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女の子の悪戯

2015.04.15
 小さい頃、未紀の周りには男の子しかいなかった。同い年の子はみんな男の子。まだ小さかったから特に男女差はなく、鬼ごっこや野球などをしていた。

 しかし、どうしても、男女差が出てしまうこともある。小学3年生の夏休みの出来事である。未紀の育った地域は、かなり田舎だった。なので、夏休みになると、裸になって川やビニールプールで遊ぶのが普通だった。今から考えてみると、その年でも、まずいのではと思うが、未紀も例外ではなく、水着も着ないで遊んでいた。

 未紀も心得ているもので、裸での勝負は未紀の独壇場だった。何しろ、未紀にはどの男の子を辱めるか、決める権利がある。小学3年生にもなると、性教育などで、男子のおちんちんはエッチなことを考えると立つと言うことは知っている。実際は、寝ている時や何の前触れもなく、立ってしまうこともあるが、男の子はそこまで詳しくは知らない。勃起していることで、エッチなことを考えているとレッテル貼りができるのである。

 もちろん、女子もエッチなことを考えていると、性器が膨張したり、濡れたりするが、男子に比べれば、わずかな変化なので、普通に見ているだけではほとんどわからない。

 未紀のターゲットになった男子は大変である。必死になって逃げ回るが、未紀は運動神経が良い。小学校くらいまでは女子の方が身体能力も優れているため、すぐに捕まってしまう。

 未紀がおちんちんを握って揉み始めると、男子は勃起しないように必死で我慢する。しかし、ここには男の子にとって、残酷なルールが存在する。外部から刺激を受けると、おちんちんは男子の意思とは関係なく、反射的に勃起するのである。

 やんちゃで生意気な男子もこの反射的勃起から逃れることはできない。瞑想したり、昨日の夕ご飯のことなどを思い出して、おちんちんから意識を離そうとするが、勝手に固くなってしまう。純粋な男の子は泣きながら勃起してしまう。しかも、勃起した後、未紀や他の男子から「変態!エッチ!」などとさんざん言われる。

 実際にエッチなことをしているのは、明らかに未紀であるが、未紀にはおちんちんが付いていないし、そんな辱めを受けることはない。

 もちろん、男子にも運動神経が良い子はいる。そんな子を相手にする時、未紀は金的攻撃をよく利用する。男子の足と足の間にぶら下がっているキンタマは絶好の攻撃対象である。

 剛志(つよし)は運動神経も良く、生意気な男子だった。とにかく、すばしっこい。こういうときには金的攻撃が1番効く。軽くでもキンタマに衝撃を与えられれば、瞬時に男子は俊敏さを奪われる。

 いつものように剛志は走り回っている。足と足の間にぶら下がっているキンタマもよく揺れている。まさに、「キンタマを叩いて下さい」と言う体勢だった。

 すれ違いざまに、未紀は剛志の股間にパンチを決めた。ふにゃと言う柔らかい感触があっただけで何のダメージにもならないかのように見えたが、剛志は「ぐっ・・・」と声を上げて動きを止めた。

 男の子にたくましさを与えている源のキンタマをやられた衝撃は女の子には分からない。内臓感覚の痛みが男子を襲うらしい。剛志は顔をゆがめる。湧き出して来た男の痛みに苦戦しているようだった。

未紀:「うふふ、男子って、だらしがないわね」

剛志:「キンタマを狙うなんて、卑怯なことしやがって!」

 剛志は両手で股間を押さえながら言う。

未紀:「卑怯なんかじゃないわよ。キンタマなんて、ぶら下げている男子が悪いんじゃないの。悔しかったら、キンタマなんて取っちゃいなさいよ。邪魔なだけでしょう?」

 そう言うと、未紀は剛志の股間に手を伸ばして、キンタマを片手で握り締めた。

剛志:「やめろ!」

 剛志は両手で股間をカバーしていたが、全裸の体勢では隙だらけで、未紀は簡単に剛志のキンタマを2つとも握ることができる。

未紀:「こんな小さなキンタマを握られただけで大げさすぎよ。本当はそんなに痛くないでしょう?男の子だったら、我慢してね♪」

 未紀はすっきりとした股間を見せつけるように仁王立ちしながら言う。その足と足の間には、キンタマのようなわずらわしい急所などはぶら下がっていなかった。男子のキンタマに相当する卵巣は体内に位置していて、骨や筋肉で何重にも守られており、決して男子の攻撃が直接届かない安全圏内にある。

剛志:「くそ!」

 剛志は形勢逆転を狙って、未紀の股間を蹴り上げる。しかし、女の子にはキンタマがないため、硬い恥骨に当たって、未紀には何のダメージにもならない。

 逆にカウンターで、未紀のキックが剛志の股間に飛んでくる。剛志は男の子なので、キンタマに直撃である。しかも、未紀は何のためらいもなく、キックをしたため、剛志のキンタマはひしゃげるようになった。

剛志:「ぐおおお!!!」

 剛志は叫ぶと、その場に崩れた。キンタマは男の急所だから痛いに決まっているが、今回の未紀の蹴りは特に強烈だった。元々、キンタマは赤ちゃんを作るのに必要な大切なところだから、男子に守る気持ちを持ってもらうために、蹴りなどを受けると、どこよりもいたく感じるようになっている。その上、脳はキンタマへの衝撃を内臓奥部への衝撃と判断し、男子の身体を強制的に沈静化させる。護身術で金的攻撃が有効な理由の1つがこの点にある。

 成人男性の性犯罪者であっても、この金的護身術には耐えられない。キンタマからは激痛が来て、脳からは「うずくまれ!」と言う命令が来るのだから、どんなに屈強な男子であっても、すぐに動けなくなる。未紀はこの護身術を悪用して、男子にいたずらを仕掛けているのだから、小学生の男の子が我慢できるわけがない。

 剛志は素直に股間を押さえて、うずくまるしかなかった。

剛志:『神様、どうか、見逃して下さい・・・』

 キンタマから来る痛みに悶絶しながら、神頼みを始める。金的攻撃を受けた男の子の中には、神頼みをする子も時々いるが、その願いが届くことはない。そもそも、(大人になれば)女子より身体能力の勝る男子にわざと付けた弱点がキンタマだし、出生から少年時代までの過渡期はアンバランスになっても、仕方がないというのが神様の見解である。キンタマが与えてくれる恩恵(男性ホルモンでたくましい身体、高い運動神経が与えられる)に比べれば、キンタマの痛みなどささいなことだと思っている。

 しかし、そのキンタマの痛みで、たくましい身体も高い運動神経もすべて無効になり、男の子は悶絶しているしかなくなるのだから、女の子には面白くて、たまらない。

未紀:「剛志ってば、情けないわね。私だったら、キンタマがあったとしても、そんなに痛がらないわよ。ちゃんと、おちんちんも付いているんでしょう?男の子なら、我慢、我慢♪」

剛志:「くそ・・・」

 剛志は悔しがる。未紀にもキンタマを付けて、金的の痛みを味合わせてやりたい衝動に駆られた。しかし、そんなことは不可能だし、一生、未紀はこの痛みを経験することはない。剛志が未紀の方を見上げると、何も付いていない、きれいな逆三角形の股間があるだけだった。男の子の股間と違って、おちんちんもキンタマもぶら下がっていない。そんな光景を見て、剛志は未紀に勝てる気が全くしなくなった。

 一方の未紀も、普段は生意気な男の子のことを思い通りに痛めつけることができて、とても快感だった。女の子は金的の復讐を受ける心配がない。どんなに男の子が痛がっていても、自分には無縁のことだし、遠慮なく、ターゲットの男子をキンタマ地獄に送ることができるのである。


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お知らせ(2015年4月15日)

2015.04.15
 色々コメントやウェブ拍手をありがとうございます。
コメントやウェブ拍手は、とても励みになります。

 「女の子の悪戯」と言う小説を書いてみました。
田舎で、自分以外の同い年の子はみんな男の子と言う地域に住んでいる女の子の話です。小学生のうちは男女差があまりなく、逆に体力・体格の面で、女の子が上のケースも多々あります。そんな時、金的攻撃が大好きな女の子がいると、男の子は毎日痛い想いをすると思います。

 「ペガサス座の箱庭」の池田のように高校生の男子だったら、普通、キンタマくらい鍛えなさいよと思いますが、小学3年生位の男の子だと、ついつい甘やかしてしまいます。麻衣が弘夏には手加減をするのと同じ感じだと思います。

ペガサス座の箱庭(第47話)

2015.04.04
麻衣:「今度は弘夏ちゃんも、もっと金的攻撃に参加してね♪」

弘夏:「嫌ですよ・・・」

麻衣:「池田君がキンタマを抑えて蹲っているところとか面白かったでしょう?マコタンはもっと面白いわよ。それに池田君よりもさわやかだし、嫌な気持ちにはならないと思うわ」

弘夏:「男子が可愛そうでしょう・・・」

麻衣:「大丈夫よ。男子なんて少し胸を触らせるとか、おちんちんを触るとかしてあげれば、すごく喜ぶし」

弘夏:「麻衣お姉ちゃんもおちんちん触っているんだから、それで胸を触る分の代償は済んでいるでしょう?金蹴りまでしたら、男子の方がマイナスじゃないですか」

麻衣:「いいのよ。胸を触ってきた男子って、金蹴りされているうちに金蹴りされるのも好きになっちゃうみたいだし、男子にとっても、お得な話よ」

弘夏:「そんなわけないじゃないですか・・・」

麻衣:「えー、でも、実際に勃起させた後に金蹴りしていると、刷り込みがされて、そのうち、金蹴りされただけでも立つようになるわよ?」

 麻衣がさりげなく、すごいことを言った。麻衣と付き合っている男子は快感とキンタマの痛みがセットで来るパターンが多いため、条件反射的に金蹴りされただけで勃起するようになる。

麻衣:「電車で練習してみる?」

弘夏:「電車?」

麻衣:「そう。男子の股間にカバンの角をぶつけたり、密着した男子に膝金蹴りを入れるとか」

弘夏:「それって犯罪じゃないですか!」

麻衣:「そうね。強制わいせつ致傷だから強姦よりも罪が重いわね。でも、男子って、それで被害届を出す人なんて、まずいないから、大丈夫よ♪」

麻衣:「弘夏ちゃんも、私にセクハラされたと警察に通報はしていないでしょう?」

弘夏:「それはそうですが・・・」

 弘夏の表情が曇る。金的の痛みを容易に想像できてしまう弘夏は、麻衣の金的攻撃によって撃沈されてしまった男子に同情した。普通のスポーツなら、池田は決して麻衣に負けることはなかっただろう。しかし、金的ありの勝負なら、話は変わってくる。池田がどんなに頑張っても、キンタマには筋肉がほとんど付かない。しかも、痛感神経が集中していて、内臓感覚の痛みが男子を襲う。女の子にとって、脆弱なキンタマは絶好の攻撃対象になる。軽く攻撃しただけで、屈強な男子でも床に沈むのだから、こんなに面白いことはない。

麻衣:「こないだ、電車に乗っていたら、小学校3年生くらいの男の子と女の子がつり革につかまりながら、どっちが長く浮いていられるか、勝負していたの。2人とも金髪で、ヨーロッパっぽい人だったんだけど。最初の勝負は男の子の勝ち。でも、次の勝負から、女の子が男の子の股間を足でグリグリするようになったの。
 両手はつり革をつかんでいるから、股間は無防備でしょう?初めのうちは男の子も我慢していたんだけど、30秒もしないうちに変なうめき声を上げながら手を離したわ。外国人もキンタマは急所なのね♪」

 男の子同士でもキンタマをグリグリすることはあるが、あくまでも悪ふざけの範囲内なので、手加減がある。しかし、片方が女の子だと、話は異なる。女の子にはキンタマの痛みがわからないため、後ろから目隠しをするくらいの感覚で、金的攻撃を行う。特に勝負にこだわる、わんぱくな女の子は思いっ切りやってくる。小学生くらいだと、体格も身体能力も男女差がないか、あるいは女子の方が優れているため、圧倒的に男子が不利になる。本来、身体能力で勝る分のハンデとして付けられたキンタマが逆に男女格差を拡大させるのである。しかも、トレーニングで鍛えると言う手段もないから、男の子には対処する術がない。

麻衣:「アメリカだと、小学校とかでも、積極的に護身術を教えているそうね。小さい頃から、学校の授業で金蹴りしまくれて羨ましいわ」

 キンタマの痛みは全世界共通である。女子にも徴兵制がある国では、戦闘訓練で、みっちりと急所攻撃を教え込まれる。女子に簡単にマスターできて、男性相手なら最も効果のある攻撃方法なのだから、非常に実践的である。

弘夏:「笠松さんって、どんな人なんですか?」

 麻衣は「写真を見せてあげる」と言い、スマートフォンを動かした。女の子らしく、可愛くデコレーションされたスマートフォンであったが、保存されている画像を見て、弘夏は驚愕した。色々な男子が股間を押さえながら金的悶絶している画像ばかりなのである。弘夏は女装写真以外撮られたことがないが、他の彼氏たちは金蹴りや電気あんまをされた上、こんな写真まで撮られているのである。

麻衣:「これがマコタン♪」

 麻衣が出した画像を弘夏が見ると、たしかにイケメンである。むさ苦しい池田とは全く違うタイプの男子である。

麻衣:「マコタンは格好良いでしょう?」

弘夏:「そうですね・・・」

 笠松がイケメンであることは弘夏も認めなければなかった。しかし、麻衣と付き合う男子として複雑な心境だった。普通に考えたら、弘夏よりも笠松と付き合いたいし、結婚したいと思うだろう。

麻衣:「こんなに格好良い男子でもキンタマだけは弱いのね。マコタンとはまた違う子だけど、こっちの小山君は男の威厳があっていいでしょう?」

 どういうルートで知り合ったのかは不明だが、麻衣の彼氏団には弘夏のように高校以外の男子も含まれている。

麻衣:「もしも、金的攻撃に参加してくれるなら、弘夏ちゃんの好きな方法で抜いてあげるわよ?」

弘夏:「本当ですか?」

麻衣:「本当よ。普通にセックスでも良いわよ?」

 麻衣とセックスなんて、弘夏にとって最高のご褒美である。しかも、他の彼氏たちとは違い、痛い想いはしなくて済む。弘夏はすぐに快諾した。キンタマは攻撃しないと言う男同士の不文律よりも麻衣との恋愛関係を優先させたのである。形式的に見ると、弘夏自身は年下の女の子ポジションにいながら、恋敵の生殖器を好きなだけ攻撃でき、笠原が先に麻衣と肉体関係に入るのを防止できると言う千載一遇のポストに就いたことになる。もちろん、麻衣もキンタマ責め大好き少女であるから、笠原が苦しむことは容易に想像がつく。


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お知らせ(2015年4月4日)

2015.04.04
色々とコメントやウェブ拍手をありがとうございます。
コメントやウェブ拍手は、とても励みになります。
今日、「ペガサス座の箱庭」を1話分更新する予定です。
柔道男子の池田はあまり恋愛対象にはなっていませんでしたが、マコタン(笠松)は本当の意味で恋愛対象になり得る彼氏です。