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野球部の急所訓練(第4話)

2011.10.06
 敦史は身長179センチで、体格もがっちりしていて、上腕二頭筋などもすごい。まさに男の中の男という感じで、中学の時は野球のみならず、陸上部の助っ人として、3000メートル走に出て上位入賞するほどの健脚まで持っていた。

 しかし、そんな敦史も両足の間にぶら下がっている金玉だけは弱かったのである。今、あかり相手に苦戦を強いられている原因もその一点にある。小学生の頃から、野球チームで、男の子の急所について熟知しているあかりの前には、どんなに強い男子も赤ちゃんと同じだった。

 金玉はトレーニングでは鍛えられないし、とても狙いやすい場所にぶら下がっている。そこさえ攻撃すれば、体格差も身体能力の格差も瞬時に逆転してしまうのだから、女の子にとっては興味津々な急所である。

あかり:「もう降参なの?降参するなら、パンツ脱いで」
敦史:「だれが負けるもんか!」
あかり:「そうなの?それじゃあ、私とプロレスごっこしよう?いつも昼休みにクラスでやっているような感じで」
敦史:「絶対に泣かせてやるからな!」

 敦史はあかりに復讐したくて、必死にもがいているが、立ち上がれるまで数分はかかるだろう。男の意地も金玉から来る痛みには無力なのである。男の子のシンボルが、男の決死の努力を邪魔していることが、あかりにはとても愉快だった。

 あかりは敦史が立ち上がれるようになるまで待ってあげた。女の子でも足の小指をぶつけたり、スネにテニスボールが当たったりすると痛いが、「あっ、痛い!」という感じで、数十秒で痛みは収まる。しかし、金玉の痛みは違い、数十分も数時間も続く痛みらしい。

 その間、男の子の身体は強制的に沈静化させられて、無力化している。女の子も股間を攻撃されると、生殖機能に悪影響が出るはずだが、男の子の金玉とは違って、構造的に骨や筋肉で何重にも守られている。

 生殖活動で、男の子のおちんちんや金玉が必要なのは射精と受精までだし、出産まで数ヶ月掛かる女の子の身体の方が大切だと、防御力は強めに設定されている。それに精子は熱に弱いので、金玉は身体の外に露出させておく必要があった。

 たくましい男の子の身体から露出している金玉は無力であり、手で守るくらいしか防御方法がない。しかも、生殖機能のみならず、呼吸機能や消化機能を司る重要な神経も集中している。つまり、金玉さえ押さえてしまえば、男の子の全機能を簡単にダウンさせることができるのである。あかりもこの方法を使ってみることにした。

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