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南都への密書(第16話)

2012.10.07
明日香:「男なのにだらしがないわね」

「おまえこそ、なんてことしやがる!」

明日香:「別に何もしていないわよ?それとも、ちょっと蹴られたり、叩かれただけでそんなに痛いのかしら?不便な身体ね。キンタマ潰れちゃったの?」

「女だからって言いたいこと言いやがって!」

 首領格の男は立ち上がろうとしたが、身体が思うように動かず、その場に崩れ落ちた。男にとって、金的攻撃の効果は絶大らしい。

 どんなに筋骨隆々とした男子でも金玉は金玉袋1枚で包まれているだけで、無防備に足と足の間にぶら下がっている。そこを思いっきり蹴り飛ばしてやるのだから、金蹴りに耐えられる男なんているわけがない。

明日香:「立ち上がることもできないみたいね。私が潰れていないか、確かめてあげる♪」

 明日香は男の服を脱がせ始めた。道場で男の服は脱がし慣れているので、あっと言う間におちんちんと金玉が姿を見せる。おちんちんは萎えているが、金玉は普段通りの形を保っている。

 明日香は金玉の方を選ぶと、片手で包み込んだ。女の子に金玉を押さえられて、男は不安な気持ちになる。

明日香:「知っている?男って、金玉を握られると、みんなすぐに気絶しちゃうのよ?」

 明日香は少し力を入れて金玉を握る。

「や、やめろ!」

明日香:「女の子からお金を巻き上げようとした罰よ。じっくり苦しみなさい♪」

「くそお!」

 苦しみながら男は反撃に出ようとしたが、全然力が入らない。しかも、実践体術の服を着ている明日香の股間はすっきりしていて、何も付いていない。男の子と女の子は全く別の生き物なのである。

 明日香は金玉本体を固定しながら、逃げ場を失った副睾丸を人差し指と中指でグリグリと弄ぶ。

「ぐおお!!!」

 男がこの世の終わりのような悲鳴を挙げたが、力は緩めない。逆に力を入れてやった。

明日香:「なんでそんなに痛そうなの?この中には何が入っているのかしら?」

「離しやがれ!」

明日香:「嫌よ。文句があるなら、あなたも好きなだけ握って良いわよ」

 そう言うと明日香は股間を男に近づけた。激痛の中、男は明日香の股間を触ったが、どこにもつかむ物がない。仕方がないので、手で股間を圧迫する。

 外見上、お互いに相手の股間を握って対等に見えるが、実際は男が圧倒的に不利だった。女の子の股間は強く握られても全然痛くない。逆に男は少し金玉を握られただけで激痛が走る。

 金玉は生殖で大切な内蔵の一種だというのに、そこを守る器官は皆無に近い。しかも、男子自身に守ろうという意識を持たせるために、どこよりも痛く感じるように作られている。こんな状況で男の子と女の子が本気で戦ったら、女の子が勝つに決まっている。山賊の頭領も女の子から金玉を握られて為す術がなかった。


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南都への密書(第15話)

2012.10.07
 三春は南禅寺の僧侶の話を聞くのが好きで、月に3回は屋敷に招待して公案を楽しんでいるが、それでも物足りず、今日みたいに直接、寺まで出掛けることもある。

 室町幕府は禅宗を手厚く保護しているが、明日香も義夫も禅の思想はほとんど知らない。花の御所と隣接している相国寺に行ったのも数えるほどしかない。

 寺に着き、明日香も三春と僧侶とのやりとりを聞いているが、どこが問題なのかもよくわからない。頭の中にあるのは、『啓太のおちんちん、大きかったわ』とか『今度はキンタマを引っ張ってやろうかしら』とか、そういう話である。

 僧侶とのやりとりが終わったのは夕暮れ近くになってからだった。南禅寺に泊まっても良いが、作法が厳しいので、南禅寺の近くにある地頭の屋敷に泊まった。和泉国の地頭で、洛中にある本屋敷の米倉代わりのように使っている施設である。

 室町幕府との関係も親密で、一族から奉公衆も出ているため、三春に限らず、足利家では一晩泊まることがよくある。

 今日も普通に地頭の屋敷にまでたどり着くはずだったが、事件は起きた。南禅寺を出て、いくらも経たないうちに「そこの者、止まれ!」と声が掛かった。

 明日香たちが声のする方向を見ると、男たちが5人立っていた。

「ここは植松党の領分だ。通りたければ、1人10文ずつ払いな」

明日香:「1人10文って、関所より高いじゃないの」

「向こうの関所は貴人は関銭を免除するのに、貧しい者にはビタ1文負けねえふざけたところだからな。俺たちが参拝後の貴人から代わりに取り立ててやっているのさ」

 要するに、三春のきれいな装束を見て、良家の子息と判断。金を持っていると思い、たかっているのである。

義夫:「おまえたち、我らが奉公衆と知っての狼藉か」

「おれたちは幕府の恩恵なんて全然受けていねえよ。さっさと払え」

 首領格の男は大股開きで、今にも斬りかかってきそうな体勢を取っている。

明日香:「あなたたち、素敵な宝物を10個も持っているわね」

 そう言うと、明日香は素早く、首領格の男の股間を蹴り上げた。啓太ほどではないが、ボリュームのある感触を覚えた。

「うぐっ!!!」

 男は両手で股間を押さえたまま、うずくまってしまう。日頃、要人警護の武士とやり合って鍛えている身体も金玉だけは弱かったらしい。

 突然の出来事に他の男たちは棒立ちしている。

明日香:「さてと、か弱い女の子を脅迫したんだから、他の金玉にも反省してもらわないといけないわよね?」

 明日香の言葉に男たちは瞬時に手で股間を守った。

明日香:「そんなことしても無駄よ?」

 明日香は持っていた実践体術の木刀を男たちの股間に叩き込む。

「ぐわあ!」
「がっほお!」
「うぐっ!!!」

 様々な叫び声がこだました。耐えがたい苦痛が男たちを襲った。中には我慢して立ち続けようとした男もいたが、結局は耐えきれずにうずくまった。

 戦闘開始から1分も経たないのに、男たちは全員手で股間を押さえて悶絶している。その間、三春はもちろんのこと、義夫も戦闘には加わっていない。三春の前で流血事件は避けないので、明日香が実践体術でさっさと片付けたのである。


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臨時予告(2012年10月7日)

2012.10.07
臨時予告(2012年10月7日)
今夜、「南都への密書」を更新する予定です。

キャリア官僚の転職事情

2012.10.05
同志社大学文学部英文科から労働省キャリア官僚になった著者が
大学教員に転職するまでの経緯を詳細に伝えている一冊。
国費留学、新潟県庁への出向、大学院進学など
大学教員への転職に興味がない人でも、読んでいて面白いと思います。