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女子サッカー部と2つの軟球(その2)
2017.01.08
男子野球部は、決断を迫られていた。女子マネージャーとの合同練習で、金的攻撃のいたずらを受けるケースが続出していた。このままでは、男子の威厳に関わるので、本格的な反攻作戦を考えていたのである。
直道が提唱した急所攻撃には急所攻撃で仕返しも効果的な方法であるが、女子の腹部は男子の金的ほどの急所ではない。本気で責め合いをしたら、男子が断然不利になってしまう。
そこで考え出されたのが、奇襲作戦だった。いつもは女子がいたずらを開始してから反撃に出るが、今回はこちらから先に動こうと言う案である。具体的には、女子更衣室に乱入して、女子マネージャーを倒すのである。着替え中だったら、女子は恥ずかしがって、まともに動けずに、男子が有利になると言う見解だった。
最初、男子が女子更衣室に入る時点で大問題だと言う意見もあったが、合気道部やレスリング部では、男女が同じ更衣室を利用して着替えているし、大きな問題はないと言う結論に達した。なお、直道など数人の男子は、最後まで女子更衣室への乱入に反対したが、「女子を特別扱いし過ぎ」と言われ、採用されなかった。
この学校の大きな特徴として、男女の壁が少ないことが挙げられる。柔道部・サッカー部に至っては、男女同じシャワールームを使っている。チームの団結力を高めるためと言う理由だが、高校生の男女が全裸で同じ場所にいるわけだから、興奮する子も多い。
裸の付き合いを通じて、親睦が深まるし、異性の身体を正確に把握できる。同い年の女子の裸を見られて、女子は見られ損だと言われることもあるが、女子にもメリットはある。男子の急所をじっくりと観察できるのである。
小学校からサッカーをやっている美穂(みほ)は、男の急所を熟知している。男女混合チームだった小学校時代は、股間に衝撃を受けてうずくまっている男子をよく介抱していたし、中学校に上がってからもクラスの男子を相手に金蹴りや金玉握りのいたずらをしてきた。
今日の野球部のマネージャー当番は女子サッカー部なので、美穂たちは、いつものユニホームは着ずに、制服からブルマへと着替えていた。
「野球部の男子とうまくやれるかな?」
穂乃香(ほのか)は美穂の友人で、美穂とは違い、男子の急所を積極的に攻撃したことはない。むしろ、急所に衝撃を受けてダウンしている男子を優しく介抱するタイプの女子である。
「そんなに心配することないわよ。男なんて、キンタマを蹴り飛ばせば、5分くらい立ち上がれないし、文句言ってきたら、金蹴りすれば、すぐに黙るわよ」
「そういう心配じゃないわよ?だって、男子って、タマタマが潰れたら、赤ちゃん作れなくなっちゃうんでしょう?」
「そうね。そうしたら、穂乃香が責任取って、龍三(りゅうぞう)と結婚してあげなさいよ?」
龍三とは、野球部にいる穂乃香の幼なじみである。サッカー部の女子としては、控え目な性格の穂乃香が気軽に話せる数少ない男子である。
「はう!?金蹴り1回した位で、どうして結婚しないといけないのよ!?」
思わぬ結論で、穂乃香は反論したが、女の子同士の他愛もない話は、すぐに途切れた。野球部の男子が女子更衣室へと乱入して来たのである。
「キャー!!!なんで女子更衣室へ入ってきているのよ!?」
「出て行きなさいよ!変態!」
「エッチ!痴漢!変態!」
やはり、女子からは数々の抗議の声が挙げられたが、野球部の男子は怯む様子も見せない。
「うるさい!おまえたちが卑怯なことばかりするから、懲らしめに来たんだ」
30人以上の男子が女子更衣室へ乱入すると言う光景は壮観である。皆、鍛え上げた筋骨隆々とした身体と厚い胸板がある。殴り込みを宣言し終えると、男子は女子に襲いかかった。
しかし、ここで予想外のことが起きた。着替え中だったら、女子は恥ずかしがって、まともに動けないと思っていたが、堂々と反撃して来たのである。女子サッカー部の大半の女子は着替え中で、下はブルマ・上はブラだけ、完全に下着姿などの格好だったが、それを物ともせず、男子と殴り合いを演じたのである。
しかも、いつも通り、急所攻撃を主体として男子を痛めつける。
一方、男子は喧嘩に集中しようとうするが、どうしても胸や股間に目が行ってしまう。殴り合う度に胸がよく揺れるし、中途半端に着替え中だった女子の中には着かけていた体操服を脱いで戦う者まで出た。
そんな女子の格好を見て、野球部の男子たちは思わず、反応してしまう。パンツの中の物が固くなるのを防ぐことはできなかった。必然的に、男子は全員ズボンの前にテントを張ってしまう。
「男子って、チンコ立てていて、本当に変態さんね」
「ちげーよ!」
「そんなに大きくしていて何が違うのよ」
女子に勃起を見られて萎縮する男子も出た。
しかし、下着姿の女子を見て、性欲を抑制できない男子も出た。龍三がその1人である。普段は自慰などで性欲を管理しているが、成長した女子の下着姿を見たのは初めてだった。女子の身体を触ろうと夢中になって攻めかかる。
ちょうど、幼なじみの穂乃香がいたので、龍三は本能的にそちらへと向かう。こんな時、男子は理性を失って、フル勃起しているから、ますます急所攻撃の餌食になりやすくなる。穂乃香の胸に触ろうと接近戦に持ち込み、胸に触れようとした瞬間、龍三の股間に激痛が走った。
穂乃香が膝金蹴りを決めたのである。女子の護身術としてよく使われる方法で、女子の胸に夢中になっている男子のキンタマを膝で蹴り上げるのである。
もちろん、やれた男子には地獄の苦しみが待っている。
『神様、今のタンマ・・・!』
心の中で、龍三は神様に願うが、その願いが届くことはない。性欲も金玉の痛みも神様が男子に与えた物である。生殖機能の活性化のために強力な性欲と金玉が男子に付けられているが、精液を量産している金玉自体は非常に脆い男子最大の急所である。
小さな2つのタマに過ぎないでも、筋骨たくましい男子を一瞬で戦闘不能にする信号を出す。金玉から来る激痛が瞬時に龍三の戦意を奪う。龍三は素直に両手で股間を押さえると、そのまま床に崩れた。
「穂乃香、ナイス!」
美穂は軽く穂乃香に抱きつく。
「さてと、私も龍三にお仕置きしちゃおうかな?」
美穂は龍三の足と足の間を思いっ切り、蹴り飛ばした。金カップで守っているが、やはり、衝撃は来た。しかも、サッカーをやっている女子高校生に本気で蹴り上げられたのである。
穂乃香の膝金蹴りから来る痛みに必死に耐えていた龍三に、さらにダメージを与えたのである。
「わ~い!勝った!勝った!男子ってば、小さなキンタマをやられただけなのに、情けないわね」
「くそ・・・」

龍三は悔しそうにうめくが、どうにもこうにも痛みが引かない。男子のキンタマは2つ合わせても、女子の手の平で包み込めるくらいの大きさしかないが、人類の繁栄には欠かせないものである。しかし、人類誕生早々に、喧嘩などで簡単に喪失してしまう者が続出した。そこで、神様はキンタマをどこよりも痛みを感じやすい急所にして、男子自身にキンタマを守らせるようにしたのである。
「しっかり守っていないと、赤ちゃん作れなくなっちゃうわよ?」
そう言ったものの、美穂は男子のことを全く心配していない。
「あ、でも大丈夫、もしも潰れちゃったら、私が月に1回くらいはハグしてあげる♪」
「ハグだけ?さっきは結婚してあげなよとか言っていたじゃないの?」
「セックスくらいしてあげるべきかも知れないけど、キンタマが潰れちゃったら、セックスもできないでしょう?だから、ハグだけ。あと、キスもしてあげてもいいわよ?結婚は・・・。ごめん、私が言いすぎたわ」
美穂と穂乃香は遊び半分で、言葉を紡ぐが、男子にとっては恐怖でしかない。
「キンタマばっかり狙ってきて、おまえたち、変態だろ!エロ野郎!」
「どうせ、龍三なんてキンタマぶら下げていても使い道ないんだから、あってもなくても、同じじゃないの?それとも、穂乃香が使う?」
「私は龍三のことなんて、何とも思っていないし!龍三も文句があるなら、セックスできる彼女を作ってから言いなさいよ!」
「おまえたちだって、彼氏いないだろ!」
実際、美穂と穂乃香には彼氏がいない。2人ともスタイルは申し分ないが、女子同士で部活動に打ち込んでいたのと、高校入学まで異性への興味が皆無に近かったことが主な原因である。
「今までキンタマ押さえていて少し可愛そうだと思っていたけど、手加減する必要もないみたいね?」
龍三の一言で、美穂はご機嫌斜めになってしまった。そして、うずくまっている龍三の股間にさらに強烈な蹴りを決めた。さっきの蹴りは3分の1位の力しか入れていなかったが、今回は半分くらいの力で蹴った。
もちろん、これだけ完璧な金蹴りを受けた龍三は無事ではいられない。
「ぐあっ!あっ!!!」
奇妙な叫び声を挙げると、龍三は床を転げ回る。両手でキンタマを押さえて、けいれんしているようだった。
生殖機能喪失の危機なのである。圧倒的に身体能力で優位に立っているはずの男子が足と足の間にぶら下がっている小さなキンタマを蹴られただけで、こんなに痛がっているのである。
「このババア、絶対に許さねえぞ!」
「私、龍三と同い年だもん。まだババアじゃないわよ!」
龍三が、美穂や穂乃香の方を見ると、すっきりとした股間が見えた。少なくとも、穂乃香と1対1で喧嘩をして、負けたことなど龍三には今までなかった。しかし、状況は圧倒的に龍三が不利である。
「むかつく!キンタマ潰してやる!」
ババア発言に気持ちの整理が付かない美穂は、戦闘不能になっている龍三の股間に手を伸ばすと、ズボンを脱がせ始めた。
「何をするんだよ!?やめろ!変態!」
龍三は叫んだが、美穂はあっという間にズボンを脱がし、金カップを取り上げた。小さい頃、サッカーチームで男子の金カップは時々見ていたので、取り外しには慣れている。男子の唯一の防具を排除すると、美穂はパンツの上からキンタマを2つとも握り締めた。
「無駄な精液作ってエッチなことを考えているだけなんだから、キンタマ潰した方が社会のためよね?もうエッチなこともできなくなるし」
「やめろ!離せ!」
龍三は暴れるが、キンタマはしっかり女子に握られていて、金玉袋が伸びるだけであった。また、何とも言えない吐き気まで込み上げてきて、顔は青ざめていく。
野球の試合でも、地面でワンバウンドしたボールが股間にぶつかったりして痛い想いをしたが、それを上回る苦痛が広がっていく。
『神様、どうか、見逃して下さい・・・』
心の中で、龍三は再び祈るが、その祈りは届きそうにない。美穂と穂乃香は男子の弱点を見逃すつもりはなさそうだし、男の痛みが龍三の戦意を奪って行く。
周りの男子のバトルも似たような物で、床には股間を押さえて悶絶する男子が何人も放置されている。キンタマから来るどうしようもない激痛に顔を歪めて、女子からのいたずらを受けるだけになっている。やはり、神様が男子だけに付けた急所の効果は絶大のようだ。
この時、女子サッカー部の少女たちは金的攻撃の結果に満足して得意顔だったが、男子の第二陣が迫っていることまでは予想できていない。
直道が編み出した必勝の作戦が始まろうとしていた。
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直道が提唱した急所攻撃には急所攻撃で仕返しも効果的な方法であるが、女子の腹部は男子の金的ほどの急所ではない。本気で責め合いをしたら、男子が断然不利になってしまう。
そこで考え出されたのが、奇襲作戦だった。いつもは女子がいたずらを開始してから反撃に出るが、今回はこちらから先に動こうと言う案である。具体的には、女子更衣室に乱入して、女子マネージャーを倒すのである。着替え中だったら、女子は恥ずかしがって、まともに動けずに、男子が有利になると言う見解だった。
最初、男子が女子更衣室に入る時点で大問題だと言う意見もあったが、合気道部やレスリング部では、男女が同じ更衣室を利用して着替えているし、大きな問題はないと言う結論に達した。なお、直道など数人の男子は、最後まで女子更衣室への乱入に反対したが、「女子を特別扱いし過ぎ」と言われ、採用されなかった。
この学校の大きな特徴として、男女の壁が少ないことが挙げられる。柔道部・サッカー部に至っては、男女同じシャワールームを使っている。チームの団結力を高めるためと言う理由だが、高校生の男女が全裸で同じ場所にいるわけだから、興奮する子も多い。
裸の付き合いを通じて、親睦が深まるし、異性の身体を正確に把握できる。同い年の女子の裸を見られて、女子は見られ損だと言われることもあるが、女子にもメリットはある。男子の急所をじっくりと観察できるのである。
小学校からサッカーをやっている美穂(みほ)は、男の急所を熟知している。男女混合チームだった小学校時代は、股間に衝撃を受けてうずくまっている男子をよく介抱していたし、中学校に上がってからもクラスの男子を相手に金蹴りや金玉握りのいたずらをしてきた。
今日の野球部のマネージャー当番は女子サッカー部なので、美穂たちは、いつものユニホームは着ずに、制服からブルマへと着替えていた。
「野球部の男子とうまくやれるかな?」
穂乃香(ほのか)は美穂の友人で、美穂とは違い、男子の急所を積極的に攻撃したことはない。むしろ、急所に衝撃を受けてダウンしている男子を優しく介抱するタイプの女子である。
「そんなに心配することないわよ。男なんて、キンタマを蹴り飛ばせば、5分くらい立ち上がれないし、文句言ってきたら、金蹴りすれば、すぐに黙るわよ」
「そういう心配じゃないわよ?だって、男子って、タマタマが潰れたら、赤ちゃん作れなくなっちゃうんでしょう?」
「そうね。そうしたら、穂乃香が責任取って、龍三(りゅうぞう)と結婚してあげなさいよ?」
龍三とは、野球部にいる穂乃香の幼なじみである。サッカー部の女子としては、控え目な性格の穂乃香が気軽に話せる数少ない男子である。
「はう!?金蹴り1回した位で、どうして結婚しないといけないのよ!?」
思わぬ結論で、穂乃香は反論したが、女の子同士の他愛もない話は、すぐに途切れた。野球部の男子が女子更衣室へと乱入して来たのである。
「キャー!!!なんで女子更衣室へ入ってきているのよ!?」
「出て行きなさいよ!変態!」
「エッチ!痴漢!変態!」
やはり、女子からは数々の抗議の声が挙げられたが、野球部の男子は怯む様子も見せない。
「うるさい!おまえたちが卑怯なことばかりするから、懲らしめに来たんだ」
30人以上の男子が女子更衣室へ乱入すると言う光景は壮観である。皆、鍛え上げた筋骨隆々とした身体と厚い胸板がある。殴り込みを宣言し終えると、男子は女子に襲いかかった。
しかし、ここで予想外のことが起きた。着替え中だったら、女子は恥ずかしがって、まともに動けないと思っていたが、堂々と反撃して来たのである。女子サッカー部の大半の女子は着替え中で、下はブルマ・上はブラだけ、完全に下着姿などの格好だったが、それを物ともせず、男子と殴り合いを演じたのである。
しかも、いつも通り、急所攻撃を主体として男子を痛めつける。
一方、男子は喧嘩に集中しようとうするが、どうしても胸や股間に目が行ってしまう。殴り合う度に胸がよく揺れるし、中途半端に着替え中だった女子の中には着かけていた体操服を脱いで戦う者まで出た。
そんな女子の格好を見て、野球部の男子たちは思わず、反応してしまう。パンツの中の物が固くなるのを防ぐことはできなかった。必然的に、男子は全員ズボンの前にテントを張ってしまう。
「男子って、チンコ立てていて、本当に変態さんね」
「ちげーよ!」
「そんなに大きくしていて何が違うのよ」
女子に勃起を見られて萎縮する男子も出た。
しかし、下着姿の女子を見て、性欲を抑制できない男子も出た。龍三がその1人である。普段は自慰などで性欲を管理しているが、成長した女子の下着姿を見たのは初めてだった。女子の身体を触ろうと夢中になって攻めかかる。
ちょうど、幼なじみの穂乃香がいたので、龍三は本能的にそちらへと向かう。こんな時、男子は理性を失って、フル勃起しているから、ますます急所攻撃の餌食になりやすくなる。穂乃香の胸に触ろうと接近戦に持ち込み、胸に触れようとした瞬間、龍三の股間に激痛が走った。
穂乃香が膝金蹴りを決めたのである。女子の護身術としてよく使われる方法で、女子の胸に夢中になっている男子のキンタマを膝で蹴り上げるのである。
もちろん、やれた男子には地獄の苦しみが待っている。
『神様、今のタンマ・・・!』
心の中で、龍三は神様に願うが、その願いが届くことはない。性欲も金玉の痛みも神様が男子に与えた物である。生殖機能の活性化のために強力な性欲と金玉が男子に付けられているが、精液を量産している金玉自体は非常に脆い男子最大の急所である。
小さな2つのタマに過ぎないでも、筋骨たくましい男子を一瞬で戦闘不能にする信号を出す。金玉から来る激痛が瞬時に龍三の戦意を奪う。龍三は素直に両手で股間を押さえると、そのまま床に崩れた。
「穂乃香、ナイス!」
美穂は軽く穂乃香に抱きつく。
「さてと、私も龍三にお仕置きしちゃおうかな?」
美穂は龍三の足と足の間を思いっ切り、蹴り飛ばした。金カップで守っているが、やはり、衝撃は来た。しかも、サッカーをやっている女子高校生に本気で蹴り上げられたのである。
穂乃香の膝金蹴りから来る痛みに必死に耐えていた龍三に、さらにダメージを与えたのである。
「わ~い!勝った!勝った!男子ってば、小さなキンタマをやられただけなのに、情けないわね」
「くそ・・・」

龍三は悔しそうにうめくが、どうにもこうにも痛みが引かない。男子のキンタマは2つ合わせても、女子の手の平で包み込めるくらいの大きさしかないが、人類の繁栄には欠かせないものである。しかし、人類誕生早々に、喧嘩などで簡単に喪失してしまう者が続出した。そこで、神様はキンタマをどこよりも痛みを感じやすい急所にして、男子自身にキンタマを守らせるようにしたのである。
「しっかり守っていないと、赤ちゃん作れなくなっちゃうわよ?」
そう言ったものの、美穂は男子のことを全く心配していない。
「あ、でも大丈夫、もしも潰れちゃったら、私が月に1回くらいはハグしてあげる♪」
「ハグだけ?さっきは結婚してあげなよとか言っていたじゃないの?」
「セックスくらいしてあげるべきかも知れないけど、キンタマが潰れちゃったら、セックスもできないでしょう?だから、ハグだけ。あと、キスもしてあげてもいいわよ?結婚は・・・。ごめん、私が言いすぎたわ」
美穂と穂乃香は遊び半分で、言葉を紡ぐが、男子にとっては恐怖でしかない。
「キンタマばっかり狙ってきて、おまえたち、変態だろ!エロ野郎!」
「どうせ、龍三なんてキンタマぶら下げていても使い道ないんだから、あってもなくても、同じじゃないの?それとも、穂乃香が使う?」
「私は龍三のことなんて、何とも思っていないし!龍三も文句があるなら、セックスできる彼女を作ってから言いなさいよ!」
「おまえたちだって、彼氏いないだろ!」
実際、美穂と穂乃香には彼氏がいない。2人ともスタイルは申し分ないが、女子同士で部活動に打ち込んでいたのと、高校入学まで異性への興味が皆無に近かったことが主な原因である。
「今までキンタマ押さえていて少し可愛そうだと思っていたけど、手加減する必要もないみたいね?」
龍三の一言で、美穂はご機嫌斜めになってしまった。そして、うずくまっている龍三の股間にさらに強烈な蹴りを決めた。さっきの蹴りは3分の1位の力しか入れていなかったが、今回は半分くらいの力で蹴った。
もちろん、これだけ完璧な金蹴りを受けた龍三は無事ではいられない。
「ぐあっ!あっ!!!」
奇妙な叫び声を挙げると、龍三は床を転げ回る。両手でキンタマを押さえて、けいれんしているようだった。
生殖機能喪失の危機なのである。圧倒的に身体能力で優位に立っているはずの男子が足と足の間にぶら下がっている小さなキンタマを蹴られただけで、こんなに痛がっているのである。
「このババア、絶対に許さねえぞ!」
「私、龍三と同い年だもん。まだババアじゃないわよ!」
龍三が、美穂や穂乃香の方を見ると、すっきりとした股間が見えた。少なくとも、穂乃香と1対1で喧嘩をして、負けたことなど龍三には今までなかった。しかし、状況は圧倒的に龍三が不利である。
「むかつく!キンタマ潰してやる!」
ババア発言に気持ちの整理が付かない美穂は、戦闘不能になっている龍三の股間に手を伸ばすと、ズボンを脱がせ始めた。
「何をするんだよ!?やめろ!変態!」
龍三は叫んだが、美穂はあっという間にズボンを脱がし、金カップを取り上げた。小さい頃、サッカーチームで男子の金カップは時々見ていたので、取り外しには慣れている。男子の唯一の防具を排除すると、美穂はパンツの上からキンタマを2つとも握り締めた。
「無駄な精液作ってエッチなことを考えているだけなんだから、キンタマ潰した方が社会のためよね?もうエッチなこともできなくなるし」
「やめろ!離せ!」
龍三は暴れるが、キンタマはしっかり女子に握られていて、金玉袋が伸びるだけであった。また、何とも言えない吐き気まで込み上げてきて、顔は青ざめていく。
野球の試合でも、地面でワンバウンドしたボールが股間にぶつかったりして痛い想いをしたが、それを上回る苦痛が広がっていく。
『神様、どうか、見逃して下さい・・・』
心の中で、龍三は再び祈るが、その祈りは届きそうにない。美穂と穂乃香は男子の弱点を見逃すつもりはなさそうだし、男の痛みが龍三の戦意を奪って行く。
周りの男子のバトルも似たような物で、床には股間を押さえて悶絶する男子が何人も放置されている。キンタマから来るどうしようもない激痛に顔を歪めて、女子からのいたずらを受けるだけになっている。やはり、神様が男子だけに付けた急所の効果は絶大のようだ。
この時、女子サッカー部の少女たちは金的攻撃の結果に満足して得意顔だったが、男子の第二陣が迫っていることまでは予想できていない。
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お知らせ(2017年1月8日)
2017.01.08
色々とコメントやウェブ拍手をありがとうございます。
コメントやウェブ拍手は、とても励みになります。
日付が変わってしまうかも知れませんが、
今日中に野球部と女子マネージャーのシリーズを更新する予定です。
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お知らせ(2017年1月1日)
2017.01.01