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南都への密書(第1話)

2011.11.20
 綿貫明日香は、花の御所内では交野院に詰めている。交野院は奉公衆(将軍直轄軍)の中でも特殊な仕事をする部署である。具体的には、奥州探題へ密書を届けたり、遣明船の警護をしたりしている。

 明日香の場合は要人警護だった。要人と言っても、まだ4歳の足利三春(あしかが・さんはる)である。三春は室町幕府第6代将軍足利義教の五男で、別に正室の子でもないが、後南朝側に誘拐でもされたら、厄介なので、それなりの護衛が付いている。

 屋敷にいる時は、屋敷の女房や武士が守ってくれるため、明日香の出番はない。明日香の仕事は、三春が外出した時に警護することである。もちろん、明日香以外にも何人か、警固番役の者がいる。

 それ以外の時は、たいてい、花の御所近くにある道場で、実践体術の練習をしている。今日もその日だった。

 男子5人が女子5人と向かい合っていた。

「握り合い、始め」

 師範の合図で、男子が一斉に女子の股間に手を入れるが、握るところがない。仕方がないので、手で股間を圧迫するしかないが、服の上からそんなことをされても、女の子は全然痛くない。

 一方、5人の女の子も一斉に男の子の股間に手を入れる。こちらの標的は決まっていて、狙いは金玉ただ一点である。女の子たちは慣れた手つきで、金玉の場所を把握すると、そのまま握り込む。しかも、もぎ取りように握ったり、2つのタマをすりつぶすように握ったりするので、男の子は地獄の苦しみに襲われる。

 5人とも背丈が高く、屈強な男子であったが、金玉を握られると、全員、その場に崩れ、股間を押さえて、苦しみ出した。試合開始からわずか10秒しか経っていないが、男の子は戦闘不能にされてしまった。女の子の圧勝である。

明日香:「男の子なのに情けないわね。ちゃんと、おちんちん、付いているんでしょう?」
宮子:「おちんちんだけじゃなく、金玉も付いているから勝てないのよ」

 宮子は若狭の地頭の娘だが、公家から年貢米の取り立てを委任されることが多いので、父と共に京の屋敷に在住している。

明日香:「それはそうだけど、それにしても弱すぎだわ。なんで、男の子の急所って、あんなに握りやすい場所に目立つように付いているのかしら?」
宮子:「やっぱり、管領家か侍所の武士の方が強いわね。奉公衆で明日香に勝てる男なんて、山門方の人とかしかいないわよ」

 山門方とは比叡山延暦寺方面の警備を担当する武士のことである。昔から、強訴してきたり、三井寺と紛争を起こしたりするので、奉公衆の中でも武勇に秀でた者が集まる部署だ。

明日香:「普通の武士なんて、金玉の守り方もよく知らないみたいだから、その辺にいる小さな女の子でも倒せるんじゃないの?」
宮子:「でも、浩司さんは、こないだは地頭相手の戦で首4つ取った人よ。そうですよね?」

 宮子が尋ねたが、男はそれどころではなく、両手で股間を押さえて、苦しそうに床で転げ回っている。

明日香:「まあ、男同士の戦いだからね。女の子と男の子が本気戦ったら、女の子の方がずっと強いし」
宮子:「そうね。あの蹴った時の柔らかい感触とか、最高ね!」

 明日香と宮子は楽しそうに話しているが、男の子はそれどころではなく、金玉から来る重苦しい痛みと戦わなければならない。

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南都への密書(第2話)

2011.11.20
 ある日、明日香は政所執事の伊勢貞親(いせ・さだちか)に呼ばれ、南都飛脚役の代行を依頼された。南都飛脚役とは、大和国の国人など地侍に幕府の書状を届けたり、連絡を受け取ったりする仕事である。

 1392年に南北朝の合一がなされた後も、南朝勢力は時々、武装蜂起しているので、大和方面の治安は局所的に乱れている。また、幕府や朝廷の機密に触れることも多い重要な役職である。

明日香:「南都飛脚役は板倉様の専任ではありませんか」

 板倉重信(いたくら・しげのぶ)は、奉公衆の中でも、ひときわ目を引くほど大柄の男で、明日香も何度か試合をしたことがあるが、どうしても急所に一撃を当てることができず、あっさり、通常技で負けてしまうことが多い相手である。

貞親:「先日、板倉は密書を届ける任務に就いていたが、敵方の襲撃を受けて、重傷を負い、しばらくは動けぬ」

明日香:「あの板倉様がですか?」

貞親:「どうやら、相手は実践体術の者らしい。もっとも向こうも男だったらしいが」

 貞親の話によると、数日前、板倉は二条家から当地の地侍に当てた書状を届ける途中に、敵方と遭遇し、股間に衝撃を受けて、書状を奪われたらしい。さいわい、書状の内容は年貢米の催促で、奪われても大して問題のない事件だったが、その後も同じような手口で、南都飛脚役の者が次々と倒され、大和方面への連絡が断絶状態になってしまっている。

 そこで、明日香の許に依頼が来たのである。女の子なら目立たないし、実践体術の金的攻撃を受ける心配もない。逆に敵を殲滅できるかも知れない。

 しかし、少し気をつけないといけないことがある。それは襲われた南都飛脚役たちが口を揃えて、直接、股間を強打された記憶がなく、敵に遭遇した途端に、股間が痛くなったと証言していることだ。

 天狗や怨霊が相手だと、さすがの明日香も歯が立たない。実践体術は、生身の男を対戦相手に想定した武術で、異形の物には通用するか、不明である。

 気になったので、貞親の前を去った後、山井おりんのところへ行ってみた。おりんは東寺の関係者で呪術に詳しい。

おりん:「それは金犯の術式の勾玉ですね」

 おりんはすぐに発動された呪術を言い当てた。

おりん:「南朝側にも色々と不思議な神具があり、その中に男の急所を精密に攻撃できる物があるのです。古代、内親王を護持する道具として崇められ、物部氏滅亡の際に行方知れずになったと伝えられていますが、だれかがまだ持っていたのでしょう」

 その威力は強力で、半径500メートル以内の男21人の金玉を同時に追跡して、攻撃を仕掛けることができ、ターゲットにされた男は副睾丸を木刀で百回強打したのと同じ苦痛を受けるらしい。

 勾玉は軽いから内親王の携帯防具向きだし、ほとんどの場合、襲って来る敵も男なので、女の子の護身術には最適である。どんなに屈強な男たちでも金玉だけは鍛えられないのだから。


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南都への密書(第3話)

2012.01.20
 南朝側か、ただの山賊かは、よくわからないが、通常の武術においても、実践体術においても優れた相手と戦わないといけなくなりそうなので、翌日以降、明日香は道場で修行に専念していた。

 明日香も女の子の中では、わりと背が高い分類になるが、対戦相手の男子はもっと大きい。明日香より40センチくらい高身長の男子や、庭師が5人掛かりでやっと動かせる岩を1人で楽々動かせる男子が何人もいる。

 荷駄を携帯しながら、1日10里を行軍するのがやっとの状態である明日香とは、身体能力等で埋めきれない差がどうしてもある。

 しかし、だれでも弱点があるように、どんな屈強な男でも、足と足の間には、金玉と言う急所がしっかりぶら下がっている。女の子としては、このアドバンテージを使わない手はない。

 なぜ、あんなに強い男の子が股間を軽く蹴られただけで悶絶してしまうのか、実践体術の教本には男の子の金玉が急所になった理由が色々と書かれている。元々、金玉はそれほど痛い場所ではなかったらしく、女の子の股間と同じくらいの痛みだったという記述もある。

 まだ金玉が急所ではなかった頃、男同士で殴り合いや蹴り合いをしていると、相手が倒れるまで続く。その過程で、金玉がつぶれることが多々あった。

 神様は「金玉は子供を作るのに必要不可欠な場所なので、ちゃんと大切にしましょう」と言ったが、男たちは神様の言うことを聞かなかった。この神様はアマテラスだと推論されているが、アマテラスが男であるか、女であるかについては古代から論争が続いており、現代でも定説を持たない。

 さて、金玉が潰れて子供が作れなくなった男が増えてきたので、神様は困った。人間の女だけでは子供は作れないし、神様が人間を作るとしても限度がある。そこで、金玉をどこよりも痛く感じる急所に変えて、男の子自身に守ろうという意志を持ってもらおうと考えた。

 金玉が急所になった日。男同士でまた喧嘩が始まった。殴り合ったり、蹴り合いになったりした後、相手の蹴りが金玉に当たった。みぞおち辺りを狙ったのが外れた出来損ないのキックだったが、蹴られた男は「ぐお!!!」と悲鳴を挙げて、そのまま、動けなくなってしまった。

 勝った男子は喜んだが、翌日、今度は別の男子から金玉を蹴られて負けた。最初のうちは、男同士で金玉を狙った戦いが続いていたが、男の子にとって、金玉の痛みは忘れられないトラウマになるらしく、次第に男同士では金的攻撃をしなくなっていったという。

 一方、普段威張っている男子が股間に一撃を受けただけで、うずくまって動けなくなってしまう様子を見た女子は「男に襲われそうになったら、キンタマを蹴ってやればいいのよ。そうしたら、男はしばらく動けないし、簡単に勝てるわ」と言う考えが広まった。


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南都への密書(第4話)

2012.01.20
 今回、明日香の対戦相手は、新田啓太(にった・けいた)だった。京に越してくる前、啓太は農作業をしながら、越前から京都へと米の運送などを2ヶ月に1回のペースでこなしていた。途中、琵琶湖などの水路を使えると言っても、山間部は米を担いで登らないと行けないし、船から米を積み卸しするのも重労働である。その成果で、啓太は筋骨たくましい男になっていた。今では都育ちの武士と実践で戦っても、ほぼ全勝状態である。

 実践体術の使い手とは言え、男性選手のほとんどは金玉への攻撃を躊躇する。同じ実践体術の流派でも道場によっては、金的攻撃を禁止しているところもある。長年、啓太が修行をしてきた道場もその分類だった。

 今回、道場同士の交流試合と言うことで、啓太は明日香の道場にやって来たが、啓太の道場から明日香の道場に顔を見せたのは啓太1人だけだった。都に長くいる他の門下生は、金的攻撃ありの道場に進んで出向こうとする者はなく、京の実践体術に疎い啓太が怖いもの知らずに引き受ける形となっていたのである。

 武器を使わないで、拳や蹴りで戦えば、田舎育ちで、幼い頃から足腰を鍛え、がっちりとした身体になっている男子が有利になる。

 一方、こんな男子と戦わないといけない女子は、男の子の弱点を狙うしかない。しかも、その一点だけで、体力や身体能力の差が一瞬で逆転してしまうのが、女の子には面白くて、たまらない。
 
 男同士の試合だと、なかなか相手が降参しないし、気絶寸前になっても、しぶとく抵抗する男子が多いが、男子対女子の試合は、たいてい、数分で終わる。遠慮なく、急所に一撃を与える女子が多いからである。金的攻撃の痛みで戦闘不能にさせてもいいし、強制射精で戦う気をなくさせてもいい。

 副睾丸にツメを立てながらグリグリされた男子は30秒もしないで気絶してしまうし、おちんちんを揉まれて射精させられた男子も急におとなしくなって、女の子が一方的に攻撃して終わりというパターンが多い。

 『今日はどんな感じに責めようかしら?』と明日香が思っていると、啓太がやって来た。やはり、北陸育ちの男子は体格が良く、足や腕も太くてたくましい。それに、啓太の場合、股間のふくらみも目立つ。

 こんなに男らしい啓太が男であるがゆえに鍛えられない急所を攻められて悶絶してしまう姿を想像して、明日香は思わず、ときめいてしまう。

啓太:「明日香か、よろしくな!」

 啓太が快活に挨拶をし、手を出して握手を求めてきたので、明日香も応じる。男の子の手はごつごつしていて、喧嘩向きである。でも、足と足の間にぶら下がっている金玉は喧嘩向きではない。むしろ、強い男の子を女の子のデコピン1発で泣かせてしまう急所なのである。

明日香:「はい、よろしくね。男の子の弱点も鍛えられるといいわね」

 明日香は微笑んで、余裕だった。一方、啓太もこんなチャラチャラした女の子に負けるわけがないと、気楽に構えていた。行く手に待ち受ける地獄の苦しみも知らずに・・・。


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南都への密書(第5話)

2012.01.20
 明日香は啓太と対峙した。実践体術の服は機動性を重視して、身体に密着する形態になっている。女の子は動きやすくて便利だが、男の子は少し状況が異なる。

 女の子の服よりかは、ゆとりのある構造になっているとは言え、ぴっちりとした服は少し動くだけで股間に何とも言えない違和感を与えるらしい。啓太はさかんに金玉の位置を気にしている様子だった。

彩夏:「準備はいいですか?」

 仙石彩夏(せんごく・あやか)が2人に確認を取った。この道場では、他の道場と比べて男子の割合が小さいので、女子もよく審判をする。女の子にきつい金蹴りを決められたり、金玉を握り潰されそうになったりして、道場に来なくなる男子が多いのである。

 それでも、女の子にいじめられたいと思う男子が多いのか、ある程度の均衡は保たれている。

啓太:「俺はいつでも大丈夫だ」
明日香:「私も大丈夫よ」
彩夏:「それでは始めて下さい」

 審判役の女の子が開始を宣言し、試合が始まった。

啓太:「とりゃ!」

 試合開始と同時に啓太は威勢良く、明日香に掴みかかった。明日香も避けながら、攻撃のチャンスをうかがうが、啓太には隙がない。

 道場で実践体術を習っているだけではなく、越前と京都の道中で、山賊や盗賊と格闘した経験もあるので強い。明日香は道場内を逃げ回るしかない。

啓太:「逃げてばかりじゃ、強くなれないぞ」
明日香:「逃げているんじゃなくて、転進しているだけよ」

 今のところ、攻撃は全て回避できているが、明日香は劣勢だった。瞬発力も啓太の方が数段上なので、逃げるのが精一杯の状態である。

 明日香が体力を消耗し、肩で息をしている様子を見て、啓太は「そろそろ、倒しちゃって良いかな。痛くしたらごめんね」と言い、明日香の服を掴んで投げ飛ばす技をかけようとした。しかし、女の子の服はぴっちりしていて掴みにくそうだった。

 啓太が戸惑っている瞬間を明日香は見逃さず、金蹴りを放つ。

明日香:「金的いただき!」

 明日香はガラ空きになっていた啓太の股間の奥の方に蹴りを入れ、えぐるように金玉をごりっと圧迫した。こうすると、蹴りが副睾丸に当たりやすくなり、男の子は地獄の激痛に襲われる。

啓太:「ぎゃあああ~!!!」

 啓太は凄まじい悲鳴を挙げ、その場にうずくまった。明日香の狙いどおり、男子最大の急所に蹴りが命中したらしい。


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南都への密書(第6話)

2012.01.20
 女の子の金蹴りはとても効果的だった。金玉から強烈な苦痛が来ると共に、脳からは「金玉を守れ!」を言う命令が出るので、男の子は一瞬で戦闘不能になってしまう。さすがの啓太も金玉と脳から来る命令には逆らうことができず、強制的に沈静化させられる。

明日香:「あら、もう終わりなの?」

 明日香は容赦なく、蹴りを啓太の横腹に当てて、体勢を崩させた。啓太は両手で股間を押さえて転げ回る。

明日香:「早く降参しなさいよ?今なら、これ以上、痛いことはしないから」
啓太:「まだ、まだ・・・」

 男の意地で啓太は何とか、フラフラと立ち上がった。普通、まともに金蹴りをされた男子は少なくとも10分位は立ち上がれないので、明日香は少し驚いた。

 しかし、明日香はすぐに次の攻撃に移る。もう1回金蹴りを決めてやったのである。今度は真下から金玉を突き上げるように蹴り上げた。垂直方向からキックされた金玉は痛感神経が集中している部分を圧迫される上、女の子の足と恥骨の間に金玉が挟まれる形になる。

啓太:「ぐっげほおお!!!な、何をしやがる!」

 啓太は虚勢を張ったが、再び床に崩れてしまい、立ち上がれない。怒りの形相で、明日香のことをにらみつけている。かなりキレているらしい。

明日香:「だって、実践体術だもの。おとなしくしていないと、キンタマ潰しちゃうわよ?」

 啓太は怒りにまかせて、明日香のことを殴りたい衝動に駆られたが、金玉から来る痛みが戦意を奪っていく。

明日香:「男は金玉が付いている限り、女の子に勝てないのよ。悔しかったら、金玉を鍛えてみれば?無理だとは思うけど(笑)」

啓太:「ふ、ふざけやがって!」

明日香:「ふふ、立ち上がることもできないのに何を言っているの?金玉は男にしか付いていないんだから、抵抗しても無駄よ」

 明日香は楽しそうに苦しむ男の子を見下ろしていた。

啓太:「く、くそお・・・」

 啓太は悔しがったが、身体が言うことを利かない。

明日香:「ほら、もう一発やってあげるわね。後ろからはどうかしら?キーン!」

 そう言うと、明日香は後ろから金玉を蹴り上げた。男の子にとっては、このアングルからの攻撃が1番つらい。クッションの役目を果たすおちんちんもなく、女の子の蹴りが金玉を直撃するからだ。

啓太:「ぐひゃあ!!!」

 啓太は前屈みの体勢さえも維持できず、床を転げ回った。先程まであった余裕は全くなく、女の子の為すがままになるしかなかった。金玉から来る生殖機能に関わる特殊な痛みには、鍛え上げた腹筋も背筋も無意味で、男の子はただ悶絶しているしかない。


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南都への密書(第7話)

2012.03.17
 明日香は、啓太が両手で股間を押さえて、転げ回っている姿を楽しく見下ろしていた。女の子は一生経験することのない痛みなのであるが、どんな風に痛いのかは興味がある。

明日香:「男のくせにだらしがないわね」

啓太:「き、金玉を蹴るなんて卑怯にもほどがあるぞ!」

明日香:「えー、小さなタマタマなんだし、問題ないでしょう?」

啓太:「問題あるに決まっているだろ。男の大事な急所なんだぞ」

明日香:「やっぱり、啓太もキンタマをやられると、女の子に逆らえなくなるのね?」

 そう言うと、明日香は啓太の金玉をぎゅっと握り締めた。2つのタマタマは明日香の片手で包み込めるくらいの大きさである。

啓太:「ぐっわおお!!!」

 北陸道、近江の山々で鍛えた筋骨隆々とした男も金玉だけは鍛えられなかったのである。どんなに冷酷非情な山賊でも金玉だけは狙ってこなかったし、都育ち女の子にこんな強烈な急所攻撃を受けるとは思ってもみなかった。

明日香:「さっきまでの元気はどうしたのかしら?」

啓太:「てめえ、後で覚えていろよ!」

明日香:「キンタマがぶら下がっているのに、まだやる気の?」

啓太:「当たり前だ。今回は不意打ちを食らったから倒れたけど、そうでなければ、女なんかに負けるわけがねーだろ!」

明日香:「そうなの?それじゃあ、立ち上がれるようになるまで待っててあげるわね。彩夏、手伝って」

彩夏:「わかったわ」

 審判をしていた彩夏も啓太の介抱を手伝うことになった。

 啓太は軽はずみなやり取りで試合続行を決めてしまったことを激しく後悔したが、今さら、撤回するわけにも行かず、明日香・彩夏からの金的治療を受けることになった。


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南都への密書(第8話)

2012.03.17
 彩夏と明日香は協力して、啓太を道場の隅に移動させる。啓太の身体は重くて、女の子2人でやっと運べるレベルだった。本当は金玉を握って無理やり動かせても良かったが、それだと回復がさらに遅れるので普通に動かした。

 女の子の甘い香りと柔らかい身体を感じて、啓太は思わず反応してしまう。こんな状態でなければ女の子の感覚を十分に味わいたかったが、金玉から来る重苦しい痛みは残ったままである。

明日香:「さてと、介抱するから、下は脱いで?」

啓太:「嫌だよ。脱がなくなって、腰を叩くとかあるだろ」

明日香:「腰を叩いたってあまり効果がないし、キンタマを下ろすなら、キンタマを引っ張った方がてっとり早いでしょう?」

啓太:「そんなふざけた方法があるかよ!普通に腰を叩けよ」

明日香:「この道場ではそんなことしないの。キンタマを水で冷やすとか、おちんちんを揉むとかして治すのよ」

啓太:「そんなの、絶対に嫌だからな」

明日香:「嫌なら仕方がないわね。勝手に脱がせてもらうわ」

啓太:「やめろよ!」

 啓太は両手で服を押さえて抵抗した。しかし、明日香が「暴れちゃダメよ?」と言って、至近距離から金玉に平手打ちを行う。

啓太:「ぐおお!!!」

 啓太は悲鳴を挙げる。顔面とか鳩尾なら、何度かやられているうちに次第に慣れてくるが、金玉だけは違う。身体が大きくなったから強くなるというわけでもなく、トレーニングで鍛えられるというわけでもない。体力面で女の子に勝る男の子に神様がわざと付けた急所なのだから、どんなに強い男子でも、女の子の片手で簡単にダウンさせられてしまう。

明日香:「せっかく介抱してあげるんだから、抵抗しないでね♪」

 その後も明日香は啓太が暴れる度に、金玉を平手打ちにし、啓太はぐったりした。金蹴りされたばかりのタマタマに今度は平手打ちを食らって、先程の痛みを越える苦しみが広がってきたのである。


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南都への密書(第9話)

2012.03.17
明日香:「どんな感じかしら?」

 啓太を抵抗できない状態にすると、明日香は啓太の服を脱がせた。すると、だらんと下に垂れたおちんちんと金玉が現れる。度重なる急所攻撃で金玉袋が縮まっているのは当然であるが、おちんちんの方まで萎えている。金玉は痛み、おちんちんは快感を司る生殖器で、役割は全く異なるが、両者は密接な関係にあるらしい。

明日香:「金玉袋が縮まちゃっているわね。まずはこれを直さないと。彩夏、お湯の方を持って来て」

彩夏:「はーい」

 彩夏がお湯の桶と手ぬぐいを持ってくると、明日香は啓太の足と足の間を広げさせて、そこに桶を置いた。

明日香:「暴れて桶を蹴ったりしないでね」

 明日香はお湯で絞った手ぬぐいで啓太の金玉に優しく包み込む。普段、無防備にぶら下がっている金玉を守るように柔らかい物で温めると、啓太には何とも言えない安らぎが広がっていく。

明日香:「あ、忘れていたけど、これ、痛み止めだから飲んでおいて」

 一応、金玉の痛みにも痛み止めは効く。将軍家とかでは、もっとちゃんとした薬を時宗の僧侶が処方しているのだろうが、この道場で使っているのは、のどの痛みや頭痛とかにも使う普通の痛み止め。『こんなの気休め程度にしかならない』と明日香は思うが、金的攻撃を受けて悶絶した男子は喜んで飲んでいる。啓太も明日香から渡されると、すぐに飲んだ。

彩夏:「金玉って、まだ痛みますか?」

啓太:「ああ、下手すれば、一日中痛い」

 明日香には強がりを言っていた啓太も彩夏にはわりと素直に話す。

彩夏:「こっちの方はどうでしょうか?」

 そう言うと、彩夏は手ぬぐいの被っていない啓太のおちんちんを優しく撫でる。これには、苦痛の中にある啓太も妙な感覚に襲われた。元々、明日香もおとなしくしていれば、可愛い女の子だし、彩夏も可愛い。そんな彼女たちに介抱されたら、どうしても男の子は反応してしまう。

 啓太は『まずい・・・』と思ったが、おちんちんは言うことを聞かず、固くなり始めてしまった。それは明日香たちにもよくわかる。

明日香:「男の子って、こんな状態になっても我慢できないのね」

啓太:「ちげーよ!」

明日香:「何が違うの?」

啓太:「てめーの攻撃が大したことないということの証明だ!」

明日香:「あら、そうだったの。それじゃあ、もう介抱しなくても良いわね。試合を再開しましょう♪」

 明日香は立ち上がって定位置に戻って行ったが、実際のところ、啓太はまだ十分に回復していない。

 啓太が困っていると、彩夏は「ちょっと強引な方法になりますが、すぐに直してあげますね?」などと言い、手ぬぐいから飛び出すようになっていたおちんちんを優しく揉み始めた。同時に温かい手ぬぐいで伸び切っていた金玉袋の方も軽く包み込む。

啓太:「あ、あ・・・」

 女の子におちんちんと金玉を優しくされたら、男の子は我慢することができない。女の子に金的攻撃を受けた上、勃起させられて感じていたら相当な恥であるが、頭の中で必死で勃起を抑えるように頑張っても、おちんちんは制御できない。男としてのプライドよりも、性衝動の方を優先させてしまい、男の子の決死の覚悟など全く意味をなさないのである。

彩夏:「どうです?気持ち良いですか?」

 女の子の誘導に乗せられるのが悔しいからか、啓太は反射的に首を振って否定したが、彩夏は「気持ちよくなくても痛いのが治れば大丈夫ですよ」と言って、おちんちんを揉み続ける。男の大切なシンボルは2つとも女の子の手の中にあって、男の子は急激におとなしくなる。彩夏の柔らかい物腰と仕草で、啓太の反骨精神も折れてしまった。

彩夏:「もう大丈夫ですね。試合を再開しましょう♪」

 時間にしたら、2・3分しか経っていないだろうが、その間に金玉から来る痛みはほとんどなくなっていた。

 啓太が定位置まで行くと、明日香は「男の子のあそこって痛いのもすぐに忘れて、本当に単純で可愛いね」と勃起している啓太をからかった。

啓太:「てめえ、絶対に泣くまで許さないからな!」

明日香:「あらら、先に泣くのはどっちかしら?今度は金玉潰すまで続けるわよ♪」

 明日香は楽しそうに言ったが、それを聞いて試合を見ていた男子は凍り付いた。啓太自身はおちんちんから来る高揚感もあって強気だったが、他の男子から見ると、女の子の前で股間をさらけ出している無謀極まりない体勢である。明日香の金的攻撃の強さを知っている同じ道場の男子には、数分後に地獄の痛みに苦しんでいる啓太が容易に想像できてしまう・・・。


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南都への密書(第10話)

2012.05.26
彩夏:「試合、再開」

 彩夏が宣言するのと同時に、啓太は猛攻撃を開始した。先程までの屈辱を晴らそうと、連続で強烈なパンチをする。

明日香:「う、うぅ・・・」

 これにはさすがの明日香も腰が退けた。一度、打ち合いになってしまうと、啓太の攻撃は正確無比で、守りの構えも隙がない。

 明日香が金蹴りを決めようと股間めがけてキックを放つが、寸前のところで啓太に押さえられて、逆に床に落とし込まれてしまう。

 実践体術では1回の金的攻撃で相手を戦闘不能にすることを中心に考えられた武術なので、金的攻撃をかわされて、通常攻撃での勝負になると、分が悪い。啓太は明日香の上に乗ると、顔面めがけて連続パンチを炸裂させた。

明日香:「痛い!痛い!」

 やはり、明日香も女の子なので、顔を殴られると痛い。しかも、啓太の体重まで掛かってきて逃げることもできない。

 啓太は「降参するか」と勝ち誇った風に言った。体格も体勢も身体能力も啓太の方が圧倒的に優勢で、時間切れでも明らかに啓太の判定勝ちである。

 しかし、啓太は肝心なことを忘れていた。上に乗って、両足で相手の身体を押さえつけて、殴りまくる体勢は、同時にタマタマを無防備にさらしている。まさに、金玉をやっちゃって下さい!みたいな格好なのである。

 もちろん、実践体術慣れしている明日香がこの状態を見逃すことはなく、啓太の金玉を片手で握りしめた。啓太の金玉が他の男子よりも大きめだったため、1つのタマは明日香の手から逃れてしまったが、グリッ!と動いて、それだけで男の子の苦しみは倍増する。

啓太:「ぐわああ!!」

 思わず、啓太は大声を挙げ、身をよじるが、明日香は金玉を握った手を離さない。

啓太:「離しやがれ!」

明日香:「嫌よ。男なら、ちょっとキンタマを握られたくらいで、騒がないでね♪」

啓太:「この野郎!」

 啓太は明日香の腕をつかむが、明日香の手の中に握り込まれている金玉を救出することはできない。しかも、握られた金玉からは激痛が伝えられる。

明日香:「さっきまでの威勢はどうしたのかしら?」

啓太:「こんな卑怯なことをしやがって!」

明日香:「だって、実践体術だもの。それとも、キンタマを握られると、男の子は女の子に逆らえなくなるのかしら?」

 明日香は金玉を握る力を強める。

啓太:「ぐほほ!!」

 男の子の身体はゴツゴツしていて固いが、金玉だけは柔らかいのである。生まれたての赤ちゃんでも、武道の達人の男でも、金玉はほとんど同じ位の防御力しかなく、身体が大きくなったり、トレーニングをしたりしても、変わることはない。