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ペガサス座の箱庭(第39話)

2013.12.31
 抱きくせのある麻衣にとって、弘夏は可愛いぬいぐるみ代わりで、他の彼氏たちにはできないことをしてくれている。弘夏以外にも女装を強要している彼氏はいるものの、弘夏のような抱き心地にはなれない。

麻衣:「私の妹になってくれるなら、今度は水着なしで一緒にお風呂に入ってもいいけど?」

弘夏:「本当ですか!?」

麻衣:「本当よ。弘夏ちゃんが嫌なら、弘夏ちゃんだけは水着を着ると言うのでもいいけど」

 前回、麻衣と一緒にお風呂に入ったときはお互いに水着を着ていた。麻衣は弘夏のことを強制射精させて遊んでいた。身体の線がくっきりと出てしまう水着で弘夏も興奮したが、次は本当に混浴が楽しめるのである。

 弘夏が最後に女子と一緒にお風呂に入ったのは小学3年生の頃、相手は姉の詩織だった。それ以来、女子の全裸など見ていないし、性欲の急増と共に女子の裸を見たいと言う願望は高まっている。

弘夏:「そこまで言うなら、麻衣お姉ちゃんの妹になります」

麻衣:「それは良かったわ。それじゃ、さっそく、弘夏ちゃんには女の子になってもらうわね!」

弘夏:「えっ」

 次の瞬間、麻衣の膝蹴りが弘夏の股間を直撃した。護身術などでも多用される膝金蹴りである。真下から垂直方向に股間を蹴り上げると、必然的に副睾丸を直撃しやすくなる。しかも、垂直方向に突き上げるような蹴り方だと、金玉の逃げ場所もなく、男子に大ダメージを与えることができる。

弘夏:「ぐおお!!!」

 弘夏は両手で股間を押さえて、その場にしゃがみ込んだ。見た目は、可愛い女の子が腹痛か何かでしゃがんでいるように見えるが、実際は異なる。いくら可愛くても、弘夏は男の子だし、足と足の間には、おちんちんと金玉がちゃんとぶら下がっている。

 しかも、声変わりもまだで、体型は女の子風。プロボクサーでも女子小学生に金蹴りされたけで悶絶するのだから、弘夏が女子高校生の金蹴りに耐えられるわけがない。弘夏は素直に両手で股間を押さえて、その場にうずくまった。

麻衣:「弘夏ちゃんってば、そんなに苦しいの?」

弘夏:「く、苦しい・・・」

麻衣:「すぐに楽にしてあげるわ。キンタマ潰しちゃえば、もうこんな苦しい想いもしなくていいものね♪」

弘夏:「それはダメ・・・」

麻衣:「えー、キンタマなんて付いていても邪魔なだけでしょう?キンタマがなくなれば、もっと露出の多いミニスカートや水着も着られるようになるわよ?あ、でも、おちんちんも取らないとダメ?」

弘夏:「そういう問題じゃないですよ!」

 弘夏は反対するが、息も絶え絶えだった。姉の詩織からは毎日のように朝立ちキックなど急所攻撃を受けているが、金玉の痛みだけは慣れることができない。弘夏は男として、麻衣のことを恋愛対象に思っているが、生殖機能を失わせるような麻衣の膝金蹴りを受けて、性機能の維持を望むプログラムと可愛い女の子との関係を望む生殖機能プログラムが拮抗しているのである。

 普通、性機能と生殖機能は同じステータスにあるが、女の子から金的攻撃を受けた場合、両者は競合することになる。生殖機能よりも男子自身の身体の方が大切なはずだが、男子の性器が必要なのは性交までなので、男子の身体は構造的に勃起・射精を優先させて、最後に生殖機能の実行をしようとする。金蹴りされて勃起する男子や女の子にいじめられたいと思っている男子がいるのはこのためである。

 今、弘夏はそのプログラムと闘っている。

麻衣:「男の子って、手の平サイズのキンタマを守ることに必死になっているけど、キンタマがない方が動きやすいし、痛みを感じることもなくて便利でしょう。弘夏ちゃんは女の子になりたいとか思ったことはないの?」

 弘夏が声のする方を見ると、相変わらず、水着姿の麻衣が仁王立ちしている。すっきりとした股間で、足と足の間には何もぶら下がっていない。柔道男子の池田が全力で握ってもダメージを与えられなかった股間である。

 金玉から重苦しい痛みがゆっくりと身体全体に広がってきた弘夏は話すことも困難になってきた。しかも、麻衣の水着姿の股間を凝視してしまったせいで、おちんちんが勝手に勃起を始めてしまった。勃起するのにつられて金玉が動き、男の子に新たな痛みを与え続ける。

 弘夏がそんな男の痛みに苦しんでいるのを麻衣はしげしげと見つめた。

麻衣:「苦しそうね。私が助けてあげる♪」

 そう言うと、麻衣は弘夏の横に座った。金玉に衝撃を受けた男子が両手で股間を押さえてうずくまるのは、胎児として子宮にいる状態に戻りたい本能から来ている。ましてや、可愛い弘夏がそんなポーズを取っているのだから、麻衣はつい応援したくなってしまう。

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ペガサス座の箱庭(第38話)

2013.12.31
 池田は射精直後の喪失感に打ちしがれていた。女の子にはキンタマの痛み以上に理解できないことだが、男の子は一度射精してしまうと性的快感がガタ落ちしてしまうらしい。しかも、今回の場合、少し前まで麻衣にさんざん金玉を痛めつけられていたため、キンタマの痛みもぶり返してきた。

麻衣:「池田君はそのパンツどうするの?着替える?」

池田:「ああ、着替える」

 着衣での強制射精を何度か強要されている池田は麻衣と遊ぶ際は替えのパンツを持ち歩いていた。

麻衣:「しばらく、弘夏ちゃんと一緒に私の部屋に行っているから、池田君も着替えたら、来てね。シャワーも使って良いから」

 そう言うと、麻衣は弘夏を連れて、リビングを出た。

 麻衣は自分の部屋に入ると、内側から鍵を閉める。

麻衣:「池田君を誘惑するなんて、弘夏ちゃんもやるわね♪」

弘夏:「いや、あれは池田さんが勝手に勃起しちゃっただけじゃないですか」

麻衣:「男の子を無意識に勃起させるのが1番大変なのよ。まあ、詩織とかも、そういうのは得意だったし、さすが仲の良い姉妹ね♪」

弘夏:「いや、姉妹じゃないですよ・・・」

麻衣:「大丈夫。そのうち、弘夏ちゃんも女の子になって、本当の姉妹になれるから」

弘夏:「そんなの絶対に嫌ですよ!」

 弘夏は本気で嫌がるが、麻衣は大喜びしている。

麻衣:「それじゃ、私の妹になる?詩織とは姉弟のままでいいから」

弘夏:「それも嫌ですよ・・・」

 さきほどよりも、だいぶ、声のトーンが下がった。麻衣と親しくなれるのはうれしいが、麻衣は弘夏のことを妹扱いしているし、他の男子たちのように男女関係とは見てくれていない。


お知らせ(2013年12月30日)

2013.12.30
今夜、「ペガサス座の箱庭」を2話分更新する予定です。
女の子に金玉を潰され掛けた男の子は
どんな気持ちなのでしょうか?
金玉は痛みを感じやすいだけで
普通、女の子に金蹴りされたくらいでは潰れないので
男の子だったら、そんなに騒がないで欲しいです。

混浴と日本史

2013.12.30
『混浴と日本史』(筑摩書房)
古代から現代までの日本における混浴の歴史について論じた本です。
お湯や入浴施設が貴重だった時代は、男女で入浴スペースを区切ると
施設の維持が困難で、長年、男女混浴が基本とされてきました。
それが江戸時代辺りから、少しずつ変わってくると言う話です。
書名は『混浴の日本史』ではなく、『混浴と日本史』なので
間違わないようにご注意下さい。






お知らせ(2013年12月24日)

2013.12.24
色々とコメントやウェブ拍手をありがとうございます。
コメントやウェブ拍手は、とても励みになります。
1ヶ月更新していないと、広告が出てしまうので
更新しますね。

「ペガサス座の箱庭」の続きを書こうと思っています。
弘夏も、池田君に金蹴りしたり、強制射精させたりして
本格的に急所攻撃に参加してもらいたいのですが
それは弘夏が麻衣に女の子にさせられてからでしょうか。
麻衣だけで大苦戦している男子にとっては、さらに激痛になるでしょうね。
でも、男の子だったら、金玉くらい鍛えて欲しいです。