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スコア表を読む少女(第8話)

2011.11.28
 前回と違い、今回はきちんとした練習試合から始まった。先週は準備運動の段階で、女子から急所攻撃を受けて、試合までたどり着けなかった男子たちであったが、少し明るい表情になった。

 普通に練習試合をしてくれるのであれば、野球部が圧倒的に有利だからである。投球速度もベースを駆ける俊敏さも男子の方が数段上で、女子には勝ち目がない。正貴たちは先週の屈辱を晴らせると意気揚々としている。

友香:「それじゃあ、始めますね」

 野球部が先攻で、女子ソフトボール部が後攻だった。投手を務める白川友香(しらかわ・ゆか)は女子ソフトボール部の2年生で、相当可愛い女の子だった。しかも、胸もかなりある。先週、あれだけ男の急所を痛め付けられていた男子たちであったが、どうしても友香の胸に目が行ってしまい、おちんちんが反応するのを抑えられない者が多かった。

 しかし、試合開始の挨拶をする時に異変は起きた。女子が向かい合っている男子の股間を真下から平手打ちしたのである。友香に勃起させられていた男の子の金玉は完全に無防備となっており、まさに急所直撃だった。

「うぐっ!!!」
「ぎゃ~!」
「ぐわああ!!!」

 様々な悲鳴が挙がる。苦しそうに両手で股間を押さえて、中にはうずくまっている男子もいた。

友香:「男子がエッチなことを考えていることなんて、すぐにわかるんだから。これからも、勃起したりしたら、キンタマ叩くわよ?」

 友香は楽しそうに言ったが、男子は全員、地獄の激痛に襲われた。しかも、金的攻撃を受けると、男子は動きはひどく鈍くなるので、試合前に男の子の戦力を削ぐには最適だった。

 練習試合に来ている男子は全員1年生なので、特に上下関係もなく、普段の練習で目立っている部員から順番に打席へ立つ。最初の打者は和田英治(わだ・えいじ)だった。専門は投球だが、打率も群を抜いて高い。入部当初から6月からのレギュラーチーム移籍がほぼ確実視されていた。

友香:「それじゃあ、行くわよ?」
英治:「はい、いつでもどうぞ」

 友香はボールを投げた。しかも、かなり甘めのコースだった。

 英治は『やっぱり、女の子はしっかりとボールを飛ばせないんだな』と思いつつ、大きく振りかぶったが、ボールは急に一段下がって、そのまま、男の急所を直撃した。

「ぐおお!!!」

 英治はバットを投げ捨てると、股間を押さえて、その場にうずくまった。ソフトボールとは言え、股間に当たったら、男の子は地獄の苦しみに襲われる。

友香:「ちょっと、ボールが当たったくらいで、大げさね。男の子でしょう?」

英治:「き、金玉・・・」

友香:「男の子なら、ちゃんと金玉くらい、鍛えなさいよ」

英治:「そんなの、無理ですよ。男の急所なんですから・・・」

友香:「男の子は、女の子より頑丈にできているんだから、平気でしょう?デッドボールだから和田君は早く一塁まで進んでね」

 友香は余裕綽々で試合を続行するが、英治は金玉から来る痛みで、それどころではない。金的サポーターで多少は守っているが、野球ボールと男の子の金玉が戦ったら、ボールが勝つに決まっている。

 子供を作るのに大切な場所だから、どこよりも痛く感じるようになっているのだが、男の子にとっては、か弱い女の子からの攻撃で悶絶させられる弱点に他ならなかった。

 エースの英治が悶絶させられた姿を見て、野球部の男子は寒気がしたが、女子はニコニコしながら、金玉の痛みに屈して、地面で転げ回っている英治の姿を楽しそうに眺めている。

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スコア表を読む少女(第7話)

2011.11.28
 翌週、女子ソフトボール部との練習試合の日が再び回ってきたが、野球部の男子は全員、いつものグラウンドにいた。第6グラウンドへ行って、先週のように、女の子に男の急所を痛め付けられたのでは、たまったものではないからである。

 しかし、女子ソフトボール部の方から迎えが来た。正貴のところには真里がやって来て、「早く、練習始めようよ?」と催促する。

正貴:「電気あんまとかしてくるから、おまえたちとはもう練習なんてしねーよ」
真里:「1回出たら、1年間はずっとやらないといけないの」
正貴:「だれが行くもんか」
真里:「そんなこと言っていて、いいのかな?」

 そう言うと、真里は正貴の金玉を握った。ユニホームの上からとは言え、金玉を握られた正貴は重苦しい激痛に襲われる。

正貴:「ぐお!!!」
真里:「どう?来てくれる?嫌と言うなら、キンタマを握ったまま、連れて行くわよ?」

 野球部のグラウンドから女子ソフトボール部が使っている第6グラウンドまでの間には、サッカー部や陸上部など色々な部活が活動をしている。女子に金玉を握られて、無理やり歩かされていたなんて、みんなに見られたら、相当な恥である。仕方がなく、正貴は真里の言う通りに、今週も練習試合へ行くことにした。

 他の男子部員たちも女の子に脅かされて、しぶしぶ、第6グラウンドまで行った。先週、女の子と、いちゃいちゃできるなどと思って、女子ソフトボール部との練習試合に飛びついたことを正貴は深く後悔していた。

 普通の試合だったら、普段のトレーニングや高い身体能力を生かせるが、女子ソフトボール部との練習試合は違う。相手チームは急所ばかり狙ってくるし、金玉は男にしか付いていないので、仕返しができない。しかも、金玉は鍛えられないので、対処のしようがなかった。

お知らせ(2011年11月28日)

2011.11.28
色々とコメントやウェブ拍手をありがとうございます。
コメントやウェブ拍手は、ブログ小説を書く上で
とても励みになります。

男の子なら、金玉くらい、ちゃんと鍛えて欲しいですね。
女の子からちょっと蹴られた位で、うずくまっていては
情けないですし。
女の子と股間の握り合いをしても
5分くらいは我慢できるように頑張ってね!

「極月の天使」に出てくる香菜たちのクラス担任は
もうすぐ登場しますが、教育実習生とは違って
まともな人(?)ですね。

臨時予告(2011年11月28日)

2011.11.28
臨時予告(2011年11月28日)
 今日のお昼頃になったら、スコア表を読む少女を2話分以上
更新する予定です。


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南都への密書(第2話)

2011.11.20
 ある日、明日香は政所執事の伊勢貞親(いせ・さだちか)に呼ばれ、南都飛脚役の代行を依頼された。南都飛脚役とは、大和国の国人など地侍に幕府の書状を届けたり、連絡を受け取ったりする仕事である。

 1392年に南北朝の合一がなされた後も、南朝勢力は時々、武装蜂起しているので、大和方面の治安は局所的に乱れている。また、幕府や朝廷の機密に触れることも多い重要な役職である。

明日香:「南都飛脚役は板倉様の専任ではありませんか」

 板倉重信(いたくら・しげのぶ)は、奉公衆の中でも、ひときわ目を引くほど大柄の男で、明日香も何度か試合をしたことがあるが、どうしても急所に一撃を当てることができず、あっさり、通常技で負けてしまうことが多い相手である。

貞親:「先日、板倉は密書を届ける任務に就いていたが、敵方の襲撃を受けて、重傷を負い、しばらくは動けぬ」

明日香:「あの板倉様がですか?」

貞親:「どうやら、相手は実践体術の者らしい。もっとも向こうも男だったらしいが」

 貞親の話によると、数日前、板倉は二条家から当地の地侍に当てた書状を届ける途中に、敵方と遭遇し、股間に衝撃を受けて、書状を奪われたらしい。さいわい、書状の内容は年貢米の催促で、奪われても大して問題のない事件だったが、その後も同じような手口で、南都飛脚役の者が次々と倒され、大和方面への連絡が断絶状態になってしまっている。

 そこで、明日香の許に依頼が来たのである。女の子なら目立たないし、実践体術の金的攻撃を受ける心配もない。逆に敵を殲滅できるかも知れない。

 しかし、少し気をつけないといけないことがある。それは襲われた南都飛脚役たちが口を揃えて、直接、股間を強打された記憶がなく、敵に遭遇した途端に、股間が痛くなったと証言していることだ。

 天狗や怨霊が相手だと、さすがの明日香も歯が立たない。実践体術は、生身の男を対戦相手に想定した武術で、異形の物には通用するか、不明である。

 気になったので、貞親の前を去った後、山井おりんのところへ行ってみた。おりんは東寺の関係者で呪術に詳しい。

おりん:「それは金犯の術式の勾玉ですね」

 おりんはすぐに発動された呪術を言い当てた。

おりん:「南朝側にも色々と不思議な神具があり、その中に男の急所を精密に攻撃できる物があるのです。古代、内親王を護持する道具として崇められ、物部氏滅亡の際に行方知れずになったと伝えられていますが、だれかがまだ持っていたのでしょう」

 その威力は強力で、半径500メートル以内の男21人の金玉を同時に追跡して、攻撃を仕掛けることができ、ターゲットにされた男は副睾丸を木刀で百回強打したのと同じ苦痛を受けるらしい。

 勾玉は軽いから内親王の携帯防具向きだし、ほとんどの場合、襲って来る敵も男なので、女の子の護身術には最適である。どんなに屈強な男たちでも金玉だけは鍛えられないのだから。


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南都への密書(第1話)

2011.11.20
 綿貫明日香は、花の御所内では交野院に詰めている。交野院は奉公衆(将軍直轄軍)の中でも特殊な仕事をする部署である。具体的には、奥州探題へ密書を届けたり、遣明船の警護をしたりしている。

 明日香の場合は要人警護だった。要人と言っても、まだ4歳の足利三春(あしかが・さんはる)である。三春は室町幕府第6代将軍足利義教の五男で、別に正室の子でもないが、後南朝側に誘拐でもされたら、厄介なので、それなりの護衛が付いている。

 屋敷にいる時は、屋敷の女房や武士が守ってくれるため、明日香の出番はない。明日香の仕事は、三春が外出した時に警護することである。もちろん、明日香以外にも何人か、警固番役の者がいる。

 それ以外の時は、たいてい、花の御所近くにある道場で、実践体術の練習をしている。今日もその日だった。

 男子5人が女子5人と向かい合っていた。

「握り合い、始め」

 師範の合図で、男子が一斉に女子の股間に手を入れるが、握るところがない。仕方がないので、手で股間を圧迫するしかないが、服の上からそんなことをされても、女の子は全然痛くない。

 一方、5人の女の子も一斉に男の子の股間に手を入れる。こちらの標的は決まっていて、狙いは金玉ただ一点である。女の子たちは慣れた手つきで、金玉の場所を把握すると、そのまま握り込む。しかも、もぎ取りように握ったり、2つのタマをすりつぶすように握ったりするので、男の子は地獄の苦しみに襲われる。

 5人とも背丈が高く、屈強な男子であったが、金玉を握られると、全員、その場に崩れ、股間を押さえて、苦しみ出した。試合開始からわずか10秒しか経っていないが、男の子は戦闘不能にされてしまった。女の子の圧勝である。

明日香:「男の子なのに情けないわね。ちゃんと、おちんちん、付いているんでしょう?」
宮子:「おちんちんだけじゃなく、金玉も付いているから勝てないのよ」

 宮子は若狭の地頭の娘だが、公家から年貢米の取り立てを委任されることが多いので、父と共に京の屋敷に在住している。

明日香:「それはそうだけど、それにしても弱すぎだわ。なんで、男の子の急所って、あんなに握りやすい場所に目立つように付いているのかしら?」
宮子:「やっぱり、管領家か侍所の武士の方が強いわね。奉公衆で明日香に勝てる男なんて、山門方の人とかしかいないわよ」

 山門方とは比叡山延暦寺方面の警備を担当する武士のことである。昔から、強訴してきたり、三井寺と紛争を起こしたりするので、奉公衆の中でも武勇に秀でた者が集まる部署だ。

明日香:「普通の武士なんて、金玉の守り方もよく知らないみたいだから、その辺にいる小さな女の子でも倒せるんじゃないの?」
宮子:「でも、浩司さんは、こないだは地頭相手の戦で首4つ取った人よ。そうですよね?」

 宮子が尋ねたが、男はそれどころではなく、両手で股間を押さえて、苦しそうに床で転げ回っている。

明日香:「まあ、男同士の戦いだからね。女の子と男の子が本気戦ったら、女の子の方がずっと強いし」
宮子:「そうね。あの蹴った時の柔らかい感触とか、最高ね!」

 明日香と宮子は楽しそうに話しているが、男の子はそれどころではなく、金玉から来る重苦しい痛みと戦わなければならない。

お知らせ(2011年11月20日)

2011.11.20
色々とコメントやウェブ拍手をありがとうございます。
コメントやウェブ拍手は、とても励みになります。

「極月の天使」は、まだ続きます。
本当はもう1人大切な登場人物がいたのですが、
このブログには必要なさそうなので
「極月の天使」は、友恵・裕美・香菜が中心の話ということで良いです。

広告は、ほとんど儲かっていません。
アマゾンは8月頃からやっていて、合計で900円くらいです。
他にトップページの上に、バナー広告が3つありますが、
そっちの方は付け方が悪かったらしく、クリック0回がずっと続いているので
カウント自体、されていないと思います。
近いうちに外します。

臨時予告(2011年11月20日)

2011.11.20
臨時予告(2011年11月20日)
今日中に、室町時代の綿貫明日香の話を
2話分以上更新する予定です。

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ブルマー姿の少女達 SPECIAL EDITION (G-mook 32)

スコア表を読む少女(第6話)

2011.11.15
 真里は正貴の背後に回って、太ももで正貴の身体を固定させながら、両足で正貴の股間をグリグリといたぶる。

正貴:「ぐっ、ぐおお!!!」

 正貴は情けない悲鳴を挙げた。やられた場所が他の部分だったら、女の子からの攻撃くらい、何でもなかったが、金玉だけは違う。元々、骨や筋肉で守られていなくて無防備だし、何度も急所攻撃を受けて、その上でのグリグリだから、耐え難い苦痛が男の子を襲う。

真里:「ほらほら、しっかり踏ん張っていないと、キンタマ、つぶれちゃうわよ?」

 真里は楽しそうに笑いながら股間をグリグリと責めるが、やられている男の子はたまったものではない。今にも死にそうな声を出して苦しむことになる。

正貴:「ど、どけ!」

 正貴は最後の力を振り絞って、真里の拘束を解こうとしたが、女の子の太ももで、しっかりと固められた体勢はなかなか崩せない。しかも、背後から攻撃を受けているので、髪を引っ張ることも顔を殴ることもできなかった。

真里:「野球部なんだから、キンタマくらい、鍛えなさいよ?」
正貴:「金玉を狙うバカなんて、どこにもいねーよ!」
真里:「弱点をちゃんと認めないと、女の子にも負けちゃうわよ?」

 そう言うと、真里はさらに足の力を強めて、グリグリ攻撃を加速させた。女の子にとっては何でもない程度の力でも、男の子は地獄の苦しみを味わうことになる。

正貴:「ぐ、ぐおお・・・」

 正貴は真里に固定されて逃げることも適わず、女の子からの急所攻撃をじっと耐えるしかなかった。

真里:「女の子と男の子は、どっちの方が強いのかな?正直に答えたら、今回は許してあげるわよ?」
正貴:「そんなの、男に決まっているだろ。女子なんて、チャラチャラして、何かあったら、すぐに泣くんだし」
真里:「女の子に泣かされてみたいようね」

 そう言うと、真里はグリグリ攻撃の向きを少し変えた。正貴の金玉が、真里の足と地面の間に押しつぶされる形にしたのである。圧迫された金玉は逃げ場を失って、金玉袋の片隅に追いやられる。

正貴:「ぎゃ~!潰れる!助けてくれ!」
真里:「ほら、男の子と女の子はどっちの方が強いの?」
正貴:「男だ!」
真里:「キンタマって、やわらかくて気持ち良いわね。マッサージして、あ・げ・る」

 真里は『絶対に潰してやる!』という感じで、両足を正貴の股間に叩き込んだ。それは電気あんまと言うよりも、キンタマの踏みつぶしで、男の子は、下腹部から来る猛烈な痛みに苦しむことになる。

正貴:「ぐおお!!!ごめんなさい!女の子の方が強いです!金玉が付いている限り、男は女に勝てません。許して下さい!」

 潰れるような痛みには耐えられず、正貴は降参した。もはや、半分泣きそうになっている。

真里:「わかればいいのよ。これからは男のくせに、女の子なんかに逆らわないことね。キンタマが男の急所ということなんて、小学生の女の子でも知っているんだから」

 真里は、すくっと立ち上がると、たくましい男子が自分に何もできずに苦しむ姿を楽しそうに見つめた。女の子には無縁の痛みで、どんな風に痛いのか、想像もできないので、ますます、ドキドキしてしまう。

 例年通り、今年も初回は試合にも入れず、女の子の圧勝で終わった。女子ソフトボール部の女の子たちが楽しそうに話ながらグラウンドを去った後も、男子たちは苦しそうに股間を押さえて、転がっているしかなかった。金玉は男の子だけの急所なのである。


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スコア表を読む少女(第5話)

2011.11.15
 正貴が両手で股間を押さえて、地面をはっている様子を真里は見下ろして楽しんでいた。女の子には全く理解できない痛みなのである。

 真里は正貴の背中に回ると首を締め上げた。

真里:「ほら、ギブアップしなさいよ?もう、これで2回目だけど」

 普段の正貴なら、女の子からの首絞め攻撃などすぐに解くことができるが、今は違う。金玉の痛みで立つことさえもできず、股間から手を離すことができないほどの激痛に苦しまされているのである。

正貴:「こんな卑怯なことをしやがって・・・」

 正貴は苦しそうに答えるが、真里は一顧だにしない。元々、金玉を握られた時の痛みなど、女の子は一生経験することがないし、普段、高い身体能力を生かして威張っているのだから、これくらい、当然のハンデだと思っている。

真里:「男子だったら、もっと抵抗しなさいよ?」
正貴:「まず首を離せ」
真里:「女の子に首を絞められたくらいで情けないわね。力尽くで解いてみたら?」

 そう言うと、真里は首絞めの力を強めた。

正貴:「やめろ!」

 正貴は叫ぶが、両手は股間から離せないし、この体勢を覆す体力も残っていない。金玉から来る痛みに全ての気力を奪われてしまっているのである。

 金的攻撃よりかは遙かにマシだが、首を絞められるのも相当つらい。正貴も男同士の喧嘩などでよく経験している。相手が男だったら、負けを認めただろうが、相手は女の子なのである。しかも、普通の勝負では反則技になる急所攻撃ばかりしてくるので、降参する気になれなかった。

真里:「キンタマと違って、首は結構持つのね?」

 真里は正貴の首締めを続けていたが、正貴はなかなか降参しない。体育会系とは言っても、女の子の首締めはそんなに力が入るわけではなく、正貴くらいの男子ならある程度、耐えられるのである。むしろ、先程、股間に受けたダメージの方が大きいくらいであった。

真里:「これなら、どうかしら?」

 そう言うと、首を絞めながら、足で股間をグリグリと、いじり始めた。