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徳政一揆と奉公衆(第1話)

2011.01.09
 室町時代は一揆が多かったが、特に1441年以降、急増していた。
ほぼ毎年、秋になると決まって、一揆が起きるのである。
昔から一揆自体はあったが、年貢を減らしてもらうなど、
ささやかな願いが目的であった。
それが、室町時代半ばから後期に入る頃になると、年貢の完全免除や
借金の棒引きを求めるなど過激になっていく。

 幕府や守護大名も困るが、1番困るのは金融業を営んでいる土倉である。
彼らは武士を雇い入れるなどして、自前の警備体制を敷いていた。
実践体術の師範である時子も本業は室町幕府将軍家直轄軍の奉公衆の
構成員であるが、土倉の警備もしている。

 奉公衆として出陣し、一揆の鎮圧をしても、
大将首という概念がないので、恩賞はほとんど期待できない。
侍所の雑務という感じである。
しかも、侍所の運営は当番の守護大名が行っているので
奉公衆は将軍から別に命令を受けて行動している。

 その日、西七条口から一揆勢が侵攻しようとしているという情報が
早馬で花の御所に届き、幕府は即座に一揆の鎮圧を各部署に通達した。
しかし、侍所は評議中と言い、門を固く閉ざして出陣せず、
他の守護大名や奉公衆も在京している軍勢が少ないと
出陣する者はほとんどいなかった。

 こういう状態では、土倉側の傭兵部隊と一揆勢の直接対決になる。
時子も道場を師範代の1人に任せて、契約を結んでいる土倉へ向かった。
守護大名が裏で加担している一揆ならば重武装が必要であるが
今回は普通の一揆なので、機動性を重視した装備である。
引き連れているのも、数人の女の子だけであった。

 担当の土倉に襲いかかってくる一揆勢を撃退するだけで良いので
急所攻撃に特化した訓練を受けている女の子だけで十分なのである。
向こうも豊かな百姓であれば、戦闘目的の刀や槍を持っているが、
角材などしか持っていない者も多い。
そもそも、土倉を襲撃し、証文や米などを奪うことが目的なので
本格的な武装は不要なのである。

 刀や槍の出番が少ないので、実践体術の真価を発揮することができる。
村で力自慢の男たちも金玉だけは鍛えられないのだから。

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徳政一揆と奉公衆(第2話)

2011.01.09
 土倉は門を固く閉ざして、一揆勢の動向をうかがっている。
時子たちの任務は一揆勢が土倉に着く前に、
彼らを戦闘不能にすることである。
ゲリラ的反撃なので、ますます実践体術が有利な状況になる。

 時の声を挙げながら、一揆勢は洛中へと侵攻していた。
日頃、農作業で鍛えている男たちの身体はどれも惚れ惚れするほど
たくましかった。
しかし、その足と足の間には金玉もしっかり付いている。
金玉は男の象徴なのだから。

 男の武士とも実践体術で対戦し、勝ったことがある時子は
一揆勢を前にしても全く動じなかった。
狙いは金玉一点だけなのである。
武術を極めた男の武士でも金玉だけは鍛えられないのだから
普通の男が勝てるわけがない。

 時子の持っている武器は実践体術用の木刀である。
先端が重たくなっていて、まさに金的攻撃のためにあるような道具だった。
以前、管領細川家に仕えていて、永享の乱での手柄を讃えられ
将軍から刀を賜ったこともあるという筋骨隆々とした武士と
試合をしたこともあるが、その男は実践体術用の木刀で股間を
1回軽く叩かれただけで戦闘不能になり、夕方まで苦しそうに
金玉を押さえて、うずくまっていたほどである。

 時子たちは一揆勢の振りをして、一揆勢の中では珍しく
まともな武装をしている男たちの後方へ回った。
一揆勢が侵攻しているとは言え、幕府軍や土倉側と直接戦闘が
行われていないところでは平穏なのである。
洛中の住民でも借金が帳消しになると助かると
一揆勢を応援している者は多い。
実際、一揆に参加している京童も相当数いる。

 たくましい身体に立派なよろいを身につけて堂々と行軍している姿は
まさに男の戦闘態勢という感じであった。
その男の足と足の間にぶら下がっている金玉を想像して
時子は少し興奮する。

 本当の実戦で緊張している女の子もいたので、時子は
「みんな、金的攻撃よ。金玉つぶせば、女の子の勝ちなんだから」と
小声で言った。
その言葉を聞いて、不安がっていた女の子も、道場で金玉を痛がって
動けなくなっている男の子たちを思い出し、自信を取り戻した。
軽い蹴りでも、あんなに痛がるのだから、この木刀で叩いたら・・・。

徳政一揆と奉公衆(第3話)

2011.01.09
 源三郎は豊かな農家の出身で、子供の頃から身体を鍛え
地頭の屋敷にも出入りして剣術の稽古をしていた。
すでに何度も一揆に参加したことがあり、実戦経験も積んでいる。
前回の一揆も侍所の軍勢を相手に一歩も引かず、
見事に土倉を焼き討ちにした。
特に今回は、侍所も守護大名も全く動いていなかったので、
余計に勢いづいている。

 時子は源三郎たちの集団を標的にした。
周囲でまともな武装をしているのはここの4人だけで
部下も運送に従事させて後方にいるためか、見当たらない。
この4人だけ戦闘不能にすれば、命の取り合いになることはなくなる。

 時子の合図で、実践体術の面々は無言で、男たちに攻撃を仕掛けた。
男たちの金玉があるであろう部分を狙って、実践体術の木刀を叩き込む。
立派なよろいを身につけていると言っても、股間のところに防具はない。
上流階級の武士の中には、よろい本体とは別に股間の防具をつけている者も
いるが、農業の片手間で武士をやっている男は
そんな物を持っているはずもない。

 実践体術の木刀を叩き込まれた瞬間、源三郎は何が起こったのか
理解できなかった。
一瞬、遠くから弓で射られたかと思ったが、金玉から痛みが上がってきて
不覚を取ったことに気付いた。

 地頭の許で働いていると、稀に実践体術の者と戦うこともある。
武士の誇りや情けが全くないと言われている足軽たちでさえ
金玉を狙う者はほとんどいない。
同じ男として、金玉だけは狙わないという不文律が
広がっているからである。
多勢に無勢で、追い詰められた状況で行う男は稀にいるが
結局は敗れて討伐されることになる。

 しかし、今は状況が異なる。
ここにいる人数は時子たちが6人で源三郎たちが4人。
武装・体力は源三郎たちの方が圧倒しているが、今、女の子たちに
股間を強打されてしまった。
当然、そこには大切な男の急所がぶら下がっている。
源三郎は凄まじい激痛に襲われた。

「わあ!」
源三郎は叫び声を挙げ、持っていた槍を捨てると、
股間を押さえてうずくまった。

「やった!」
時子たちは歓声を挙げた。
やはり、金玉は急所なのである。
筋骨隆々とした男であっても、簡単に戦闘不能にしてしまう。

 農作業の合間に、地頭の許で戦闘に従事していた男であっても
金玉だけは鍛えられないのである。
実践体術の木刀で金玉を叩かれた源三郎たちは苦しそうに股間を押さえて
そのまま苦しそうに地面に沈んでいる。
よろいを身につけているため、重みがそのまま、のしかかる。
今までは何とも感じなかったが、金玉を強打した今は身体に堪える重さであった。
源三郎たちは苦しそうに、地面を転がっていた。

徳政一揆と奉公衆(第4話)

2011.01.09
 室町時代、守護大名に公然と異を唱え、独自に行動する地頭も
相当数いる。
また、守護大名の方も、領国経営の安定を図るため、国人クラスの
武士なのか、農民なのか、あいまいな階層の取り込みにも力を入れていた。

 源三郎たちを一瞬で戦闘不能にして、時子たちは興奮した。
あんなに強そうに威張っている男も金玉だけは弱いのである。
身体能力の高さを生かして、暴れ回っている一揆勢の男たちも
女の子の急所攻撃の前には無力だった。
両手で股間を押さえて、地面を、はいつくばるしかない。

「あなたたち、村では一揆を率いている人たちでしょう?
少しやられただけで、だらしないわね」と時子が言った。
源三郎が声のする方を見てみると、時子がすっきりとした股間を
誇示するかのように、仁王立ちしていた。

「ふ、ふざけやがって!」
源三郎は男の意地で立ち上がろうとしたが、崩れてしまう。
金玉に受けた攻撃を脳が内蔵への衝撃と判断して、男の子を強制的に
うずくまらせているのである。
その後も源三郎は立ち上がろうとしていたが、
金玉から来る痛みには敵わなかった。

「男の子なんでしょう?ちゃんと立ちなさいよ」
そう言うと、時子は再び、源三郎の足と足の間を実践体術の木刀で
叩いてみた。
源三郎は前屈みなので、後ろから叩くことになる。
狙いは正確で、副睾丸直撃だった。

「ぎゃ~!」
源三郎は情けなく、悲鳴を挙げる。
精子を貯蔵し、育てる副睾丸は痛感神経が集中している急所中の急所である。
金玉本体を攻撃されるより、数倍強い苦痛が与えられる。

 金玉から来る痛みに、じっと耐えていた男の子も副睾丸の痛みだけは
我慢できない。
源三郎は胎児のような姿勢でうずくまった。
もはや、男の意地や誇りを考えている場合ではなく、悶絶するしかない。

「男なのに、だらしないわね。
よろいも、ちゃんと着ているのに」
時子はそう言うが、よろいを着ていても股間の防御にならないことは
わかっている。
よろいの防御が及んでいない脇の下から槍を入れられ
戦死する武士の話はよく聞くが、股間も狙い目なのである。

 時子は男の痛みに屈して悶絶する源三郎を見て興奮した。
周囲を見渡すと、他の男たちも急所攻撃を受けて悶絶している。
金玉は男であるがゆえに鍛えられない急所なのである。
どんなに強い男の子でも金玉をやられた時だけは、みんな同じなのだった。

徳政一揆と奉公衆(第5話)

2011.01.15
 重いよろいを着たまま、源三郎たちはうずくまっていた。
日頃、鍛えている筋肉も立派なよろいも、女の子の急所攻撃には
何の役にも立たなかった。
もはや、源三郎たちは立ち上がることもできなかったが、
時子は念のために、もう2発、実践体術の木刀で急所攻撃をした。

「ぎゃ!」
源三郎は短くわめく。
今まで高い身体能力を持った男に生まれたことを誇らしく思っていたが
その想いは時子たちによって、あっけなく壊された。
女の子と本気で戦ったら、男の子は負けるのである。
他の女の子たちも何発か、実践体術の木刀で金的攻撃を行い、
男たちの抵抗を徹底的に排除すると、よろいを脱がせ始めた。
源三郎たちは苦しくて抵抗できない。

 よろいを脱がせてみると、体術用の服が現れた。
実践体術用の服まではいかないが、かなりぴっちりした動きやすい服装で
余計に金的攻撃が効いたのであろう。

 重いよろいからは解放されたが、重苦しい金玉の痛みは続いている。
一揆勢の重武装部隊を戦闘不能にし、武具を奪ったのだから
時子たちの任務は終わったことになる。
もちろん、他の村から来ている重武装部隊も排除しなければならないが、
この周囲には今のところ、重武装部隊はいない。
他の地区にある土倉を襲撃しているのであろう。

 時子は、体術の服で苦しむ源三郎を見つめて、いたずら心にかられた。
幼い頃から武道の訓練を受けてきた時子であるが、
身体能力は源三郎よりも低い。
女の子で、あまり筋肉が付かず、体力が上がりにくいのが原因である。

 しかし、神様は身体能力が優れている男の子に
金玉という急所を付けてくれた。
金玉は狙いやすい位置に付いていて、簡単に攻撃できる。
しかも、その急所は絶対的で、どんなに強い男の子でも金玉だけは
鍛えることができない。

 時子は、源三郎の体術の服も脱がせ始めた。
「やめろ!」と源三郎は言って、必死で服を押さえるが、
金的攻撃を何度も受けたため、ほとんど抵抗できない。

徳政一揆と奉公衆(第6話)

2011.01.15
 他の地区への一揆勢の侵攻は凄まじく、
幕府側との戦闘のためか、煙がいくつも見えるが
時子が担当する土倉のある地区への侵攻は源三郎たちだけであった。
また、西七条口の関所を幕府側が奪還したのか、
源三郎の配下の部隊も来なかった。

 時子は源三郎の金玉を2つとも片手で包み込んだ。
大人の男でも金玉だけは柔らかい。
『私も生まれる前はここにいたのね・・・。』
そう思うと、少し恥ずかしい気持ちになる。

 神様は男の子に優れた身体能力を与えたが、
代わりに金玉を付けておいた。
金玉と副睾丸で、二重の急所となっているのは
神様が人間の反乱を警戒して、身体能力が優れている男の子に
わざと作った弱点だから。
これで、完璧な急所体制が確立し、男の子は生まれた瞬間から
金的の恐怖におびえなければならないようになった。

 時子は金玉を優しく包み込んだ後、源三郎のおちんちんも
優しく揉み始めた。
「う、うっ・・・。」
源三郎の声色が明らかに変わった。
金玉から来ていた苦痛はすぐには消えないが、
おちんちんから来る快感と競合し始めたのである。

 女の子に金的責めにされている状況にも関わらず、
源三郎は妙な感覚に襲われた。

「あ、あうっ・・・。」
おちんちんが大きく立ち上がるにつられて、金玉も動き、
源三郎に重苦しい痛みを与える。
時子は金玉を優しく包み込むようにして握っているので
金玉の動きもよくわかる。

「金玉って、厄介な物ね
本当は私よりもずっと力があるのに」
そう言うと、時子は無防備に露出している金玉を軽くデコピンした。

「はうっ!」
実践体術の木刀で何度も叩かれた後の金玉へのデコピンは堪える。
日々、きつい農作業と地頭の許での治安維持活動に従事している男の身体は
バランス良く鍛えられ、京に常駐している男の武士よりも、
惚れ惚れする体付きになっているが、やはり金玉だけは弱い。
しかも、時子は副睾丸を狙ってくる。
源三郎は、時子のおもちゃとなっていった。

「く、くそお・・・」
源三郎は悔しそうにうめく。
普通の武術で戦えば、女の子に負けるはずなどないが、
実践体術では話が違う。
他の武術では禁じ技とされ、卑怯と言われる急所攻撃ばかりしてくる。
女の子が男の子を倒すためだけに考えた技の数々は
どんなに強い男の子でも我慢できないのである。

徳政一揆と奉公衆(第7話)

2011.01.15
 時子が周りを見てみると、他の男たちもすっかり戦闘不能となっていた。
一揆で先陣を張って戦闘を行うはずのたくましい男たちも
女の子の急所攻撃の前には全くの無力であった。

 特に常夏は勢いよく実践体術の木刀を何度も相手の股間に
叩き込んでいたため、男は完全に戦意を失い、地面をはうことさえ
できなくなっていた。

「常夏、あなた、遊んでいるでしょう?」
常夏と仲の良い鈴与(すずよ)が少し笑いながら聞いてきた。
「だって、楽しいんだもの。こんなに軽い攻撃なのに」
そう言うと、常夏は再び、男の股間に実践体術の木刀を叩き込む。
「う、う・・・」
男はもはや悲鳴を挙げる気力もない。

「金玉って、不思議ね。私には全然効かないのに」と
常夏は実践体術の木刀を使い、自分の股間を同じ位の力で叩く。
勢いよく、木刀が足と足の間にぶつかるが、ほとんど何も感じない。
「ほら、全然痛くないよ」と常夏は得意げに何度も男たちに見せた。

 そんな様子を見せられた男たちはほとんど勝てる気がしなくなった。
日々、修行で鍛えてきた身体が、こんな軽い調子の女の子に
打ちのめされてしまっている。
努力以前の問題である。
金玉がある限り、男は女に勝てないのである。
源三郎たちは男に生まれてきたことを後悔させながら
時子たちが去った後も長時間、地面に沈んでいるしかなかった。

 一揆勢は洛中に侵攻することには成功したものの、
その日のうちに、幕府・土倉・守護大名の連合軍によって
京から一掃された。