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男女交流学習(その2)

2016.02.13
雪菜(ゆきな):結衣の親友で、テニス部所属。同じテニス部の男子を鍛えるのが趣味。
嘉穂(かほ):結衣の親友で柔道部所属。男子への急所攻撃が趣味。

 雪菜(ゆきな)と嘉穂(かほ)は、結衣の親友である。今回の男女交流学習でも同じ部屋である。また、この旅行では、男女それぞれ3人ずつの部屋で過ごす。

 男子の方のメンバー(今は女子)は、敦弥(あつや)・大紀(だいき)・哲馬(てつま)である。3人とも合気道部のメンバーである。柔道や空手に行かず、合気道を選んだ男子には特徴がある。柔道や空手に比べて、合気道は圧倒的に女子とのふれあいの機会が多いのである。この時代、競技人口の少ない合気道はすでに、高校生も男女混合戦になっている。公式ルールでも男女問わず金的攻撃が許容されている。女子はもちろんのこと、勝負にこだわる男子の中には金蹴りに特化した練習を行う者もいる。そうとは言っても、その男子自身にもキンタマはきちんとぶら下がっている。

 金蹴り好きな女子は金蹴りしても仕返しに金的攻撃を受ける怖れはないが、金蹴り好きな男子は報復の金的攻撃の恐怖に怯えないといけない。そのため、男子で金蹴りを繰り出す者は少ない。

 結衣は友達2人と恋バナをしていた。金的攻撃好きな変態少女とは言え、3人とも平均以上に可愛いし、彼氏持ちである。恋バナをしていると、結衣は自然に股間にテントを張っていることに気づいた。邪魔と思いつつ、急に余計にエッチな気持ちになった。

 雪菜と嘉穂を見ると、いつもと違って、少しそわそわしたような感じになっている。

「雪菜、もしかして立っている?」

「そうよ、結衣も?」

「うん、嘉穂もそうでしょう?」

「そうよ」

 性器の形が大きく変わると言う現象は女子にはない。しかも、おちんちんが立ち上がるにつれて性的興奮も高まる。新鮮な感じがするが、男子にとっては当たり前の出来事だと思った。

敦弥:「おまえら、エロ話して勃起しているんじゃねーよ」

結衣:「エロ話じゃなくて、恋バナよ」

敦弥:「どっちも同じじゃねーかよ」

結衣:「破廉恥なことと恋愛は違うわよ」

敦弥:「その身体で言われても説得力ねえな。(笑)」

 敦弥に勃起をからかわれて、結衣は少しだけ怒りに駆られた。立ち上がると、つい、いつものくせで、結衣は敦弥の股間を蹴り上げる。しかし、今、敦弥は女子だし、キンタマはぶら下がっていない。逆に敦弥が結衣の股間を蹴り上げる。数秒、間を置いて重苦しい痛みが結衣の身体全体に広がっていく。

 結衣は幼い頃からボクシングをやっているため、殴られる痛みや蹴られる痛みには慣れているが、ローブローの痛みは先程の理恵からの金蹴りが初めてである。もっとも、金的の痛みは手を変え品を変え、男子を苦しめるので慣れることはできない。キンタマは内蔵のため、その時々によって違った痛みになるのである。

「う、うっ!!!」

 結衣は低いうめき声を挙げると、その場にしゃがみ込んだ。両手で金玉を押さえて、痛みを和らげようとさするが、どうにもこうにも痛みが消えない。男の急所とはよく言ったものである。

「結衣、大丈夫?ちょっと、敦弥ってば、何するのよ!?」

「蹴られたから蹴り返しただけだよ」

 ホットパンツ姿の敦弥はすっきりとした逆三角形の股間を強調するように仁王立ちしている。身体も声も完全に女の子で、Sっ気に目覚めてしまった少女であった。

「女の子に暴力を振るって最低じゃないの!」

「今、結衣は男なんだらいいだろ♪」

「そう言う問題じゃないわよ!」

 雪菜と嘉穂が敦弥に立ち向かう。雪菜は活発なスポーツ少女だし、嘉穂は柔道の心得がある。しかも、今、2人とも男子になっており、身体能力は大幅に高まっている。協力すれば、敦弥などすぐに倒せると思った。

 しかし、2人とも肝心なことを忘れていた。今日、自分たちはいつもよりも急所が1つ多いのである。しかも、その急所は絶対的な物だった。

 雪菜が敦弥に殴りかかると、敦弥はすぐに避けて、逆に雪菜の股間に手刀を当てた。キンタマに空手チョップされるわけだから、雪菜には地獄の苦しみが待っている。

「ぐっ・・・」

 キンタマがひしゃげるような衝撃を受けた後、雪菜は動きが止まった。振り上げた拳を敦弥の顔面に当てれば相当なダメージになるはずだった。しかし、なぜか身体が動かない。5秒ほど遅れて本格的な痛みがやってくる。

「ひぃ!?」

「どうしたんだよ?痛いのか?(笑)」

 普段、合気道の練習でも金的攻撃を多用しているだけあって、敦弥の攻撃は的確だった。雪菜にとってはファーストインパクトで衝撃的だった。日常生活の中で、同じテニス部の男子を相手にお遊びのつもりで、電気あんまや金蹴りをしてきたが、ここまで痛いとは思ってもみなかった。男の身体になって与えられた、厚い胸板も筋肉もキンタマから来る痛みには無力だった。両手で股間を押さえて、キンタマのことしか考えられなくなる。結衣への友情や女の子(現:男の子)に暴力を振るった敦弥への怒りなど考える余裕もない重苦しい痛みなのである。

「マジで鬼に金棒だな」

 女の子の身体になっている敦弥は完全に他人事で、キンタマから湧き出す痛みに苦闘している雪菜のことを見下している。そっと右手で自身の股間を触り、何も付いていないことを確認した。いつもは常に股間の守りが必要だが、今日はそんなことを心配する必要はない。出産のために重要な部位だから、女子の股間は構造的に何重にも守られている。男子高校生が蹴ったところで何のダメージにもならない。

「あとで、覚えていなさいよ・・・」

 調子に乗っている敦弥を睨むように雪菜が言う。その言葉の意味を敦弥が知るのは2日後である。

 一方、嘉穂は掴みかかって、柔道の技を敦弥に決めようとする。合気道ほどではないが、柔道では男女関係なく、攻撃パターンを習得してきたので、敦弥の動きを封じるくらいはできると思った。

 しかし、嘉穂は今、自分が男の子になっており、股間にキンタマがぶら下がっていることを失念していた。

 敦弥はその弱点を衝き、嘉穂に膝金蹴りを決めた。それも衝撃が直に伝わるように、キンタマを真下から突き上げた。これにより、キンタマは逃げ場所がなくなりプッシュされる。しかも、副睾丸まで圧迫される。

 副睾丸には金玉本体以上に痛感神経が集中している。まさに急所中の急所である。一瞬で相手の戦意を削ぐことができ、少林寺や合気道では副睾丸への攻撃が奨励されている。無駄な抵抗を即時に排除できるため、女子にとっては便利だが、人体の急所を悪用される男子にとってはたまったものではない。副睾丸からは激痛が伝わり、脳からはうずくまれ!と命令が出る。どんなに鍛え抜かれた男子でも生殖機能喪失の激痛と脳から来る至上命令には逆らうことができないのだから。

「キンタマ、痛い!キンタマ、痛い!」

 嘉穂は情けないこと叫びながら、泣きわめく。女の子が泣けば、同情を買うような声になっていただろうが、今、嘉穂は男の子だし、声が裏返っても低い声しか出せなかった。

「どうしたんだよ?いつもは『男なんだから少しくらいキンタマ蹴られても我慢しなさい』と言っていただろう?(笑)」

 実際、嘉穂は急所訓練と称して、男子の股間を握って遊んでいた。もちろん、柔道でキンタマ握りは反則だし、実際の試合でも使えないのだが、痛みに慣れる練習として、日常的に柔道部の男子部員に行っていた。

「これくらい、何でもないわよ・・・」

 元々、男勝りな性格である嘉穂はつい強がってしまう。

「これはどうかな?」

 敦弥は嘉穂の股間に手を伸ばすと、足と足にぶら下がっているキンタマを握り締める。

「ふああ!?」

 嘉穂はパニック状態で声を挙げる。いつもは女の子である嘉穂にキンタマを握られた経験などあるわけがない。むしろ、男子たちの股間をニギニギして遊んだりしてきた。それを逆にやられる立場に立たされているのである。

 下半身から来る痛みに襲われながらも、いつもの習慣で嘉穂も敦弥の股間を握り返すが、掴むところがない。キンタマは神様が男の子だけに与えた弱点なのである。しかも、骨や筋肉でも守られていないし、トレーニングしたからと言って強くなることもない。そんなところに生殖に必要な精液や男性ホルモンを保管しているのだから、欠陥としか言いようがない。

 見た目は、嘉穂(現:男子)と敦弥(現:女子)で対等に股間を握り合っているが、実際は嘉穂が圧倒的に不利だった。いつも行っている金的攻撃が相手には全く通用しないし、逆に自分が未知数の金的攻撃を受ける番になってしまった。今まで、男子は体力があるんだからキンタマが付いていてちょうどいいハンデだと思っていたが、キンタマはハンデ以上の弱点だと実感させられた。

『神様、助けて下さい・・・。私、男子にひどいことして来ましたが、今度からは急所なんて狙わないので許して下さい・・・』

 嘉穂は懺悔しながら神様に祈りを捧げるが、いつ果てるかも知れない絶望的な痛みと何とも言えない吐き気がこみ上げてくるだけであった。祈りが通じないことを悟ると、嘉穂は逆に神様と敦弥のことを恨んだ。今まで、自身が男子にやって来たことを棚に上げて、『男に生まれてきたことを後悔させてやる!』と決意した。

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女の子(男)が男(女)に無理矢理勃起させられるとかも見たいです

強気な女子が金的悶絶するのはとてもいいですね。強制射。精も期待しています。

性転換状態での強制射。精見てみたいです!

男に戻った後

合宿が終わった後、敦弥がどんな復讐を受けるか、めちゃ楽しみです。他の男子も参加したらもっと楽しいと思います。

続きが気になります(^-^)v♪

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