
詳しくは、一般向けの関連書籍も色々と出ているので、興味がある方は、読んでみて下さい。
あと、れいわ新選組はポスターも格好良いですよね。
みなさんも街で見掛ける機会が増えてきたと思いますが、山本太郎さんが「本物の好景気を見せてやる」と語り掛けているポスターです。
ツイッターなどを見ると、自宅や店舗などに、山本太郎さんのポスターを貼って、すごく幸せそうにしている人の書き込みがいっぱい出て来ます。
れいわ新選組のホームページへ行くと、ポスターやビラが見られますし、A4サイズの方はコンビニなどでも簡単に印刷できます。
れいわ新選組のホームページ
https://www.reiwa-shinsengumi.com/index.html
それと、これもニュースなどで見た人が多いと思いますが、れいわ新選組の結成の記者会見で、山本太郎さんは、5月31日までに1億円、参議院選挙告示までに3億円以上の寄付を集めて、選挙に臨みたい旨の発言をしました。
翌日から寄付の申し出が殺到し、先週までに、すでに1億6000万円を越え、「個人が主体となっている寄付では、異例の現象」と再びニュースになっていました。
先日、このブログでも書きましたが、私も記者会見の直後に1万円寄付しました。
その後、5000円ずつ、2回追加で寄付しました。
消費税廃止・脱原発・奨学金徳政令などを主な公約にしています。
財源については、2年位前から、安倍内閣の閣僚もしばしば使うようになった「現代貨幣理論」を応用し、赤字国債発行による大規模な財政出動を行い、国民生活を豊かにしようと言うものです。
バブルの頃から「このままだと、国の借金が増えて、日本は沈没してしまいます」と言う言葉をたびたび聞いていると思いますが、その頃から国債の残高は何倍にも増えていますが、全然沈没していないですよね?
いつになったら、沈没するのでしょうか?(笑)
わかった人もいると思いますが、通貨発行の権限を持った、まともな主権国家は、どんなに借金が増えても潰れることはないのです。
すごく大雑把に言うと、これが「現代貨幣理論」です。
詳しくは、一般向けの関連書籍も色々と出ているので、興味がある方は、読んでみて下さい。
あと、れいわ新選組はポスターも格好良いですよね。
みなさんも街で見掛ける機会が増えてきたと思いますが、山本太郎さんが「本物の好景気を見せてやる」と語り掛けているポスターです。
ツイッターなどを見ると、自宅や店舗などに、山本太郎さんのポスターを貼って、すごく幸せそうにしている人の書き込みがいっぱい出て来ます。
れいわ新選組のホームページへ行くと、ポスターやビラが見られますし、A4サイズの方はコンビニなどでも簡単に印刷できます。
れいわ新選組のホームページ
https://www.reiwa-shinsengumi.com/index.html
それと、これもニュースなどで見た人が多いと思いますが、れいわ新選組の結成の記者会見で、山本太郎さんは、5月31日までに1億円、参議院選挙告示までに3億円以上の寄付を集めて、選挙に臨みたい旨の発言をしました。
翌日から寄付の申し出が殺到し、先週までに、すでに1億6000万円を越え、「個人が主体となっている寄付では、異例の現象」と再びニュースになっていました。
先日、このブログでも書きましたが、私も記者会見の直後に1万円寄付しました。
その後、5000円ずつ、2回追加で寄付しました。
『個人年金を考えるならこの1冊』(三田村京、自由国民社)
2019.07.11
老後に2000万円の蓄えが必要と言う金融庁の報告書が出てから、個人年金を検討する人も増えていると思います。
個人年金もうまく使えば、年末調整・確定申告の場面で、年収500万円ほどの人でしたら、1万円ほど還付金が得られるので、かなりお得です。
しかし、マイナス金利政策以降、30年貯めて、利回りが5パーセント前後の商品が大半となり、保険商品としての魅力はかなり下がってしまいました。
普通の円建ての個人年金ですと、30年貯めて利回り5パーセントが関の山なので、私はドル建ての個人年金で、資金形成しています。
今の状況ですと、30年貯めて、利回りは30パーセントほどになります。
たしかに為替リスクはありますが、1ドル70円台とかにならない限り、元本割れはまずないです。
しかも、毎月ドルを購入しているので、購入コストは平均化されていきます。
要するに、29年間、1ドル140円とか、すごい円安だったところ、もらう段階になって、急に1ドル70円台になってしまいました!とか、極端なことが起こらない限り、大きな問題はないと言うことです。
それに、そもそも、円相場がそんな動きをしたら、他の産業も全部ダメになっているでしょう。
5年ほど前に出版された本ですが、
『個人年金を考えるならこの1冊』(三田村京、自由国民社)には、税金の計算方法やお得な保険料の払い方などが書かれています。
アマゾンで古本を買っても良いですし、図書館などで探して読んでみても良いと思います。
あと、年金問題で言えば、自民党に入れるのはあり得ないですね。
自民党が政権与党に戻って以降、旧民主党政権の2倍以上のペースで毎年、年金の受給額が減っています。
外交や安全保障のことがあるから、立憲民主党にはちょっと入れたくないと言う人は、国民民主党に入れればいいと思います。
離党した人がちょくちょく自民党に入っているところを見ればわかると思いますが、消費税増税ストップ!以外の公約は自民党と大差ありません。
それに、年収500万円未満の世帯には、月1万円の住居手当的な給付もしてくれるそうです。
まだ、国民民主党の公約を読んだことがない人は、一度、国民民主党のホームページを見てみる価値はあると思います。
しかも、自民党政権は、消費税を5パーセントから8パーセントに上げて増やした分の税収の8割を減額した法人税の補填に充てています。
社会保障に使うと言っておきながら、あり得ない話です。
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個人年金もうまく使えば、年末調整・確定申告の場面で、年収500万円ほどの人でしたら、1万円ほど還付金が得られるので、かなりお得です。
しかし、マイナス金利政策以降、30年貯めて、利回りが5パーセント前後の商品が大半となり、保険商品としての魅力はかなり下がってしまいました。
普通の円建ての個人年金ですと、30年貯めて利回り5パーセントが関の山なので、私はドル建ての個人年金で、資金形成しています。
今の状況ですと、30年貯めて、利回りは30パーセントほどになります。
たしかに為替リスクはありますが、1ドル70円台とかにならない限り、元本割れはまずないです。
しかも、毎月ドルを購入しているので、購入コストは平均化されていきます。
要するに、29年間、1ドル140円とか、すごい円安だったところ、もらう段階になって、急に1ドル70円台になってしまいました!とか、極端なことが起こらない限り、大きな問題はないと言うことです。
それに、そもそも、円相場がそんな動きをしたら、他の産業も全部ダメになっているでしょう。
5年ほど前に出版された本ですが、
『個人年金を考えるならこの1冊』(三田村京、自由国民社)には、税金の計算方法やお得な保険料の払い方などが書かれています。
アマゾンで古本を買っても良いですし、図書館などで探して読んでみても良いと思います。
あと、年金問題で言えば、自民党に入れるのはあり得ないですね。
自民党が政権与党に戻って以降、旧民主党政権の2倍以上のペースで毎年、年金の受給額が減っています。
外交や安全保障のことがあるから、立憲民主党にはちょっと入れたくないと言う人は、国民民主党に入れればいいと思います。
離党した人がちょくちょく自民党に入っているところを見ればわかると思いますが、消費税増税ストップ!以外の公約は自民党と大差ありません。
それに、年収500万円未満の世帯には、月1万円の住居手当的な給付もしてくれるそうです。
まだ、国民民主党の公約を読んだことがない人は、一度、国民民主党のホームページを見てみる価値はあると思います。
しかも、自民党政権は、消費税を5パーセントから8パーセントに上げて増やした分の税収の8割を減額した法人税の補填に充てています。
社会保障に使うと言っておきながら、あり得ない話です。
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