- 検索フォーム
- RSSリンクの表示
- リンク
- ブロとも申請フォーム
- QRコード
室町時代の神明裁判(第5話)
2010.06.26
室町時代の神明裁判(第5話)
まだ、10回目の打撃であったが、時継は完全に戦闘不能となっていた。
しかし、身体を完全に押さえられているため、手で金玉をかばうことすらできなかった。
そんな時、神殿に1人の女の子が入ってきた。
「こんにちは!」
そう元気良くあいさつしたのは、地頭の代官の娘である、あかりであった。
金的神判の練習のことを知って、やって来たのである。
女の子にとって、自分にないところには興味があるし
普段は強い男の子があっさり負けるので、金玉が大好きなのであった。
その後も金的神判は整然と続けられた。
時継は何度も悲鳴を上げたが、お雪は無視して続けた。
時継が悶絶する姿を楽しく見ながら、
あかりも「守護大名に仕官なるなら、金玉の痛みくらい
我慢しなさいよ!」と言った。
あかり:「本当に金玉って、鍛えようがないみたいね」
お雪:「都にいる武士たちも金蹴りされたら、
相手が私達くらいの女の子でも、動けなくなりそうね」
あかり:「きっと神様が、男の子が強くなりすぎて
反乱でも起こされたら、困るから金玉を付けたのね」
金玉から来る痛みに悶絶しながら時継は
お雪たちの方を見つめた。
胸のふくらみはあるが、みんなの足と足の間は
すっきりしていて、何も付いていない。
この神殿の中で、金玉が付いているのは時継だけなのである。
周りにいる女の子たちは、金玉の痛みを一生経験することはない。
また、どんなに屈強な武士であろうとも、金玉だけは鍛えられない。
それなのに、仕官前である時継が女の子たちからの急所攻撃に敵うわけがなかった。
神殿には時継の悲鳴と女の子たちの楽しそうな笑い声がこだましていた。
まだ、10回目の打撃であったが、時継は完全に戦闘不能となっていた。
しかし、身体を完全に押さえられているため、手で金玉をかばうことすらできなかった。
そんな時、神殿に1人の女の子が入ってきた。
「こんにちは!」
そう元気良くあいさつしたのは、地頭の代官の娘である、あかりであった。
金的神判の練習のことを知って、やって来たのである。
女の子にとって、自分にないところには興味があるし
普段は強い男の子があっさり負けるので、金玉が大好きなのであった。
その後も金的神判は整然と続けられた。
時継は何度も悲鳴を上げたが、お雪は無視して続けた。
時継が悶絶する姿を楽しく見ながら、
あかりも「守護大名に仕官なるなら、金玉の痛みくらい
我慢しなさいよ!」と言った。
あかり:「本当に金玉って、鍛えようがないみたいね」
お雪:「都にいる武士たちも金蹴りされたら、
相手が私達くらいの女の子でも、動けなくなりそうね」
あかり:「きっと神様が、男の子が強くなりすぎて
反乱でも起こされたら、困るから金玉を付けたのね」
金玉から来る痛みに悶絶しながら時継は
お雪たちの方を見つめた。
胸のふくらみはあるが、みんなの足と足の間は
すっきりしていて、何も付いていない。
この神殿の中で、金玉が付いているのは時継だけなのである。
周りにいる女の子たちは、金玉の痛みを一生経験することはない。
また、どんなに屈強な武士であろうとも、金玉だけは鍛えられない。
それなのに、仕官前である時継が女の子たちからの急所攻撃に敵うわけがなかった。
神殿には時継の悲鳴と女の子たちの楽しそうな笑い声がこだましていた。
スポンサーサイト
室町時代の神明裁判(第4話)
2010.06.26
室町時代の神明裁判(第4話)
本当の神明裁判であれば、ここで再び祝詞と読み上げ、
神判を仰ぐ罪状も言うのであるが、今回は練習であるため、
それらの儀式は省略された。
時継は、神主と地頭から金的神判の練習台になることだけ
依頼されており、参加するだけで、
しかるべく守護大名家への推薦状が出ることになっている。
なので、もしも痛かったら、すぐにうずくまるつもりであった。
しかし、その認識が甘かったことを時継は思い知らされることになる。
時継は足と足の間を大きく開いた。
反射的に足を閉じないように、立ち会いの若い女2人が
それぞれ足を押さえ、もう1人の若い女が時継の手を後ろで押さえた。
時継は女の子の柔らかい身体を感じて興奮した。
しかも、手を押さえている女の子は後ろで密着しているため
必然的に胸が当たってしまう。
先ほどの、お雪からの愛撫に続いてこの密着姿勢である。
時継の長い方はますます固くなってしまった。
しかし、その快感も長くは続かなかった。
お雪が棒を取ると思いっ切り、時継の足と足の間にぶつけたのである。
「ぎゃっ!」
時継は凄まじい激痛を味わった。
金玉から来る痛みが全身を駆け抜け、
時継は素直に手で股間を押さえ、うずくまろうとした。
しかし、女の子3人で要所を押さえられているため、
うずくまることができない。
時継は驚愕した表情で、お雪の方を見つめた。
すると彼女は「今日は練習だから、これから50回やるね!」と言った。
女の子3人が時継に密着していたのも、そのためであった。
時継は激しく後悔したが、この状況ではどうすることもできない。
棒で叩かれる度に、時継の悲鳴と楽しい笑い声が聞こえた。
時継は金玉から来る地獄の痛みに耐えかねていた。
守護大名家へ武家奉公に出る以上、戦場で斬られ、
命を落とすことさえもありうる。
しかし、戦場での負傷の方がマシだと思えるほど
金的神判は過酷であった。
戦場であれば、日頃鍛えに鍛えた身体が役に立つだろうが
金玉から来る痛みには対処のしょうがない。
本当の神明裁判であれば、ここで再び祝詞と読み上げ、
神判を仰ぐ罪状も言うのであるが、今回は練習であるため、
それらの儀式は省略された。
時継は、神主と地頭から金的神判の練習台になることだけ
依頼されており、参加するだけで、
しかるべく守護大名家への推薦状が出ることになっている。
なので、もしも痛かったら、すぐにうずくまるつもりであった。
しかし、その認識が甘かったことを時継は思い知らされることになる。
時継は足と足の間を大きく開いた。
反射的に足を閉じないように、立ち会いの若い女2人が
それぞれ足を押さえ、もう1人の若い女が時継の手を後ろで押さえた。
時継は女の子の柔らかい身体を感じて興奮した。
しかも、手を押さえている女の子は後ろで密着しているため
必然的に胸が当たってしまう。
先ほどの、お雪からの愛撫に続いてこの密着姿勢である。
時継の長い方はますます固くなってしまった。
しかし、その快感も長くは続かなかった。
お雪が棒を取ると思いっ切り、時継の足と足の間にぶつけたのである。
「ぎゃっ!」
時継は凄まじい激痛を味わった。
金玉から来る痛みが全身を駆け抜け、
時継は素直に手で股間を押さえ、うずくまろうとした。
しかし、女の子3人で要所を押さえられているため、
うずくまることができない。
時継は驚愕した表情で、お雪の方を見つめた。
すると彼女は「今日は練習だから、これから50回やるね!」と言った。
女の子3人が時継に密着していたのも、そのためであった。
時継は激しく後悔したが、この状況ではどうすることもできない。
棒で叩かれる度に、時継の悲鳴と楽しい笑い声が聞こえた。
時継は金玉から来る地獄の痛みに耐えかねていた。
守護大名家へ武家奉公に出る以上、戦場で斬られ、
命を落とすことさえもありうる。
しかし、戦場での負傷の方がマシだと思えるほど
金的神判は過酷であった。
戦場であれば、日頃鍛えに鍛えた身体が役に立つだろうが
金玉から来る痛みには対処のしょうがない。
室町時代の神明裁判(第3話)
2010.06.26
室町時代の神明裁判(第3話)
お雪と立ち会い人の若い女3人は時継の服を脱がせた。
股間に防具などを入れられないためである。
一度、時継の服をすべて脱がせた。
京へ武家奉公に行くだけあって、剣術一筋で
鍛え上げられた男の身体を見て
お雪は、時継のたくましい筋肉を見て興奮した。
それは立ち会い人の若い女たちも同じである。
一方、時継もこれから始まる地獄の苦しみを知りつつも
透けるような薄い衣しか身につけていない若い女たちを見て興奮した。
森川神社の神主と地頭の代官の推薦状をもらうために
金的神判の練習台になることを承認した時継であったが、
透けて見えそうな若い女たちの身体にはどうしても反応してしまう。
大きく立ち上がらないようにと、時継は必死で我慢した。
しかし、お雪にイラズラ心が生まれた。
金玉とふんどしの間に薄い1枚の御札を入れるのは
神子である、お雪の専業である。
これは神聖な儀式になるため、神棚の下に屏風を置いてその中で行う。
この時、立ち会い人の若い女たちは中に入ってこられない。
何も身に付けていないで立っている時継の前にお雪は座り、
祝詞を読み上げながら、長い方を優しく揉み始めた。
時継は勃起しないように必死で我慢していたが、
お雪の技は巧みであった。
金玉に優しく触れながら、激しく長い方を揉み続けた。
お雪が揉み始めてからわずか5分しか経っていなかったが
時継はすさまじい快感に襲われ、完全に身をお雪に委ねていた。
途中、時継は何度も射精しそうになったが、
お雪が金玉に刺激を与え、射精させなかった。
出そうな快感と金玉から来る軽い刺激で、
時継は何とも言えない快感に浸っていた。
快感の最中にある男を絶対に射精させない技は
神官である父親がお雪に教えた秘儀であった。
特殊な祝詞と金玉への軽い物理的刺激によって
可能になる技である。
お雪は完全に時継を支配した。
最後にお雪は、時継の金玉とふんどしの間に御札を挟んで
ふんどしを金玉の動く余地がないほどにきつく締めた。
「それでは金的神判を始めます」
屏風の外に出て行き、立ち会いの若い女3人が
時継の股間を見つめた。
時継の長い方は完全に勃起し、ふんどしの中で窮屈そうにしていた。
それは外から見ても、よくわかる。
金玉は、ますます逃げ場を失い、
金的神判が始まる前から圧迫されるほどであった。
お雪と立ち会い人の若い女3人は時継の服を脱がせた。
股間に防具などを入れられないためである。
一度、時継の服をすべて脱がせた。
京へ武家奉公に行くだけあって、剣術一筋で
鍛え上げられた男の身体を見て
お雪は、時継のたくましい筋肉を見て興奮した。
それは立ち会い人の若い女たちも同じである。
一方、時継もこれから始まる地獄の苦しみを知りつつも
透けるような薄い衣しか身につけていない若い女たちを見て興奮した。
森川神社の神主と地頭の代官の推薦状をもらうために
金的神判の練習台になることを承認した時継であったが、
透けて見えそうな若い女たちの身体にはどうしても反応してしまう。
大きく立ち上がらないようにと、時継は必死で我慢した。
しかし、お雪にイラズラ心が生まれた。
金玉とふんどしの間に薄い1枚の御札を入れるのは
神子である、お雪の専業である。
これは神聖な儀式になるため、神棚の下に屏風を置いてその中で行う。
この時、立ち会い人の若い女たちは中に入ってこられない。
何も身に付けていないで立っている時継の前にお雪は座り、
祝詞を読み上げながら、長い方を優しく揉み始めた。
時継は勃起しないように必死で我慢していたが、
お雪の技は巧みであった。
金玉に優しく触れながら、激しく長い方を揉み続けた。
お雪が揉み始めてからわずか5分しか経っていなかったが
時継はすさまじい快感に襲われ、完全に身をお雪に委ねていた。
途中、時継は何度も射精しそうになったが、
お雪が金玉に刺激を与え、射精させなかった。
出そうな快感と金玉から来る軽い刺激で、
時継は何とも言えない快感に浸っていた。
快感の最中にある男を絶対に射精させない技は
神官である父親がお雪に教えた秘儀であった。
特殊な祝詞と金玉への軽い物理的刺激によって
可能になる技である。
お雪は完全に時継を支配した。
最後にお雪は、時継の金玉とふんどしの間に御札を挟んで
ふんどしを金玉の動く余地がないほどにきつく締めた。
「それでは金的神判を始めます」
屏風の外に出て行き、立ち会いの若い女3人が
時継の股間を見つめた。
時継の長い方は完全に勃起し、ふんどしの中で窮屈そうにしていた。
それは外から見ても、よくわかる。
金玉は、ますます逃げ場を失い、
金的神判が始まる前から圧迫されるほどであった。
室町時代の神明裁判(第2話)
2010.06.26
室町時代の神明裁判(第2話)
紛争の当事者が女である場合でも、一応、この金的神判は
自らの潔白を証明することにはつながるが、
女が股間を神子に叩かれてもうずくまらないが普通であるから、
訴訟がそんなに有利になることはない。
逆に訴訟の当事者が男の場合、神子に股間を叩かれても
うずくまらなかったら、かなり有利な材料として訴訟が進む。
わずかに残っている伝承の中でも、男は勝訴した。
その伝承は簡単に説明すると、次のような内容である。
昔、この村の寺から仏像が盗まれる事件があった。
調査を進めていくうちに、1人の男が犯人としてみなされたが、
男は無罪を主張し、決定的な証拠もなかったため、
男の申し出により、金的神判を行うことになった。
森川神社で定められた規則により、男は金玉が動く余地のないほど
きつくしめられたふんどしを履く。
ふんどしと金玉の間には1枚の薄い御札が入っている。
無実の者はこの御札が守ってくれるから、金玉を蹴られようが、
叩かれようが平気であるという理由であった。
男は大きく足を開いた状態で立ち、神殿に奉納してある太い棒を持った神子が、
その男の股間を思いっ切り叩いた。
しかし、男は少し痛そうな表情をしただけで、
神子が7回叩いても、うずくまらなかった。
これでは仕方がなく、男は無罪放免となったという話である。
お雪も神官の娘である以上、金的神判のやり方は幼い頃から
教わっているし、すでに練習では実践済みである。
最初の練習台になってくれたのは、
今は京へ武家奉公に出てしまったが、川田時継という青年であった。
お雪は透けるような薄い羽衣だけ身にまとい、神殿に入った。
これから金的神判を受ける者に対するせめてもの敬意である。
神殿に入ると、時継と、立ち会い人の若い女が3人いた。
彼女たちもお雪のような薄い羽衣だけ身につけていた。
神棚に向かって、祝詞を唱える終わると、
お雪は時継の前にやってきて、立ち会い人の若い女3人と共に
時継の着替えを始めた。
紛争の当事者が女である場合でも、一応、この金的神判は
自らの潔白を証明することにはつながるが、
女が股間を神子に叩かれてもうずくまらないが普通であるから、
訴訟がそんなに有利になることはない。
逆に訴訟の当事者が男の場合、神子に股間を叩かれても
うずくまらなかったら、かなり有利な材料として訴訟が進む。
わずかに残っている伝承の中でも、男は勝訴した。
その伝承は簡単に説明すると、次のような内容である。
昔、この村の寺から仏像が盗まれる事件があった。
調査を進めていくうちに、1人の男が犯人としてみなされたが、
男は無罪を主張し、決定的な証拠もなかったため、
男の申し出により、金的神判を行うことになった。
森川神社で定められた規則により、男は金玉が動く余地のないほど
きつくしめられたふんどしを履く。
ふんどしと金玉の間には1枚の薄い御札が入っている。
無実の者はこの御札が守ってくれるから、金玉を蹴られようが、
叩かれようが平気であるという理由であった。
男は大きく足を開いた状態で立ち、神殿に奉納してある太い棒を持った神子が、
その男の股間を思いっ切り叩いた。
しかし、男は少し痛そうな表情をしただけで、
神子が7回叩いても、うずくまらなかった。
これでは仕方がなく、男は無罪放免となったという話である。
お雪も神官の娘である以上、金的神判のやり方は幼い頃から
教わっているし、すでに練習では実践済みである。
最初の練習台になってくれたのは、
今は京へ武家奉公に出てしまったが、川田時継という青年であった。
お雪は透けるような薄い羽衣だけ身にまとい、神殿に入った。
これから金的神判を受ける者に対するせめてもの敬意である。
神殿に入ると、時継と、立ち会い人の若い女が3人いた。
彼女たちもお雪のような薄い羽衣だけ身につけていた。
神棚に向かって、祝詞を唱える終わると、
お雪は時継の前にやってきて、立ち会い人の若い女3人と共に
時継の着替えを始めた。
室町時代の神明裁判(第1話)
2010.06.24
室町時代の神明裁判(第1話)
お雪は神官の娘である。
室町時代の神官は祈祷ばかりでなく、
神明裁判の主催者という役割も担っていた。
有名なのは湯起請である。
多くの場合、沸騰した湯の中に手を入れ、
火傷をしたら、その者が負けという形式の裁判である。
しかし、そんなことをしていて
大火傷を負った者はその後の農作業もできなくなってしまう。
そこで、この村では、湯起請とは違う神明裁判が行われていた。
それは金的神判である。
金的神判は、当事者の股間を神子が思いっきり叩き
うずくまったら、その者に落ち度があるとして処断される形式の裁判である。
悪いことをしていない者には神の御加護があるから股間を叩かれようが
蹴られようが平気だという理論なのであった。
この金的神判の場合、当事者が男同士あるいは女同士の場合は
大して問題はないが、当事者が男と女であった時は圧倒的に女が有利になってしまう。
神子が、7回、当事者の股間を叩いて、
どちらもうずくまらなかったら、引き分けとなる。
しかし、神子の金的攻撃に7回も耐えられる男は、まずいないであろう。
男が7回も神子からの金的攻撃に耐えたという結果は
村の長老も見たことがなく、わずかな伝承の中に残っているだけであった。
お雪は神官の娘である。
室町時代の神官は祈祷ばかりでなく、
神明裁判の主催者という役割も担っていた。
有名なのは湯起請である。
多くの場合、沸騰した湯の中に手を入れ、
火傷をしたら、その者が負けという形式の裁判である。
しかし、そんなことをしていて
大火傷を負った者はその後の農作業もできなくなってしまう。
そこで、この村では、湯起請とは違う神明裁判が行われていた。
それは金的神判である。
金的神判は、当事者の股間を神子が思いっきり叩き
うずくまったら、その者に落ち度があるとして処断される形式の裁判である。
悪いことをしていない者には神の御加護があるから股間を叩かれようが
蹴られようが平気だという理論なのであった。
この金的神判の場合、当事者が男同士あるいは女同士の場合は
大して問題はないが、当事者が男と女であった時は圧倒的に女が有利になってしまう。
神子が、7回、当事者の股間を叩いて、
どちらもうずくまらなかったら、引き分けとなる。
しかし、神子の金的攻撃に7回も耐えられる男は、まずいないであろう。
男が7回も神子からの金的攻撃に耐えたという結果は
村の長老も見たことがなく、わずかな伝承の中に残っているだけであった。
室町期農村の急所訓練(第6話)
2010.06.24
室町期農村の急所訓練(第6話)
村1番の力持ちと言われた権兵衛も
お雪の急所攻撃には敵わず、他の3人と同じく戦闘不能になった。
残された男は、与平だけである。
お雪は与平と対峙した。
屈強な男たちを4人も連続で倒しておきながら
お雪は汗一つかくことなく、与平との闘いに臨めた。
与平は、特に得意な武術もない。
かろうじて、体格だけは、お雪より勝っていたが
鍛え上げられた身体など金玉から来る痛みには何の役にも立たないと言うことは
前の4人の結果から分かりきっている。
持久戦でも、短期戦でも、まともに戦った場合、
男は圧倒的に不利だということを悟った与平は、
『こっちも急所を狙ってやろう』と思っていた。
試合開始後、与平は素早く、お雪のスネを蹴った。
一瞬、お雪も痛そうな顔をした。
『これなら勝てる!』
与平はそう思い、つっぱりで一気に勝負を着けようとした。
しかし、つっぱりをしようと、お雪に近づいた瞬間、
与平に激痛が走った。
お雪が与平の金玉を思いっ切り握ったのである。
「ぎゃ~!」
与平は叫びながらも、お雪の髪を引っ張った。
髪を引っ張られるのはかなりの苦痛であるはずである。
しかし、お雪は動じなかった。
お雪は与平の金玉を下に引っ張った。
これには、与平も従うしかない。
床に座った状態になると、お雪は権兵衛にやったのと同じように
与平の金玉を強弱つけて数回握った。
与平の顔は苦痛にゆがむ。
強弱をつけられると、かえって痛みに対応しにくいのである。
「参った!降参!」と与平は叫んだが、
お雪は「女の子の髪を引っ張ったんだもの、
もう少し地獄の苦しみを味わいなさい」と笑顔で言った。
降参も許されず、与平は金玉の痛みと闘い続けなければならなかった。
お雪は、与平の金玉を探るように握り続け
すぐに、ぐりぐりと新たな金的攻めを始めた。
「わっ!」
与平はさらに叫んだ。
先ほどとは比べものにならない痛みであった。
それもそのはずで、お雪は彦三郎の時と同じく、
副睾丸を攻めているのである。
彦三郎の場合は一回の打撃で済んだが、
与平はぐりぐりと何分もやられた。
「やめてくれ!」
与平は何度も叫んだが、お雪の攻撃は止まらない。
それどころか、「副睾丸は痛みを感じやすいだけで平気よ」などと
楽しそうに言われた。
けいこ場では、男たち5人がそれぞれ金玉の痛みと闘っている。
お雪は『神様って、こんなにも面白く、
男女をつくり分けたのね」としみじみ思った。
元々は大切な場所だから男の子に守ろうという気持ちを持ってもらうために
金玉を急所にしたのであった。
しかし、急所の度合いを強くしすぎてしまった。
そこをやられると、動くことすらできなくなってしまうほどの痛みを
与える仕組みにしてしまったのであった。
それゆえ、男の子は金玉を蹴られると、
自分の身体さえ、守れなくなってしまうのである。
与平は、他にお雪の痛がりそうな場所を探したが
何も見当たらなかった。
それどころか、お雪の足と足の間はすっきりしていて
金玉も付いていない。
与平は、女の子は一生経験することにない男の痛みと
ただ格闘するしかなかった。
試合は、お雪の圧勝で終わった。
村1番の力持ちと言われた権兵衛も
お雪の急所攻撃には敵わず、他の3人と同じく戦闘不能になった。
残された男は、与平だけである。
お雪は与平と対峙した。
屈強な男たちを4人も連続で倒しておきながら
お雪は汗一つかくことなく、与平との闘いに臨めた。
与平は、特に得意な武術もない。
かろうじて、体格だけは、お雪より勝っていたが
鍛え上げられた身体など金玉から来る痛みには何の役にも立たないと言うことは
前の4人の結果から分かりきっている。
持久戦でも、短期戦でも、まともに戦った場合、
男は圧倒的に不利だということを悟った与平は、
『こっちも急所を狙ってやろう』と思っていた。
試合開始後、与平は素早く、お雪のスネを蹴った。
一瞬、お雪も痛そうな顔をした。
『これなら勝てる!』
与平はそう思い、つっぱりで一気に勝負を着けようとした。
しかし、つっぱりをしようと、お雪に近づいた瞬間、
与平に激痛が走った。
お雪が与平の金玉を思いっ切り握ったのである。
「ぎゃ~!」
与平は叫びながらも、お雪の髪を引っ張った。
髪を引っ張られるのはかなりの苦痛であるはずである。
しかし、お雪は動じなかった。
お雪は与平の金玉を下に引っ張った。
これには、与平も従うしかない。
床に座った状態になると、お雪は権兵衛にやったのと同じように
与平の金玉を強弱つけて数回握った。
与平の顔は苦痛にゆがむ。
強弱をつけられると、かえって痛みに対応しにくいのである。
「参った!降参!」と与平は叫んだが、
お雪は「女の子の髪を引っ張ったんだもの、
もう少し地獄の苦しみを味わいなさい」と笑顔で言った。
降参も許されず、与平は金玉の痛みと闘い続けなければならなかった。
お雪は、与平の金玉を探るように握り続け
すぐに、ぐりぐりと新たな金的攻めを始めた。
「わっ!」
与平はさらに叫んだ。
先ほどとは比べものにならない痛みであった。
それもそのはずで、お雪は彦三郎の時と同じく、
副睾丸を攻めているのである。
彦三郎の場合は一回の打撃で済んだが、
与平はぐりぐりと何分もやられた。
「やめてくれ!」
与平は何度も叫んだが、お雪の攻撃は止まらない。
それどころか、「副睾丸は痛みを感じやすいだけで平気よ」などと
楽しそうに言われた。
けいこ場では、男たち5人がそれぞれ金玉の痛みと闘っている。
お雪は『神様って、こんなにも面白く、
男女をつくり分けたのね」としみじみ思った。
元々は大切な場所だから男の子に守ろうという気持ちを持ってもらうために
金玉を急所にしたのであった。
しかし、急所の度合いを強くしすぎてしまった。
そこをやられると、動くことすらできなくなってしまうほどの痛みを
与える仕組みにしてしまったのであった。
それゆえ、男の子は金玉を蹴られると、
自分の身体さえ、守れなくなってしまうのである。
与平は、他にお雪の痛がりそうな場所を探したが
何も見当たらなかった。
それどころか、お雪の足と足の間はすっきりしていて
金玉も付いていない。
与平は、女の子は一生経験することにない男の痛みと
ただ格闘するしかなかった。
試合は、お雪の圧勝で終わった。
室町期農村の急所訓練(第5話)
2010.06.24
室町期農村の急所訓練(第5話)
村で1番大柄な佐吉、
村で1番相撲の強い平助、
村で1番木刀が強い彦三郎が倒され、
残っているのは権兵衛と与平だけである。
権兵衛は村で1番の力持ちなので、まだ勝算があるが、
与平は特に力も強くない。
むしろ、村の若い男の中では1番弱いかも知れない。
佐吉は金玉の痛みから多少は回復していたが、
平助と彦三郎はまだ話せないほどだった。
特にお雪に木刀で副睾丸を叩かれた彦三郎は
吐きそうな青い顔だった。
副睾丸の痛みが完全に彦三郎を支配していたのである。
普段、武家奉公のために鍛えている筋肉など
副睾丸から来る痛みには何の役にも立たなかった。
お雪は権兵衛と対峙した。
外見上、どうみても権兵衛が勝っている。
村で1番力持ちと言われている権兵衛は
山で切った大木を楽々、里まで持ってくる。
米3俵くらいの重さはある木であるが、
権兵衛1人で運べてしまう。
権兵衛はその腕力を生かして、お雪を投げ飛ばして
一気に勝負を着けようと考えていた。
権兵衛はお雪につかみかかったが
お雪は身軽に広いけいこ場を動き回った。
体格では権兵衛が圧倒的に優勢であるが、
小回りという点では、お雪が勝っていたのである。
権兵衛は平助のようにつっぱりもやってみようとしたが、
お雪は身軽に避けて、一向に捕まらない。
身軽に避けているお雪は楽であったが、
必死で追いかける権兵衛は汗が出ていた。
権兵衛「いい加減に、取り合って勝負をしろよ!」
お雪「男だったら、女の子1人くらい捕まえてみなさい!」
権兵衛は必死で追いかけ続けたが
一向に捕まらず、疲労困憊であった。
肩で息をするようになってしばらくすると、
一瞬、権兵衛の守りの体勢が崩れた。
「いただき!」
お雪は権兵衛の後ろに回り、
ふんどしの上から金玉を握った。
「ぎゃ~!」
権兵衛の悲鳴がけいこ場に響いた。
お雪は強弱をつけて数回、金玉を握った。
「放せよ!」
権兵衛は叫んだが、お雪は無視して金玉を握り続けた。
お雪は権兵衛の金玉の柔らかさに感激した。
実際は握り始めてから1分も経っていないが
権兵衛には何時間にも感じられた。
「どう?降参する?」
「だれが降参なんてするか!」
「そう?それじゃあ、このまま握りつぶしてあげる」
お雪は一気に力を入れて、権兵衛の金玉を握った。
「ぎゃ~!」
権兵衛は再び悲鳴を上げるが、お雪は手加減なしで握った。
お雪の手の中にある権兵衛の金玉が彼に地獄の苦しみを与えていた。
金玉は骨で守られていない上に、筋肉もつかないため、鍛えようがない。
小さな男の子の赤ちゃんも、大木を楽々運べるほど大きくなった権兵衛も
金玉の防御力は同じなのである。
さらに、お雪は金玉を下に引っ張った。
権兵衛も金玉の移動に従うしかない。
前屈みで四つんばいになった権兵衛に、
お雪は追い打ちをかけるかのように
左右の金玉をこすり合わせた。
「参った!参った!」
この攻撃には、さすがの権兵衛も耐えられず、降参した。
男の証である金玉が、女の子に、もてあそばれるだけの
急所になっていた。
村で1番大柄な佐吉、
村で1番相撲の強い平助、
村で1番木刀が強い彦三郎が倒され、
残っているのは権兵衛と与平だけである。
権兵衛は村で1番の力持ちなので、まだ勝算があるが、
与平は特に力も強くない。
むしろ、村の若い男の中では1番弱いかも知れない。
佐吉は金玉の痛みから多少は回復していたが、
平助と彦三郎はまだ話せないほどだった。
特にお雪に木刀で副睾丸を叩かれた彦三郎は
吐きそうな青い顔だった。
副睾丸の痛みが完全に彦三郎を支配していたのである。
普段、武家奉公のために鍛えている筋肉など
副睾丸から来る痛みには何の役にも立たなかった。
お雪は権兵衛と対峙した。
外見上、どうみても権兵衛が勝っている。
村で1番力持ちと言われている権兵衛は
山で切った大木を楽々、里まで持ってくる。
米3俵くらいの重さはある木であるが、
権兵衛1人で運べてしまう。
権兵衛はその腕力を生かして、お雪を投げ飛ばして
一気に勝負を着けようと考えていた。
権兵衛はお雪につかみかかったが
お雪は身軽に広いけいこ場を動き回った。
体格では権兵衛が圧倒的に優勢であるが、
小回りという点では、お雪が勝っていたのである。
権兵衛は平助のようにつっぱりもやってみようとしたが、
お雪は身軽に避けて、一向に捕まらない。
身軽に避けているお雪は楽であったが、
必死で追いかける権兵衛は汗が出ていた。
権兵衛「いい加減に、取り合って勝負をしろよ!」
お雪「男だったら、女の子1人くらい捕まえてみなさい!」
権兵衛は必死で追いかけ続けたが
一向に捕まらず、疲労困憊であった。
肩で息をするようになってしばらくすると、
一瞬、権兵衛の守りの体勢が崩れた。
「いただき!」
お雪は権兵衛の後ろに回り、
ふんどしの上から金玉を握った。
「ぎゃ~!」
権兵衛の悲鳴がけいこ場に響いた。
お雪は強弱をつけて数回、金玉を握った。
「放せよ!」
権兵衛は叫んだが、お雪は無視して金玉を握り続けた。
お雪は権兵衛の金玉の柔らかさに感激した。
実際は握り始めてから1分も経っていないが
権兵衛には何時間にも感じられた。
「どう?降参する?」
「だれが降参なんてするか!」
「そう?それじゃあ、このまま握りつぶしてあげる」
お雪は一気に力を入れて、権兵衛の金玉を握った。
「ぎゃ~!」
権兵衛は再び悲鳴を上げるが、お雪は手加減なしで握った。
お雪の手の中にある権兵衛の金玉が彼に地獄の苦しみを与えていた。
金玉は骨で守られていない上に、筋肉もつかないため、鍛えようがない。
小さな男の子の赤ちゃんも、大木を楽々運べるほど大きくなった権兵衛も
金玉の防御力は同じなのである。
さらに、お雪は金玉を下に引っ張った。
権兵衛も金玉の移動に従うしかない。
前屈みで四つんばいになった権兵衛に、
お雪は追い打ちをかけるかのように
左右の金玉をこすり合わせた。
「参った!参った!」
この攻撃には、さすがの権兵衛も耐えられず、降参した。
男の証である金玉が、女の子に、もてあそばれるだけの
急所になっていた。
室町期農村の急所訓練(第4話)
2010.06.22
室町期農村の急所訓練(第4話)
お雪は彦三郎と対峙していた。
先ほどとは違い、2人とも簡単ではあったが、武具を身につけている。
彦三郎は村で1番木刀の試合が強いと言われている。
実際、彼の兄は京の都に出て、とある守護大名に家禄をもらい、
武家奉公を許されている。
近い将来、彦三郎も京へ出て武家奉公をする予定である。
こんな田舎にいても狭い田畑を耕すだけで、
それ以上の立身出世は望めない。
「やっ!」
最初に勢い良く、攻勢に出たのは彦三郎であった。
お雪は防御に忙しい。
武家奉公に備えて、彦三郎は日夜、剣術の猛訓練をしている。
普通の木刀の試合で、何も特殊な訓練を受けていない田舎娘相手に負けるはずがない。
先ほどの佐吉・平助の試合とは打って変わり、完全にお雪が劣勢であった。
「彦三郎、頑張れ!」
「お雪なんて、やっつけろ!」
そんな声援も彦三郎に届く。
彦三郎の木刀が何回か、お雪に当たる。
「うっ・・・。」
中には防具を着けていないところにも当たっており
お雪はその度に痛みを感じていた。
「やっ!」
彦三郎は勝負を決めようと、お雪の右腕に向かって
木刀を強く振り落とした。
お雪の木刀を落とさせるつもりであった。
しかし、それにお雪はいなかった。
彦三郎が木刀を振り下ろすよりも一瞬早く動き、
彦三郎の後ろに回っていたのである。
彦三郎はすぐに振り返る。
お雪は彦三郎の後ろに回るだけで精一杯だったのか、
木刀の先は床に付いていた。
「隙あり!」
彦三郎は再びお雪の右腕目がけて、木刀を振り落とす。
しかし、直前で、お雪はさっと軽く左に避け、
同時に彦三郎の股間を下から木刀で叩いた。
「わっ!」
彦三郎は凄まじい悲鳴を上げて、その場にうずくまった。
木刀を投げ捨てると、手で自分の股間を押さえた。
お雪もそうであるが、彦三郎も足軽の使うような簡単な胴丸しか
身に付けていない。
股間を防御する防具は何も着けていなかったのである。
その上、お雪は、木刀を彦三郎の股間を真下から突き上げるようにして
叩いていた。
こうすると、お雪の木刀が、金玉の中でも、さらに痛感神経が集中している副睾丸を
直撃することになる。
こうすれば、普通に金玉を叩かれるよりも数倍のダメージを相手に与えることができる。
この村の女たちの間では、山賊を撃退する手段として知られている。
お雪から強烈な急所攻撃を受けて
彦三郎は何もできずに、うずくまっているしかなかった。
武家奉公のために、防具なしの訓練をし、
木刀で何十回も強烈な攻撃を受けたこともあったが、
ここまでの激痛は味わったことがない。
以前、師範から木刀でスネに思いっきり、叩かれた時でさえ、
一刻もあれば、動くことができた。
しかし、今回は一刻経っても、とても動けるような気がしないほどの
激痛であった。
神様は、男の子に「金玉は大切な部位である」ということを知ってもらうために
金玉をどこよりも痛く感じる急所にしたのであったが、
それゆえに、彦三郎は自分の身さえ、守れない状況になってしまった。
お雪は彦三郎と対峙していた。
先ほどとは違い、2人とも簡単ではあったが、武具を身につけている。
彦三郎は村で1番木刀の試合が強いと言われている。
実際、彼の兄は京の都に出て、とある守護大名に家禄をもらい、
武家奉公を許されている。
近い将来、彦三郎も京へ出て武家奉公をする予定である。
こんな田舎にいても狭い田畑を耕すだけで、
それ以上の立身出世は望めない。
「やっ!」
最初に勢い良く、攻勢に出たのは彦三郎であった。
お雪は防御に忙しい。
武家奉公に備えて、彦三郎は日夜、剣術の猛訓練をしている。
普通の木刀の試合で、何も特殊な訓練を受けていない田舎娘相手に負けるはずがない。
先ほどの佐吉・平助の試合とは打って変わり、完全にお雪が劣勢であった。
「彦三郎、頑張れ!」
「お雪なんて、やっつけろ!」
そんな声援も彦三郎に届く。
彦三郎の木刀が何回か、お雪に当たる。
「うっ・・・。」
中には防具を着けていないところにも当たっており
お雪はその度に痛みを感じていた。
「やっ!」
彦三郎は勝負を決めようと、お雪の右腕に向かって
木刀を強く振り落とした。
お雪の木刀を落とさせるつもりであった。
しかし、それにお雪はいなかった。
彦三郎が木刀を振り下ろすよりも一瞬早く動き、
彦三郎の後ろに回っていたのである。
彦三郎はすぐに振り返る。
お雪は彦三郎の後ろに回るだけで精一杯だったのか、
木刀の先は床に付いていた。
「隙あり!」
彦三郎は再びお雪の右腕目がけて、木刀を振り落とす。
しかし、直前で、お雪はさっと軽く左に避け、
同時に彦三郎の股間を下から木刀で叩いた。
「わっ!」
彦三郎は凄まじい悲鳴を上げて、その場にうずくまった。
木刀を投げ捨てると、手で自分の股間を押さえた。
お雪もそうであるが、彦三郎も足軽の使うような簡単な胴丸しか
身に付けていない。
股間を防御する防具は何も着けていなかったのである。
その上、お雪は、木刀を彦三郎の股間を真下から突き上げるようにして
叩いていた。
こうすると、お雪の木刀が、金玉の中でも、さらに痛感神経が集中している副睾丸を
直撃することになる。
こうすれば、普通に金玉を叩かれるよりも数倍のダメージを相手に与えることができる。
この村の女たちの間では、山賊を撃退する手段として知られている。
お雪から強烈な急所攻撃を受けて
彦三郎は何もできずに、うずくまっているしかなかった。
武家奉公のために、防具なしの訓練をし、
木刀で何十回も強烈な攻撃を受けたこともあったが、
ここまでの激痛は味わったことがない。
以前、師範から木刀でスネに思いっきり、叩かれた時でさえ、
一刻もあれば、動くことができた。
しかし、今回は一刻経っても、とても動けるような気がしないほどの
激痛であった。
神様は、男の子に「金玉は大切な部位である」ということを知ってもらうために
金玉をどこよりも痛く感じる急所にしたのであったが、
それゆえに、彦三郎は自分の身さえ、守れない状況になってしまった。
室町期農村の急所訓練(第3話)
2010.06.22
室町期農村の急所訓練(第3話)
佐吉はお雪に1発金蹴りをされただけで、動くことすらできず、
ただうずくまるしかなった。
その様子を見ていて、他の男たちまで、まるで自分が蹴られたような表情になっていた。
「次は平助の番ね」
お雪の次の相手は、村で1番相撲が強いと言われる平助だった。
佐吉ほどではないが、大きながっちりした体つきで
秋に地頭の許へ年貢を納めに行く時など、1度に2俵の米を楽々と運んでいるほどである。
外見上はどうみても、平助が勝っている。
一方、平助の前では、お雪などは華奢な体付きだ。
平助は男で、お雪は女なので、体付きで平助が勝っているのは当然である。
しかし、そんな平助にも、弱点はある。
あるいは男ゆえの弱点と言った方が正確かも知れない。
さらに平助の金玉は他の4人の男たちよりも明らかに大きかった。
それはふんどし越しでもよくわかる。
お雪は平助の股間のふくらみを見て、微笑んだ。
平助はお雪と対峙した。
『今度こそは負けないぞ!』という強い意気込みを持っていた。
今までお雪の全勝記録が続いているが、
体格・体力・瞬発力では明らかに平助の方が勝っているのであるから
当然と言えば、当然である。
試合が始まった。
平助は得意の相撲の技を生かした攻撃方法で、お雪に迫ってくる。
しかし、お雪は難なく、それをかわす。
それに、ここは相撲の土俵のような狭い場所ではなく、
神社の広いけいこ場なのである。
お雪は柔軟な身体を生かして巧みに平助の攻撃をかわしていった。
「平助、頑張れ!」
周りからはそんな応援の声も掛かる。
ようやく、得意技のつっぱりを命中させられる距離まで近づいた。
そして、平助の手がお雪に触れ、つっぱりが1発命中し、
お雪の体勢が崩れた。
平助は勝ったと思った。
得意のつっぱりが命中すれば、あとは数回これを繰り返すだけである。
華奢な身体のお雪には耐えるすべもない。
しかし、その瞬間、お雪は平助の足と足の間に蹴りを入れた。
もちろん、そこには大切な男の急所がぶら下がっている。
しかも、平助の場合、金玉が大きい上に、ふんどしをぴっちり巻いてあるため、
金玉の逃げ場所がなく、お雪の金蹴りをまともに受けることになった。
一瞬で平助は戦闘不能になり、その場に前屈みでうずくまった。
その様子をお雪は楽しそうに見つめて
「私も、ここにつっぱりしちゃおうかな?」と言って
後ろから平助の股間のふくらみに目がけて、平手打ちをした。
「ぎゃ~!」
けいこ場の平助の悲鳴が響いた。
金蹴りされた上に、金玉を平手打ちされ、
平助は佐吉以上の地獄の苦しみを味わうことになった。
顔面につっぱりを連打される痛みの比ではない。
以前、平助は隣の大きな村との相撲の試合で、平助自身よりもずっと身体が大きく
京へ武家奉公に出たこともあるという男と試合をし、
何十発も顔面につっぱりを受けたことがあるが、
今、お雪から受けた1発の金玉への平手打ちの方が数倍激痛である。
平助は金玉から来る地獄の苦しみと闘いながら
ただ痛みが去るのを待つしかなかった。
佐吉はお雪に1発金蹴りをされただけで、動くことすらできず、
ただうずくまるしかなった。
その様子を見ていて、他の男たちまで、まるで自分が蹴られたような表情になっていた。
「次は平助の番ね」
お雪の次の相手は、村で1番相撲が強いと言われる平助だった。
佐吉ほどではないが、大きながっちりした体つきで
秋に地頭の許へ年貢を納めに行く時など、1度に2俵の米を楽々と運んでいるほどである。
外見上はどうみても、平助が勝っている。
一方、平助の前では、お雪などは華奢な体付きだ。
平助は男で、お雪は女なので、体付きで平助が勝っているのは当然である。
しかし、そんな平助にも、弱点はある。
あるいは男ゆえの弱点と言った方が正確かも知れない。
さらに平助の金玉は他の4人の男たちよりも明らかに大きかった。
それはふんどし越しでもよくわかる。
お雪は平助の股間のふくらみを見て、微笑んだ。
平助はお雪と対峙した。
『今度こそは負けないぞ!』という強い意気込みを持っていた。
今までお雪の全勝記録が続いているが、
体格・体力・瞬発力では明らかに平助の方が勝っているのであるから
当然と言えば、当然である。
試合が始まった。
平助は得意の相撲の技を生かした攻撃方法で、お雪に迫ってくる。
しかし、お雪は難なく、それをかわす。
それに、ここは相撲の土俵のような狭い場所ではなく、
神社の広いけいこ場なのである。
お雪は柔軟な身体を生かして巧みに平助の攻撃をかわしていった。
「平助、頑張れ!」
周りからはそんな応援の声も掛かる。
ようやく、得意技のつっぱりを命中させられる距離まで近づいた。
そして、平助の手がお雪に触れ、つっぱりが1発命中し、
お雪の体勢が崩れた。
平助は勝ったと思った。
得意のつっぱりが命中すれば、あとは数回これを繰り返すだけである。
華奢な身体のお雪には耐えるすべもない。
しかし、その瞬間、お雪は平助の足と足の間に蹴りを入れた。
もちろん、そこには大切な男の急所がぶら下がっている。
しかも、平助の場合、金玉が大きい上に、ふんどしをぴっちり巻いてあるため、
金玉の逃げ場所がなく、お雪の金蹴りをまともに受けることになった。
一瞬で平助は戦闘不能になり、その場に前屈みでうずくまった。
その様子をお雪は楽しそうに見つめて
「私も、ここにつっぱりしちゃおうかな?」と言って
後ろから平助の股間のふくらみに目がけて、平手打ちをした。
「ぎゃ~!」
けいこ場の平助の悲鳴が響いた。
金蹴りされた上に、金玉を平手打ちされ、
平助は佐吉以上の地獄の苦しみを味わうことになった。
顔面につっぱりを連打される痛みの比ではない。
以前、平助は隣の大きな村との相撲の試合で、平助自身よりもずっと身体が大きく
京へ武家奉公に出たこともあるという男と試合をし、
何十発も顔面につっぱりを受けたことがあるが、
今、お雪から受けた1発の金玉への平手打ちの方が数倍激痛である。
平助は金玉から来る地獄の苦しみと闘いながら
ただ痛みが去るのを待つしかなかった。
室町期農村の急所訓練(第2話)
2010.06.17
室町期農村の急所訓練(第2話)
室町時代なので、柔道などと言う物もない。
ただ、盗賊・山賊が襲ってきた時に撃退できればいいのである。
武士であっても戦況が不利だと悟ると、すぐに退却していたこの時代、
庶民においては卑怯という概念すら、ほとんどない。
勝つためなら、何でもして良いのである。
お雪が男の急所を狙うことに全くちゅうちょしていないのも
こんな時代背景が関係しているのかも知れない。
お雪は佐吉と対峙していた。
男はふんどしのみで、女は下はふんどしで上は普段着である。
どう見ても、体型では圧倒的に佐吉が勝っているのが、佐吉は及び腰である。
日頃、お雪から強烈な金蹴りを何発も食らっているので
必要以上に恐怖を感じても仕方がない。
お雪は何度か、蹴ったが、佐吉は金玉を蹴られないように
手や足で必死に守っている。
しかし、それも2分程のことであった。
お雪が顔面や喉仏などに攻撃を分散させてきたので、
それに対応するため、佐吉の股間が無防備になる瞬間が出てくる。
お雪はこの瞬間を見逃さなかった。
お雪の白く長い足が、佐吉の足と足の間に見事に入る。
お雪は足に吸い込まれるような柔らかい感触を覚えた。
佐吉に激痛が走った。
「ぐっ!」
佐吉は苦痛の声を挙げながら、そのままうずくまった。
佐吉ほどの大きな男であっても、金玉から来る苦痛には
全く対処のしようがない。
普段、農作業で鍛えているたくましい身体など
何の役にも立たない。
ただ、金玉の痛みが通り過ぎるのを待つしかない。
そんな佐吉の苦境をお雪は楽しそうに見ていた。
「はは、やっぱり、佐吉もここだけは弱いんだね」などと茶化した。
佐吉はお雪のかわいらしい声のする方向を見つめる。
そこでは、お雪がすっきりした股間を見せつけるようにして立っている。
金玉の痛みは女の子は一生経験することのない、男の痛みなのである。
佐吉は金玉から来る地獄の痛みから解放されるまで一刻近く掛かった。
室町時代なので、柔道などと言う物もない。
ただ、盗賊・山賊が襲ってきた時に撃退できればいいのである。
武士であっても戦況が不利だと悟ると、すぐに退却していたこの時代、
庶民においては卑怯という概念すら、ほとんどない。
勝つためなら、何でもして良いのである。
お雪が男の急所を狙うことに全くちゅうちょしていないのも
こんな時代背景が関係しているのかも知れない。
お雪は佐吉と対峙していた。
男はふんどしのみで、女は下はふんどしで上は普段着である。
どう見ても、体型では圧倒的に佐吉が勝っているのが、佐吉は及び腰である。
日頃、お雪から強烈な金蹴りを何発も食らっているので
必要以上に恐怖を感じても仕方がない。
お雪は何度か、蹴ったが、佐吉は金玉を蹴られないように
手や足で必死に守っている。
しかし、それも2分程のことであった。
お雪が顔面や喉仏などに攻撃を分散させてきたので、
それに対応するため、佐吉の股間が無防備になる瞬間が出てくる。
お雪はこの瞬間を見逃さなかった。
お雪の白く長い足が、佐吉の足と足の間に見事に入る。
お雪は足に吸い込まれるような柔らかい感触を覚えた。
佐吉に激痛が走った。
「ぐっ!」
佐吉は苦痛の声を挙げながら、そのままうずくまった。
佐吉ほどの大きな男であっても、金玉から来る苦痛には
全く対処のしようがない。
普段、農作業で鍛えているたくましい身体など
何の役にも立たない。
ただ、金玉の痛みが通り過ぎるのを待つしかない。
そんな佐吉の苦境をお雪は楽しそうに見ていた。
「はは、やっぱり、佐吉もここだけは弱いんだね」などと茶化した。
佐吉はお雪のかわいらしい声のする方向を見つめる。
そこでは、お雪がすっきりした股間を見せつけるようにして立っている。
金玉の痛みは女の子は一生経験することのない、男の痛みなのである。
佐吉は金玉から来る地獄の痛みから解放されるまで一刻近く掛かった。