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女子サッカー部と2つの軟球(その1)
2016.12.31
野球やサッカーをしている男子は常にあるリスクを抱えている。野球をしていれば、硬球が股間に命中することがあるし、サッカーをしていれば、相手の蹴りとボールがキンタマを直撃することがある。
男子同士の試合なら、故意に急所を狙う選手はまずいないし、もし故意に狙ってきたら、相手が反則負けになる。
しかし、相手が女子だと話が異なる。女子が投げた硬球が股間にぶつかっても男子が笑い者になるし、サッカーで股間を蹴り上げられてうずくまっても女子からバカにされるだけである。
直道(なおみち)は野球部の男子である。IT野球主義者である。徹底的に情報分析をして戦略を練る。相手チームの弱点を調べ上げ、そこを攻め立てる戦術を採る。その方法で中学時代は強豪校との試合でも優位に立っていたが、女子マネージャーとの合同練習には苦戦していた。女子と喧嘩をした経験がほとんどないのも理由だが、それ以上に男の急所の問題が大きかった。
女子に金蹴りされて仕返しに股間を蹴り返しても、女子はあまり痛がらないし、女子と股間の握り合いをしても、男子が悶絶するだけだった。
直道は各種護身術の情報も分析し、急所攻撃には急所攻撃で反撃するのが最も効果的だという結論に達した。また、男子自身の急所は金カップで守ることにした。試合の時、金カップは、ボールから股間を守ってくれる頼もしい存在である。
しかし、男の子の弱点を熟知しているサッカー部の女子にも通用するのであろうか。運良く、野球部の男子としては珍しく、直道には彼女がいた。同じ中学校の女子で、直道とは違う高校に通っているが、新体操部に所属しており、女子マネージャーとの模擬戦としては最適である。
直道は、彼女のマチに女子マネージャーからの急所攻撃について一部始終を話した。
「それ、楽しそう!私もやってみたいかも!」
「やってみたいって、ひでえな・・・。男の急所だぞ」
「女の子だって、お腹を叩かれれば痛いし、お互い様よ?それに男の子は生理中のお腹にパンチを決められることもないんだし、お得じゃないの?」
腹パンとキンタマにアッパーだったら、断然、金アッパーの方が痛いと思う直道は少し不服だったが、マチも乗り気だったので、すぐに実行に移した。もちろん、直道は金カップを着用する。
「えいっ!」
マチの蹴りが直道の股間を直撃する。毎日、新体操の練習に励んでいるだけあって、切れのあるキックだった。
「あぐっ!」
直道は金カップを着用しておけば何も痛くないかと思っていたが、なぜか衝撃が来た。しかし、初動の痛みは耐えられないほどではない。
「やっぱり、痛いの?」
「まあ、少しはな・・・」
本来、野球用の金カップは出来損ないのボールが当たった場合に備える物であって、女子が故意に急所を狙って蹴ってきた場合など想定していない。
そして、時間差で少しずつ増していく。じわり、じわりとキンタマから重苦しい痛みが股間全体、下半身と広がっていく。
彼女の手前とあって、直道は痛みに耐えるが、どうにもこうにも痛みが引かない。
男の痛みに屈して、直道はゆっくりと床に沈んだ。
「こんなに良い身体しているのに、だらしないの~♪」
「ここだけは鍛えられないんだよ!」
「鍛えられないと言っても、金カップを着けているんだから、平気でしょう?まあ、私には付いていないからわからないけど♪」
マチは直道を茶化すように見下ろしている。男の急所と呼ばれるだけあって、その痛みは絶大だった。普段は力で女子を圧倒している男子も内股になって、息も苦しそうに、苦痛にうめいているしかない。
「あんまり運動していない私にも負けちゃうなんて、サッカー部の女の子から蹴られたら、キンタマ潰れちゃうんじゃないの?」
マチがさらりと怖いことを言う。
「潰れはしねえよ・・・」
「キンタマが潰れなくても、野球部の男子が全員うずくまっていたら、負けでしょう?」
サッカー少女からの金蹴りで、野球部の男子が全員、股間を押さえて悶絶する姿を想像して、直道は絶望した。女子との合同練習に参加している男子は30人ほどいるが、キンタマを鍛えられた者は今のところいない。
「サッカー部でも、運動神経が悪そうで、小柄な子と対戦するしかないんじゃないの?」
「・・・」
直道は反論したかったが、たしかにそれが1番安全な方法である。キンタマをぶら下げた野球部の男子が、女子サッカー部のエースたちと股間の蹴り合いをして、勝てるわけがない。
「真奈美ちゃんとかが良いんじゃないの?ずっとサブチームだとか言っていたし、優しいからきっと手加減してくれるわよ?」
真奈美は、直道・マチと同じ中学校の女子である。小柄で運動神経が良いわけでもないのに、サッカーが好きで、高校でもサッカーを続けている。股間を守りながら、真奈美の急所を攻め立てれば、直道にも勝機はある。
しかし、この時、直道は真奈美の意外な特技を知らずにいた。
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男子同士の試合なら、故意に急所を狙う選手はまずいないし、もし故意に狙ってきたら、相手が反則負けになる。
しかし、相手が女子だと話が異なる。女子が投げた硬球が股間にぶつかっても男子が笑い者になるし、サッカーで股間を蹴り上げられてうずくまっても女子からバカにされるだけである。
直道(なおみち)は野球部の男子である。IT野球主義者である。徹底的に情報分析をして戦略を練る。相手チームの弱点を調べ上げ、そこを攻め立てる戦術を採る。その方法で中学時代は強豪校との試合でも優位に立っていたが、女子マネージャーとの合同練習には苦戦していた。女子と喧嘩をした経験がほとんどないのも理由だが、それ以上に男の急所の問題が大きかった。
女子に金蹴りされて仕返しに股間を蹴り返しても、女子はあまり痛がらないし、女子と股間の握り合いをしても、男子が悶絶するだけだった。
直道は各種護身術の情報も分析し、急所攻撃には急所攻撃で反撃するのが最も効果的だという結論に達した。また、男子自身の急所は金カップで守ることにした。試合の時、金カップは、ボールから股間を守ってくれる頼もしい存在である。
しかし、男の子の弱点を熟知しているサッカー部の女子にも通用するのであろうか。運良く、野球部の男子としては珍しく、直道には彼女がいた。同じ中学校の女子で、直道とは違う高校に通っているが、新体操部に所属しており、女子マネージャーとの模擬戦としては最適である。
直道は、彼女のマチに女子マネージャーからの急所攻撃について一部始終を話した。
「それ、楽しそう!私もやってみたいかも!」
「やってみたいって、ひでえな・・・。男の急所だぞ」
「女の子だって、お腹を叩かれれば痛いし、お互い様よ?それに男の子は生理中のお腹にパンチを決められることもないんだし、お得じゃないの?」
腹パンとキンタマにアッパーだったら、断然、金アッパーの方が痛いと思う直道は少し不服だったが、マチも乗り気だったので、すぐに実行に移した。もちろん、直道は金カップを着用する。
「えいっ!」
マチの蹴りが直道の股間を直撃する。毎日、新体操の練習に励んでいるだけあって、切れのあるキックだった。
「あぐっ!」
直道は金カップを着用しておけば何も痛くないかと思っていたが、なぜか衝撃が来た。しかし、初動の痛みは耐えられないほどではない。
「やっぱり、痛いの?」
「まあ、少しはな・・・」
本来、野球用の金カップは出来損ないのボールが当たった場合に備える物であって、女子が故意に急所を狙って蹴ってきた場合など想定していない。
そして、時間差で少しずつ増していく。じわり、じわりとキンタマから重苦しい痛みが股間全体、下半身と広がっていく。
彼女の手前とあって、直道は痛みに耐えるが、どうにもこうにも痛みが引かない。
男の痛みに屈して、直道はゆっくりと床に沈んだ。
「こんなに良い身体しているのに、だらしないの~♪」
「ここだけは鍛えられないんだよ!」
「鍛えられないと言っても、金カップを着けているんだから、平気でしょう?まあ、私には付いていないからわからないけど♪」
マチは直道を茶化すように見下ろしている。男の急所と呼ばれるだけあって、その痛みは絶大だった。普段は力で女子を圧倒している男子も内股になって、息も苦しそうに、苦痛にうめいているしかない。
「あんまり運動していない私にも負けちゃうなんて、サッカー部の女の子から蹴られたら、キンタマ潰れちゃうんじゃないの?」
マチがさらりと怖いことを言う。
「潰れはしねえよ・・・」
「キンタマが潰れなくても、野球部の男子が全員うずくまっていたら、負けでしょう?」
サッカー少女からの金蹴りで、野球部の男子が全員、股間を押さえて悶絶する姿を想像して、直道は絶望した。女子との合同練習に参加している男子は30人ほどいるが、キンタマを鍛えられた者は今のところいない。
「サッカー部でも、運動神経が悪そうで、小柄な子と対戦するしかないんじゃないの?」
「・・・」
直道は反論したかったが、たしかにそれが1番安全な方法である。キンタマをぶら下げた野球部の男子が、女子サッカー部のエースたちと股間の蹴り合いをして、勝てるわけがない。
「真奈美ちゃんとかが良いんじゃないの?ずっとサブチームだとか言っていたし、優しいからきっと手加減してくれるわよ?」
真奈美は、直道・マチと同じ中学校の女子である。小柄で運動神経が良いわけでもないのに、サッカーが好きで、高校でもサッカーを続けている。股間を守りながら、真奈美の急所を攻め立てれば、直道にも勝機はある。
しかし、この時、直道は真奈美の意外な特技を知らずにいた。
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お知らせ(2016年12月31日)
2016.12.31
色々とコメントやウェブ拍手をありがとうございます。
コメントやウェブ拍手は、とても励みになります。
今回、野球部と女子マネージャーとの急所訓練シリーズを更新します。
女子サッカー部との合同練習に備えて、彼女と模擬戦をする野球部の男子の話です。
金カップをしていれば、大して痛くないと思うので、頑張って欲しいです。
女子サッカー部との合同練習用のイラストは出来上がっているので
次回はイラスト付きの更新です。
よろしくお願いします。
コメントやウェブ拍手は、とても励みになります。
今回、野球部と女子マネージャーとの急所訓練シリーズを更新します。
女子サッカー部との合同練習に備えて、彼女と模擬戦をする野球部の男子の話です。
金カップをしていれば、大して痛くないと思うので、頑張って欲しいです。
女子サッカー部との合同練習用のイラストは出来上がっているので
次回はイラスト付きの更新です。
よろしくお願いします。
お知らせ(2016年12月27日)
2016.12.27
色々とコメントやウェブ拍手をありがとうございます。
コメントやウェブ拍手は、とても励みになります。
今回、女子サッカー部に、野球部のマネージャー当番が回ってきます。
普段、 I T 野球で、徹底的にデータを研究して、戦略を練り、練習を重ねている野球部の男子は、急所攻撃には急所攻撃での反撃が最も効果的と判断し、腹パンやマン蹴りなどの練習をします。しかし、股間は金カップを着けただけで、キンタマを蹴られる練習はしていません。
また、対戦相手として、幼なじみで、小柄な女子を選びました。
小柄で大して運動神経も良くない女子だったら、金蹴りされても、我慢できるでしょうか。
幼なじみの男女が高校生になって、金蹴りで勝負すると、楽しそうですね。
コメントやウェブ拍手は、とても励みになります。
今回、女子サッカー部に、野球部のマネージャー当番が回ってきます。
普段、 I T 野球で、徹底的にデータを研究して、戦略を練り、練習を重ねている野球部の男子は、急所攻撃には急所攻撃での反撃が最も効果的と判断し、腹パンやマン蹴りなどの練習をします。しかし、股間は金カップを着けただけで、キンタマを蹴られる練習はしていません。
また、対戦相手として、幼なじみで、小柄な女子を選びました。
小柄で大して運動神経も良くない女子だったら、金蹴りされても、我慢できるでしょうか。
幼なじみの男女が高校生になって、金蹴りで勝負すると、楽しそうですね。