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室町時代中期の道場(第1話)

2010.12.21
 武家政権なのに、武士らしいイメージに欠ける室町幕府であったが、
経済史上では、重要な時代であった。
為替手形の先駆け的存在である割符(さいふ)、徳政令濫発、
分一徳政の考案など枚挙に暇がない。
また、文化史的にも金閣・銀閣・能・畳などの発祥で
重要な時代である。

 室町幕府自身の軍事力は大してないが、権力が集中しているので
人の行き来で、京には各地の文化も集まっていた。
応仁の乱で大半は焼失してしまうことになるが、
それ以前の京は活気があり、政治・経済・宗教いずれを取っても
中心地と称して恥ずかしくない水準にまで発展していた。

 一方、少し京を離れると、守護大名同士が合戦を繰り広げたり、
盗賊・山賊が昼間から暴れ回っている状態なので、
地方と行き来する商人は自ら武装したり、
武士を雇い入れたりして、防衛を固めていた。

 当時、武道の主流は、剣術や弓道・体術などであったが、
いずれも修得するまで時間が掛かる上、相手も普通の武術は
それなりの腕を持つ者ばかりであるので、
商人の傭兵集団にはあまり向いていなかった。
そこで、南北朝の動乱期から急成長してきたのが実践体術である。
常夏も京の道場で、実践体術を修得していた。

 中世は女性であっても、その気になれば、武士になれる時代であったので、
腕力では男の子に力負けしてしまう女の子にも
実践体術は重宝された。

 普通の武術はダメージの重ね合いで、なかなか勝負がつかない上に
身体能力に優る男の方が断然有利であるが、
金的攻撃禁止のルールがない実践体術では女の子でも
男の子に勝てるのである。
それどころか、男の子の方が圧倒的に不利になる。
一撃で相手を倒せる実践体術に魅力を感じて
入門する男の子も多いが、男の子にとって、
実践体術の訓練は、とても過酷なものであった。

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室町時代中期の道場(第2話)

2010.12.21
 室町時代は何事も基準が曖昧で、農民の子供でも商人の子供でも
なろうと思えば、武士になれたので、実践体術の道場には
様々な身分の人が集まっていた。
虎松(とらまつ)もその1人で、宮大工の三男坊だったが、
大工にはなりたくないので、武士を目指して、入門した。

 この実践体術の他にも、剣術や弓道の修行をしている。
神社の神事で弓道を褒められたので、弓を生かした武士になろうと
思っていたが、弓道も剣術も武士の子弟にはほとんど敵わなかった。

 しかし、ある日、弓道で自分が全く歯の立たなかった孫六という
年上の男の子が実践体術で自分より年下の女の子に
あっけなく負けたという話を聞いて虎松は実践体術をはじめた。

 最初、虎松は若い女の師範から講義を受けた。
見た目は若い女性であるが、室町幕府奉公衆(将軍直属軍)の娘で
普通の剣術や弓道にも長けていた。

「まずは蹴りの練習よ」
そういうと、両足のある案山子(かかし)を蹴って見せた。
蹴りは鋭く、一緒にいた男の子の何人かは
自分が蹴られたかのように痛そうな表情をしていたが、
虎松は金的攻撃を受けた経験がなく、金玉の痛みは未知数であった。

「男の子は金玉がすごい急所なの。
金玉は足と足の間にぶら下がっているから、
こうやって、蹴る練習をしておけば、だれでも簡単に男の人を
倒せるのよ」などと言って、蹴り方などを丁寧に説明した。

 痛そうな顔をする男の子とは対照的に女の子は
ニヤニヤと笑っている子が多かった。
虎松も金玉が急所だという話を聞いたことはあるが
そんなに痛いのか、半信半疑であったであった。
虎松は『男の子の方が強いに決まっているんだから気休め程度』などと
思って、攻撃を素早く回避する方法や不利な状況からの脱出方法の方を
熱心に聞いていた。

 案山子(かかし)で蹴りの練習をした後、
実際に男女で組になって蹴り合いをすることになり、
虎松は、花雲(はなぐも)という同年代位の女の子と組になった。
花雲はずいぶん前から実践体術の道場に通っていた。

 他の男の子たちが暗い表情になる中、虎松など
今日入ったばかりの男の子だけが明るいままなので花雲は
「今日が初めてなの?」と聞いてみた。
「そうだよ」
「金玉を蹴られたこともないの?」
「うん、ないよ」
「そうなんだ」
そこまで言うと、花雲は笑顔になった。
虎松も自分と同い年くらいの女の子の蹴りくらい、平気だと
たかをくくっていた。
生まれて初めて味わう男の痛みも知らずに・・・。

室町時代中期の道場(第3話)

2010.12.26
「最初は男の子から女の子への蹴りね」と師範が告げた。
虎松の蹴りが花雲の足と足の間に命中するが、
花雲の表情は余裕で全く動じない。
その後、十回位蹴りを入れたが、花雲は痛そうな顔もしなかった。

「次は、女の子から男の子への蹴りね。
ただし、女の子は半分くらいの力で、三回までね」
師範は少し笑いながら言った。

 経験のある男の子は思わず、少し両足の間を狭める動作などをしたが、
虎松は両足を大きく広げて、仁王立ちしていた。
「それじゃあ、いくわよ」
そう言うと、花雲は虎松の足と足の間を蹴った。
案山子(かかし)への蹴りの半分以下の力しか入っていないが、
もちろん、そこには大切な男の急所がぶら下がっている。
金玉がぐりっと動いた感覚があった瞬間、
虎松は凄まじい激痛に襲われた。

「ぎゃ~!」
虎松は悲鳴を上げると、そのまま、うずくまったが、
どうにもこうにも痛みが引かない。
今まで経験したこともない痛みが虎松の全身を駆け抜けた。
大工の修行で、角材でスネを強打してしまったこともあるが、
今、花雲から受けた金蹴りの方が、その痛みの比ではなく
息もできないような重苦しい痛みだった。
一方、これだけの苦しみを与えた花雲の表情は余裕で
「あと2発残っているよ?」と楽しそうに言っていた。

 虎松は両手で金玉を押さえながらも、何とか立ち上がろうとしたが
身体が言うことを利かなかった。
虎松は知るよしもなかったが、金玉を蹴られると、脳が内蔵へのダメージと
判断して、男の子を強制的にうずくまらせるのである。

 虎松よりもずっと身体が大きく、普通の武術では圧倒的な勝率を
誇っていた孫六が年下の女の子にあっけなく負けたのであるから
虎松が同い年くらいの女の子の金蹴りに耐えられるはずもない。
虎松は金玉を押さえたまま、前屈みでうずくまった。

室町時代中期の道場(第4話)

2010.12.26
「男の子だったら、しっかり立ってよ」
女の子の声がする方を見ると、花雲が笑いながら仁王立ちしている。
体術の服を着ているので、すっきりとした股間を見せつけていた。
虎松と花雲は全く別の生き物なのである。

「う、うっ・・・」
生まれて初めて味わう金玉の痛みに虎松は耐えかねていた。
今までの「男は女に絶対負けない」という考えはあっけなく破られた。
本来、孫六が女の子に負けた時点で気付くべきであったが
金玉の痛みを体験したことがなかったため、信じるのが遅れたのである。

 一方、花雲も生まれて初めての金蹴りで苦しむ男の子を見て興奮し、
『女の子に生まれて良かった』と心から思った。
普通の武術では男の子に負けまくっている花雲でも
簡単に男の子を倒せたのである。
しかも、自分に付いていないところが急所で、
そこが男の子の証の部分なのだから、ますます優越感が湧いてくる。

 花雲が周囲を見渡すと、あっちこっちで男の子がうずくまっていた。
中には筋骨隆々とした、たくましい男の人もいたが、
床でうずくまっていた。
金玉は神様が男の子だけに与えた男子最大の急所なのだから当然である。
小さな男の子でも、戦場で大将を討ち取るような歴戦の武士でも
平等に、地獄へ落とす。
どんな男の子でも、金玉だけは鍛えることができないのである。

「みんな、どうでしたか?
身体が大きくて強い男の子でも金玉さえ攻撃してしまえば
倒すのは簡単ですよね」
師範が説明をして、女の子たちは笑顔で聞いているが
男の子は金玉から来る痛みでそれどころではない。
両手で股間を押さえながら
苦しそうにうずくまり、床を転がっていた。

室町時代中期の道場(第5話)

2010.12.31
 男の子たちが回復するまで30分程、休みが取られた。
楽しそうに話しながら道場の外へ行く女の子もいたが
花雲は虎松が苦しむ様子を観察していた。
男の子は全員苦しい思いをしているが、特に虎松は初めて味わう
男の痛みなので、肉体的のみならず、精神的衝撃も大きかった。

『実践体術は女の子が有利になるだけ・・・。』
虎松は悶絶しながら、そう思った。
普通の武道でどうしても勝てなかった孫六たちに勝ちたくて
実践体術をはじめたのではあるが、この技を男の子にやるのは
同じ男の子として気が引ける。

 虎松も孫六も、しっかりと金玉が付いていて
金玉の痛みを容易に想像できるため、攻撃しづらいのである。
しかも、虎松自身も相手から金的攻撃を受ければ
同じ苦しみに遭うことになるから、ますます、やりにくい。

 しかし、女の子たちは平気で急所攻撃をしてくる。
女の子には金玉が付いていないため、報復を怖れる心配もないのである。
男の子は仕返しをしたくても、女の子には金玉のような急所は
ぶら下がっていない。

「初めて受けた金蹴りはどうだったかしら?」
花雲が楽しそうに聞いてきた。
まだ金玉の痛みから回復していない虎松は「すごく痛い」と
答えるのが精一杯だった。

 普通の武道なら、男の子の方が勝っていただろうが、
股間の蹴り合いだけなら、女の子の方が圧倒的に有利なのである。
道場では、十数人の男がいたが、全員苦しそうに床に沈んでいた。
どんなに強い男の子でも金玉を蹴られた時だけは
みんな同じ反応なのである。

室町時代中期の道場(第6話)

2010.12.31
 30分経って、何とか立ち上がれるようになった人も増えてきたが、
未だに動くことができない男の子も相当数いた。
運悪く、蹴りが副睾丸直撃だった場合や金玉が恥骨との間に
挟まれるような蹴りを受けた男の子は、地獄の苦しみを味わうことになる。

 虎松は普通に金蹴りを受けただけなので、まだ痛みは残るが
練習は続けられた。
練習可能な男の子が減ったため、虎松は、花雲と常夏の3人1組で
練習を続けることになった。

 常夏は虎松より年上の女の子で、身体も大きい。
虎松と同じ位の体格である花雲との練習でもあっさり負けたのだから
常夏との練習はさらに過酷なものである。

 一方、虎松と対峙した常夏は余裕でほほえんでいる。
休憩前の練習では、年上で筋骨隆々とした男の子を金蹴り1発で
うずくまらせていた。
常夏は足の甲にやわらかい金玉が2つとも乗った感触を実感した。
逃げ場を失った金玉が、常夏の足と恥骨との間に圧迫されて
男の子に地獄の苦しみを与えたのであろう。
やられた男の子は道場の隅で苦しそうにうずくまっている。

 師範が「次は握り合いです」と言った途端、笑い出す女の子が続出した。
先程の蹴り合いであれば、男の子も同じように女の子を蹴れるが、
すっきりとした股間の女の子を相手に握り合いは無理である。
「今度は男女同時に握り合いをして最初に相手を降参させた方が勝ちです。
男の子は、代わりに胸を握るか、髪の毛を引っ張ってもいいですよ」

 多くの男の子の表情が暗くなる中、虎松だけは戦意に燃えていた。
『その条件なら、勝てるかも知れない』と虎松は密かに
思っていたのである。
体術の試合で、胸を強打して、そのまま負けた女の子を
何度も見たことがある。
女の子の胸は急所なのである。
また、髪の毛も引っ張られれば、かなり痛い。
虎松は髪を短く切ってあるので、髪をつかみにくいし
引っ張ろうとしても、しっかりと力が入らないのは目に見えている。
一方、女の子の髪は長くて、簡単につかむことができる。
花雲や常夏が痛がる姿が目に浮かんだ。

室町時代中期の道場(第7話)

2010.12.31
 応仁の乱以前にも、合戦の規律が破られ、何でもありの戦いはあった。
禁忌の夜討ちを行った保元の乱、非戦闘員まで平然と殺害する源義経など
これまでの歴史でも、混乱期には時々出現する。
源平合戦期にまでさかのぼらなくとも、南北朝時代にも
寺院を焼き討ちにしたり、夜討ち朝駆けを仕掛けたりすることは多々あった。

「握り合いの練習はお互いに全裸で行います」と師範が告げた。
思わず、男の子目線は、女の子の方へ行ってしまう。
道場の隅で地獄の苦しみと闘っている男の子たちまでもが
女の子の方を見た。

 しかし、女の子たちはそんな目線を気にすることもなく、
てきぱきと服を脱いだ。
虎松も自分の同世代の女の子の裸と年上の女の子の裸を見て興奮した。
もしも、虎松がもう少し年上だったら、勃起していたかも知れないが
さいわいなことに勃起することはなかった。

「何、勝手に立たせているのよ」
周りでは女の子が勃起した男の子のことをからかっている。
虎松が見てみると、筋骨隆々とした男の子のおちんちんは
大きく立ち上がって、上を指し、金玉は、ますます無防備になっていた。

「最初は、私ね」
花雲が楽しそうに言った。
虎松のおちんちんは下にたれていて、金玉の一部を隠していた。

 花雲はおちんちんの下にある金玉を片手で包み込んだ。
『やわらかい!』
男の子の身体は固いのが普通であるが、金玉だけは柔らかいのである。
花雲は、男の子の金玉の柔らかさに少し興奮した。
さらに、花雲は調子に乗って、おちんちんの方も上から指で撫でてきた。
練習だとは言え、同年代の女の子に金玉を優しく包み込まれたり
指で撫で回されたりした虎松は不思議な感覚に襲われた。
自分の意志とは関係なく、勝手に勃起してしまう。

『やばい・・・』と虎松は思ったが、女の子におちんちんを
撫で回されている今、反射的勃起に抗うすべはない。
周りの男の子たちと同じく、虎松も勃起してしまった。

「やっぱり、男の子って、我慢できないのね」
常夏はうれしそうに言った。
花雲もちょっと撫でただけで、男の子のおちんちんを思い通りに
することができ、興奮した。

室町時代中期の道場(第8話)

2011.01.02
 虎松も花雲も同じ位の背丈である。
しかし、花雲には、虎松の足と足の間にぶら下がっている金玉のような
急所は付いていない。
自分には付いていない部分を片手で包み込むことができた花雲は
金玉の独特の感触に感激した。

 背丈は同じ位であるが、虎松の方が筋肉質な体付きであり、
身体能力も虎松の方が高い。
たくましい身体や優れた身体能力は金玉の出す男性ホルモンのおかげで
あったが、同時に、男の子に地獄の苦しみも与える部位でもあった。
先程の練習で、虎松が負けた原因もこの一点にある。
その金玉が花雲の手中に収められている。
普通の男の子なら、この時点で戦意を喪失しているが、
虎松だけは誇らしそうに花雲の髪をつかんでいた。

「始めて下さい」
師範の声と同時に、花雲は髪の毛を強く引っ張られ
一瞬、花雲の顔もひきずる。
そんな花雲の表情を見て、虎松は喜んでいた。
『これなら、勝てる』

 しかし、数秒後、形勢は逆転する。
花雲が虎松の金玉を鷲づかみにしたのである。
「ぎゃ~!」
虎松は凄まじい悲鳴を上げて、花雲の髪を離した。
もはや、攻撃をしている場合ではなく、必死に花雲の手を
金玉から離そうとしたが、花雲は金玉を握ったまま離さない。
しかも、虎松は金玉から来る重苦しい痛みで、ろくに力が入らなかった。
金玉を握られた時点で、男の子の唯一の長所である力強さは
完全に封印されてしまうのである。

 花雲は自分の手の中に金玉が2つともしっかりと握られている感触を
得て興奮した。
男の子の象徴がそのまま急所なのだから、興奮の度合いも高くなる。

室町時代中期の道場(第9話)

2011.01.06
 普通の武術では、男の子に負けっぱなしの花雲が
実践体術では虎松に勝てるのである。
それどころか、金玉という男子最大の急所を持った虎松の方が
圧倒的に不利になっている。

 虎松の金玉を握りながら、向かい合っている花雲は優越感に浸った。
見た目は同じような体格だが、二人の身体には大きな違いがある。
虎松には金玉が付いていて、花雲には付いていないのである。
しかも、実践体術において、その違いは決定的であった。

「ほら、しっかり我慢していないと、金玉潰れちゃうわよ?」
花雲が楽しそうに話し掛けた。
身体能力では、大幅に優れているはずの男の子が小さな金玉を
握られただけで、何もできずに苦しんでいるのである。
虎松は男の意地で黙って、金玉から来る苦痛と戦った。

 花雲が周囲を見渡してみると、すでに降参した男の子が数人いた。
男の子たちは苦しそうにうずくまっている。
金玉は内蔵の一種なのだから当然の結果である。
大きくなった男の人でも、小さな男の子でも、金玉の防御力だけは
みんな同じなのであった。
どんなに強い男の子でも金玉だけは筋肉が付かず鍛えられないのだから。

 花雲はこのまま力を入れて金玉を握り、虎松を降参させようかとも
思ったが、別の方法を採った。
鷲づかみにしていた金玉の片方を指と指の間から逃がしたのである。
小さな間を通らなければならなかった虎松の金玉は変形を強いられ
虎松はさらなる地獄の痛みに襲われた。
金玉の変形を強いる玉逃がしは内臓をえぐられるのと同じ痛みが
与えられるので、対処のしようがない。

「ぎゃ~!」
虎松は悲鳴を上げながら、うずくまろうとしたが、
もう1つの金玉は握られたままなので、座ることもできなかった。

室町時代中期の道場(第10話)

2011.01.06
「どう?降参する?」
花雲が笑顔で言った。
「だれが降参するもんか!」
「そう?それじゃあ、このまま潰しちゃうね!」
そう言うと、花雲は副睾丸をグリグリといじり始めた。

「わぁ!」
虎松が再び、短い悲鳴を挙げる。
金玉握りも激痛であったが、今、花雲に副睾丸を攻撃されている方が
数倍激痛である。
副睾丸は痛感神経が集中していて、ここを攻撃されると
普通の金的攻撃より数倍大きな苦しみが男の子に与えられる。
しかも、副睾丸への攻撃を脳が内蔵奥部に衝撃を受けたと判断して
男の子を強制的にうずくまらせるので、どんなに強い男の子でも
副睾丸をやられると、簡単に戦闘不能になってしまう。

「どう?降参する?」
花雲は優しく語りかけるが、金玉はしっかり握ったまま
副睾丸をグリグリし続けている。

「くそお・・・。」
虎松は悔しそうにうめき声を上げた。
『女の子に負けるわけがない』という強い想いがあって
必死で激痛に耐えようとするが、脳から来る命令の前には無力だった。
しかも、副睾丸からは激痛が来て、息をするのも苦しくなる。

大人の武士でも、女の子の急所攻めには敵わないのだから
虎松が急所攻撃に耐えられるわけがない。
虎松は降参した。