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野球部の急所訓練(第3話)
2011.10.06
同じクラスになって、まだいくらも経っていないが、あかりは敦史のことを知っていた。昼休みにはクラスの男子とよくプロレスごっこもしていた人である。その時、「K1の反則技が当たりそうになった!」とか言っていたこともあかりはよく覚えている。
その時は当たりそうになっただけだが、今日は本当に当ててあげるのである。男の子同士の勝負や男のスポーツには金玉だけは狙わないというルールがあるらしいけど、あかりはそんなことを気にしない。金玉なんてぶら下げている男子が悪いんだし、いつも、おちんちんやもっこりを自慢しているのだから、そのすぐ下に付いている金玉で苦しい思いをしても男子の責任である。
あかり:「湿布、貼ってあげるから、パンツ脱いで」
敦史:「自分でやるから良いよ。さっさと救急箱から出して寄こせ」
あかり:「そんな風に言うと、こうするわよ?」
あかりは、敦史の金玉を下から平手打ちした。ついでに、副睾丸に当たるように、手をうつわのように少し窪ませながら、スナップを利かせた。こうされると、金玉の逃げ場所はなく、男の子に大きなダメージを与えることができる。
敦史:「ぎゃ~!」
敦史は声を裏返して女の子みたいに甲高い悲鳴を挙げた。しかし、女の子みたいな子を出せても、敦史は男の子だし、金玉もしっかりとぶら下がっている。
金玉は男の子だけの急所。しかも、さっき、ボールをぶつけたばかりなのである。急所でも、お腹やスネだったら、2回目はそれなりに耐性ができているものだが、金玉だけは違う。何度、ダメージを受けても耐性ができない。
幼稚園の男の子でも、こんなに大きくなった高校生の男子でも、金玉をやられた時だけはみんな同じ反応なのである。生殖機能の維持は男子最大の使命なので、それに関連する部分に攻撃を受けた時はどこよりも痛く感じる仕組みになっている。そうすれば、男の子は金玉を大切にするようになるというのが神様の考えだった。
なので、男の子がどんなに頑張っても、金玉にはほとんど筋肉が付かないし、金玉の痛みには敵わない。また、金玉だけではなく、脳も金玉に受けた衝撃を内臓へのダメージと解するようにプログラムされている。
しかも、神様は副睾丸という急所まで男の子に付けておいた。金玉には精子を作るために収縮筋があるので、その関係で鍛えてくる可能性があったからだ。一方、副睾丸は純粋に精子を守り育てるだけの保存器官なので収縮筋も不要。これで完全な急所体制が完成した。
こうしておけば、男の子が神様に反乱を起こした時もすぐに鎮圧できるし、体力面で男の子に劣る女の子への配慮にもなる。
しかし、急所の度合いを強くしすぎてしまったため、男の子は金玉をやられただけで、女の子に負けてしまうのである。
あかり:「そんなので痛いの?」
敦史:「くそお!」
敦史は悔しがって、何とか、あかりに復讐しようとするが、身体が言うことを利かない。神様の作ったプログラムに普通の男の子が逆らえるわけがないが、男の子はそのことが納得できないらしく、もがき続けた。
その時は当たりそうになっただけだが、今日は本当に当ててあげるのである。男の子同士の勝負や男のスポーツには金玉だけは狙わないというルールがあるらしいけど、あかりはそんなことを気にしない。金玉なんてぶら下げている男子が悪いんだし、いつも、おちんちんやもっこりを自慢しているのだから、そのすぐ下に付いている金玉で苦しい思いをしても男子の責任である。
あかり:「湿布、貼ってあげるから、パンツ脱いで」
敦史:「自分でやるから良いよ。さっさと救急箱から出して寄こせ」
あかり:「そんな風に言うと、こうするわよ?」
あかりは、敦史の金玉を下から平手打ちした。ついでに、副睾丸に当たるように、手をうつわのように少し窪ませながら、スナップを利かせた。こうされると、金玉の逃げ場所はなく、男の子に大きなダメージを与えることができる。
敦史:「ぎゃ~!」
敦史は声を裏返して女の子みたいに甲高い悲鳴を挙げた。しかし、女の子みたいな子を出せても、敦史は男の子だし、金玉もしっかりとぶら下がっている。
金玉は男の子だけの急所。しかも、さっき、ボールをぶつけたばかりなのである。急所でも、お腹やスネだったら、2回目はそれなりに耐性ができているものだが、金玉だけは違う。何度、ダメージを受けても耐性ができない。
幼稚園の男の子でも、こんなに大きくなった高校生の男子でも、金玉をやられた時だけはみんな同じ反応なのである。生殖機能の維持は男子最大の使命なので、それに関連する部分に攻撃を受けた時はどこよりも痛く感じる仕組みになっている。そうすれば、男の子は金玉を大切にするようになるというのが神様の考えだった。
なので、男の子がどんなに頑張っても、金玉にはほとんど筋肉が付かないし、金玉の痛みには敵わない。また、金玉だけではなく、脳も金玉に受けた衝撃を内臓へのダメージと解するようにプログラムされている。
しかも、神様は副睾丸という急所まで男の子に付けておいた。金玉には精子を作るために収縮筋があるので、その関係で鍛えてくる可能性があったからだ。一方、副睾丸は純粋に精子を守り育てるだけの保存器官なので収縮筋も不要。これで完全な急所体制が完成した。
こうしておけば、男の子が神様に反乱を起こした時もすぐに鎮圧できるし、体力面で男の子に劣る女の子への配慮にもなる。
しかし、急所の度合いを強くしすぎてしまったため、男の子は金玉をやられただけで、女の子に負けてしまうのである。
あかり:「そんなので痛いの?」
敦史:「くそお!」
敦史は悔しがって、何とか、あかりに復讐しようとするが、身体が言うことを利かない。神様の作ったプログラムに普通の男の子が逆らえるわけがないが、男の子はそのことが納得できないらしく、もがき続けた。
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